コンニチハ!
バス釣り大学のYoU太郎です。
以前、春のスポーニング期は巻き物が良いという記事を書きました。
そのタイミングでの三種の神器というと以下の物が上げられます。
ポイント
- スピナーベイト
- ジャークベイト
- クランクベイト
しかし、冷静になって考えると、当時の記事はプリスポーン攻略の為の三種の神器として紹介しており、今回はGW(ゴールデンウィーク)期に有効なルアーの記事です。
当然、GWともなると季節は進行していくわけで、時期的に他のルアーの方が有効になりやすいですよ!というのが今回の記事の内容になります。
GWのバスの状況を理解し、その状態に合わせたルアー選択ができるとバス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです。
【記事の内容】
GWのバス釣り三種の神器
結論から申し上げます。
GWに非常に有効かつストロングなルアー。
すなわち
ポイント
- ワッキーリグ
- ダウンショットリグ
- ネコリグ
極めてフィネスでライトリグなこの3つになります。
この時期のバスを確実に獲る!となると、こういったライトリグが非常にストロングパターンとして有効になってくると実体験から感じております。
GWのバスの状況
GWというと一般的には4月末~5月上旬です。
そのころのバスの状態というと、スポーニング真っ盛り~スポーニング終了後というのがボクの考えです。
当然ですが地域によってこの感覚は様々だと思います。
暖かい気候の年であればまた少し感覚はズレますし、フィールドがある地域でも千差万別だと思っていますが、多くの日本のフィールドではスポーニングの最盛期を迎えるのがこのくらいの時期だという事です。
つまり、様々なバスが入り混じる難解な時期でもあります。
これから卵を産もうとしている
注意
- 産み終わった直後
- 産んで落ち着いてる
- 次の出産に向けて準備している
- 卵を守ってる
- フライを守ってる
こんなバス達が入り混じっている状態です。
春のブラックバスの行動学の知識は必須です。
まず楽しいGWを攻略する上での大前提として、バスが現在どの状態にあるのか理解していないと、いくら三種の神機の使い方が上手でも全く意味を成しませんからね…。
GWのバスの状態
さて、ここからはこのようなバスの状態をどうやって三種の神器を使用して攻略していくのかを解説していきます。
比率としては、生み終わった直後~産んで落ち着いているバスが最も多いんじゃないでしょうか…
その次に、これから産もうとしていたり、もう一度産卵しようと準備しているバスもいるかとおもいます。
こういったバスを狙うときに三種の神器の真価が発揮されます。
どういうことかというと、このようなスポーニングに支配されているバスの状況は人間と一緒で著しく運動量が下がります。
つまり、こんな状況…
注意
- 追わない
- 沈まない
- 速く動けない
こういう状態のバスに対して口に入れやすいルアーをバスに体力を使わせないように食べてもらうことで何とかバイトを引き出そうという事です。
5月と言ってもまだまだ朝晩は寒かったりしますので、水温変動も大きいです。
なるべく体力を使わずに捕食したいし、水温が低いボトム付近を嫌います。
なるべく温まりやすい場所や水深を求めているということを考えると、やはりライトリグが強い!ということになります。
三種の神器運用法
こういったスポーニング最盛期~後半にかけての攻略は、ライトリグが猛威を振るいます。
さてGWではどのように運用していくべきか?
ボクは1年間バカみたいにライトリグしか使わない年を設け、徹底的にライトリグを使い込んだ時期があります。
その経験を踏まえ、三種の神器運用法を解説していきます。
三種の神器:その1
ワッキーリグはこの季節のオールラウンダーとなります。
正直、ズルいリグです。
ノーシンカーでフワフワとゆっくりと艶めかしくフォールで魅せることができますし、ジグヘッドワッキーで少し深い水深まで落とし込むこともできます。
サイトでも大活躍ですし…
あまり広範囲を探るようなリグではないものの、ウエイトの調整によって表層~ボトムまでをゆっくりした誘いで探っていくことができます。
中層をゆっくり探ることができるため、若干浮いているメスを選んで獲っていきやすいリグです。
層かと思えばボトムを取ってオスを狙っても行けるリグなので、この時期にオカッパリバッグにジグヘッドが入ってないと絶望するといっても過言ではありません…
三種の神器:その2
ダウンショットリグで狙うのはフラフラと泳いでいる移動中のバスです。
この時期にフラフラ移動しているバスはポスト~アフターの状態で、これから回復したいけど…といった具合で非常に動きが遅い場合が多いため、『線と点』の両方で狙うような使い方をします。
バスが居そうなラインをゆっくりジワジワとズル引きするか、バスが身を寄せる縦に伸びた障害物に対して落とし込んでいく2パターンが有効です。
どちらもバスは深い水深には行きたがらないことが多いため、バスの目線より高い位置にワームが来るようにリーダーの長さを調節してあげましょう。
三種の神器:その3
ネコリグはボク的にはオス狙いのリグになります。
基本的にボトムに執着しているオスを探し、次の手に繋げるリグです。
オスの居場所を探すことができればその周辺にメスが居るはずですので、別の探し方にシフトするように使います。
フォールが速いけど、アクション時には水を強く動かすのでボトム近辺をサーチするのに適したリグです。
千手観音の奥の手
ボクの感じていることではあるのですが、フィールドによって小さな虫系のトップウォーター及び沈む虫系ルアーが威力を発揮することがあります。
産卵後に岸際のカバーなどに身を潜めているバスに対してアプローチします。
逆に言うと、身をひそめるカバーが無いと少し難しい…
そこが三種の神機に含まれない理由です。
こういったバスは、体力を使わずに昆虫やカエルなんかを食べている時期でもあるし、そういった生物が岸際を賑わす時期でもあります。
そんなバスに対して小型の虫系ルアーはトップorシンキング問わずベラボウに効果的なので、ボックスにコッソリ忍ばせておくことをお勧めします。
まとめ
全てのバスが同じペースで産卵~回復していくわけではありませんし、オスとメスとで全く別の動きをするのもこの季節の特徴です。
フィールドによってGWがアフターと考えるのは少し危険ではあるかと思いますが、しっかり水温を図って状況を把握しながら釣りをすることで、り論理的にバスを追い求めることができるんじゃないかと思います。
季節に合った釣り方ってやっぱり大切だと思います。
是非、バンバン釣って楽しいGWをお過ごしください!
(2020年はコロナの為自粛ムードですね。責任を持った行動を心掛けましょう。)
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ではではー