いつもスモラバのウエイト選びでお悩みではありませんか?
実は、適切なウエイトを選んであげると、スモラバの使用感が圧倒的に高まり、釣果が激増します。
ボク自身ウエイトの使い分けなんかテキトーでしたが、少し意識するだけでスモラバがバカみたいに釣れるルアーになりました。
この記事では、ベイトフィネスとスピニングで使い分けるべきスモラバのウエイトについてそれぞれご提案し、細かなウエイトの使い分け方をご紹介します。
記事の内容を実践すると、あなたはスモラバのウエイト選びに迷うことはなくなり、圧倒的に釣果がブチ上がることになります。
ぶっちゃけスモラバのウエイトを使い分けることができると、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです!
【記事の内容】
バス釣り大学掲示板【X】のお知らせ!
本ブログを読みに来てくださり、誠にありがとうございます。
バス釣り大学ではX(旧Twitter)でも情報発信をしております。
実は、Xのフォロワー様だけしか発信していない革新的なバス釣りノウハウや、フレッシュな最新情報をお届けしています!!
- X:最新情報
- ブログ:深堀情報
平日は毎日更新しているので、ブログよりも圧倒的に早く最新情報をお届けできます。
ボクのXアカウントをフォローしてくださっているフォロワーさんだけのお得なキャンペーンも実施してます!
掲示板
YoU太郎アカウントのフォローはコチラです!
それでは引き続き、ブログ本記事をお楽しみ下さい!
スモラバのウエイト選びは超重要
スモラバの使用用途及び、状況ごとにウエイトを選ぶことは極めて重要なことだと言えます。
あまりにも重たいウエイトを使ってしまうと、動きが堅くなってしまい釣れなくなるばかりか、根掛かり多発で釣りにならなくなります。
だからといって軽すぎると『自分が何やってるか分かりにくい』といった具合で、操作感が掴みにくく狙ったポイントを通しにくくなります。
適度にボトムの凹凸を拾えるような操作感がありつつ、根掛かりしにくい程度の重さを選ぶことが、スモラバを使いこなすための第一歩だと思います。
ウエイト選びが重要な理由
ウエイト選びが重要なのは、上の項を読んでいただいたらサクッと理解していただけると思います。
スモラバは様々なタックルで使用する状況が考えられます。
- スピニング
- ベイトフィネス
- カバーベイトフィネス
- パワーフィネス
大きく分けると、スモラバは上記の4タイプのタックルで使用されることが多いかと思いますので、本項ではそれぞれスモラバの用途について掘り下げていきます。
スピニング
通常のUL〜Lクラスのスピニングタックルで使われるスモラバは、スイミングやボトムのズル引き、シェイクなどを織り交ぜたゆっくりした釣りがメインになります。
ロッドが背負えるウエイトに上限があるのであまり重たいウエイトは扱えません。
スイミング主体で使う場合は、出来るだけ軽いウエイトから使い、深い泳層では重たくしていきます。
また、ズル引き主体ではボトムが取れるウエイトを基準に水深や、流れの強さなどでウエイトを調整します。
いずれも、ボトムを取ったり、狙った水深で泳がせるために操作性重視でウエイトを選んでいくと良いと思います。
スモラバはスピニングで使うことが、今も昔も主流だと思います。
ベイトフィネス
スピニングと似た用途だけど、ラインを1ランク太くしたい場合に使われるのがベイトフィネスタックルです。
どんな状況でベイトフィネスを選ぶのか?
- 根掛かり多発エリア
- ラインを切られる心配有
まぁ、ラインを太くしたいときにベイトフィネスを選ぶってことです。
そのため、スピニングでは4lb程度で使っていたところを、6lb以上の太さのラインを使用することになります。
ラインが太くなると、ラインが水圧を受けて同じウエイトでも操作性がボヤけてしまうのです。
また、スピニングよりもロッドが強くなってしまう傾向があるため、用途は同じでも1ランク重たいウエイトを選ぶと良いと思います。
カバーベイトフィネス
葦のようなカバーを広範囲で撃っていくような釣りでは、テキサスロッド程度の強いロッドにベイトフィネスリールのような高性能リールを組み合わせたタックルでスモラバを使っていきます。
こういった用途の場合、まず優先するべきは“カバーに入るかどうか?”です。
軽いウエイトの方が、フワフワして喰わせる力が強い反面、葦が折り重なってごちゃごちゃしている場所にスルッと入り込まなければ、そもそも釣りが成立しません。
また、下記のパワーフィネスでも言えますが、撃ったスモラバを葦や枝に吊るして誘う方法もありますので、水中の吊るした状態での姿勢にこだわる必要もある場合があります。
ウエイトに関しては、確実にカバーに入るウエイトを選ぶと良いと思います。
パワーフィネス
パワーフィネスは、カバーベイトフィネスと同様に、スモラバでカバーを撃っていくスタイルです。
そのため、選ぶべきウエイトはカバーベイトフィネス同様の考えで良いと思います。
ただし、PEラインを使って“より濃いカバー”に撃ち込んでいくことを考えると、1ランク重たいウエイトをメインに考えることになります。
また、撃ち込むカバーが濃いほど、ウエイトだけでなくフックも強いものを選ぶ必要があります。
こういった極めて尖った使用条件では、専用のスモラバが市販されてるので、その中でカバーを突き破ることができるウエイトを選ぶと良いと思います。
スモラバのタックル別使用例
さっそく具体的にタックルで使い分けるスモラバのウエイトについて整理します。
上項で触れた、タックル別の運用法でメインとなるウエイトの使い分けについて掘り下げていきます。
この記事を読んでいる多くの方々に向けて、“基準値”をあげているに過ぎませんし、タックルが変われば扱いやすいウエイトも変わります。
記事を読んだ後、最終的にどのウエイトが使いやすいか、あなた自身で最終的には答え合わせを現場でしてみてください。
とはいえ、1つのウエイトで全てが完結するわけではなく、スモラバというリグの性質上、複数のウエイトを現場の状況に合わせて使い分ける必要がありますので、2〜3種類のウエイトを揃えておくと様々な状況で対応することができます。
逆に、複数のウエイトを揃えるだけで、様々な状況に対応できるところが、スモラバの良いところと言えます。
スピニング
スピニングタックルで使うべきスモラバのウエイトは…
- 0.9g
- 1.3g
- 1.8g
- 2.3g
- 2.7g
結構多いと思われるかもしれません。
深くなればなるほど、ラインが水の抵抗を受けて操作性が悪くなり、ボトムをとりにくくなるからこんなに使い分けなければならなくなります。
ただし、普通に5mくらいまでのシャロー〜ミッドレンジまでの水深だったら1.8gくらいまで持っていれば十分です。
2.3〜2.7gという、スモラバにしては重いウエイトは水深5mを超えるディープエリアで使いたいウエイトになります。
多くの場合、ラバーの抵抗によってフォールスピードが遅いスモラバをディープで使うことってあまりないので、特殊な使い方になるかと思います。
ベイトフィネス
ベイトフィネスタックルで使うべきスモラバのウエイトは…
- 1.8g
- 2.3g
- 2.7g
- 3.5g
ベイトフィネスタックルでは、スピニングタックルと比較してラインが1ランク〜2ランク太くなり、ロッド若干しっかりとしたテイストになることが多いため、少し重ためのウエイトになります。
次項で詳し目にお話ししますが、合わせるトレーラーも0.5〜1in程度大きくすることで、正確なキャストも決めやすくなるかと思います。
基本的にリールがラインスラッグを出しにくい構造かつ、ラインも太いものを使わなければならないため、ディープエリアで使うことはほぼなく、基本的にシャロー特化型になると思います。
切られないラインの太さ、から逆算してメインで使うウエイトを決めてみてください!
カバーベイトフィネス
カバーベイトフィネスタックルで使うべきスモラバのウエイトは…
- 2.3g
- 2.7g
- 3.5g
- 4.0g
カバーでスモラバを使うので、撃ち込むカバーに入り込むウエイトを基準に選びます。
また、ヘッド形状やラインアイの角度にも注意が必要です。
通常のベイトフィネスよりもさらに太い、フロロ16lbクラスのラインまで使うことを考えなければならないので、扱うウエイトはさらに重たくなります。
- カバーに入れること
- カバーから抜けること
- 掛けて取り込めること
この3点に注意してウエイトを選んであげてください!
パワーフィネス
パワーフィネスタックルで使うべきスモラバのウエイトは…
- 2.3
- 2.7
- 3.5
- 4.0
- 5.5
カバーベイトフィネス同様に、撃ち込むカバーに入るウエイトを選ぶことが基本になります。
ただ、パワーフィネスの利点として、超軽量ウエイトも投げられなくないので、軽いウエイトも扱えなくないということです。
パワーフィネスって、MH〜Hロッドでカチコチのカバー撃ち込み型と、ML〜Mロッドでフワッと吊るす2タイプに分別されます。
撃ち込めば食べる状況であれば、撃ち込んだカバーに入り込むことを優先して考ることが重要です。
また、撃ち込んだ後に誘わなければならないのなら、ウエイトも軽くして“フワ感”を演出してあげた方がよろしいかと思います。
初心者が買うべきオススメのウエイト
本項では、スモラバのウエイト選択で悩んでいる方に向けて、『まず揃えるべきウエイト』について掘り下げていきます。
ウエイト選択のコツ
- ボトムを取れないと無意味
- 流れの強さで使い分ける
- 水深で使い分ける
- 水の色で使い分ける
- ウエイトだけに頼らない
この5つの要素を踏まえて、あなたがまず選ぶべきウエイトについて結論を出していきたいと思います!
ボトムを取れる重さ
まず、スモラバはボトムが取れるウエイトを基準に選ぶと良いと思います。
特にスピニングタックルや、通常のベイトフィネスタックルで使うスモラバは、フォールだけでなくズル引きやハングオフなんかのテクニックを駆使してバスを誘うことができるので、ボトムの起伏がわからないとそもそもスモラバの威力が半減してしまいます。
カバーに撃ち込む専用、吊るして誘う専用、スイミング専用でない限り、まずはボトムが取れるウエイトを基準に選んであげると良いと思います。
まずは、あなた自身が使う用途に合わせて“基準となるウエイト”を決めてメインに使い、状況次第で微調整するような運用をすると良いと思います。
本項では、微調整の方法をご提案し、次項で具体的な基準のウエイトについてご紹介します。
流れの速さで使い分ける
流れが速くなれば、スモラバも流れに乗ってコロコロ転がっていってしまいます。
特に河川なんかでは、同じウエイトでも流れの速さが異なればボトムが取れたり取れなかったり…最悪は根掛かり多発で釣りにならなくなったりします。
- 流れ速い=重く
- 流れ遅い=軽く
こんな風に考えて、ウエイトを使い分けてあげると流れの中での釣りが圧倒的に上達していくはずです。
自分自身で“基準となるウエイト”を決めてあげて、『今日は流れが速いから1つ重たい方を使おう』みたいな感じでウエイト選択をしていけば良いと思います!
水深で使い分ける
流れと同様に、水深が変わるとボトムの取りやすさも変わります。
深くなればなるほど、ラインが受ける水の抵抗によって操作感が損なわれて、ボトムも取りにくくなります。
- 深くなる=重く
- 浅くなる=軽く
こんな風に考えて、ウエイトを使い分けると、増減水する野池やリザーバーでの釣りが圧倒的に上達していくはずです。
大雨の後や、明らかに減水してる時なんかは“基準のウエイト”から水深に合わせてウエイト選択に注意すると良いと思います。
水の色で使い分ける
濁ったら、バスから発見されやすいように軽いウエイトでゆっくり動かしてあげると良い場合があります。
逆に透明度が高ければ、重たいウエイトで緩急のついたアクションでないと見切られてしまう場合もあります。
この辺りの使い分けになると、かなりスモラバを使い込んで経験値を上げていかないと判断が難しいのですが、ウエイトによって誘い方を変えられることができるって知っていると、あなたの釣りの引き出しが増えるかと思います。
- 軽い=ゆっくりフワフワ
- 重い=速くカクカク
アクションの質が、ウエイトの重量で変わります。
合わせるトレーラーと総合的に考えて使い分けるようになると、あなたはスモラバ上級者です。
ウエイトだけに頼らない
“水の色で使い分ける”項でも少し触れましたが、ウエイトだけでなく組み合わせるトレーラーワームによってもスモラバの性質は大きく変わります。
ウエイトだけでなくトレーラーにするワームによって、スモラバの性格が大きく変わりますので、最強のトレーラーを探すのではなく、“あなたにとって最高のトレーラー”を探すことをオススメします?
あなたが買うべきウエイト
さて、長々とお話ししてしまいました。
では結局、あなたが買うべきウエイトは何gなのか?
結論を出していきたいと思います。
オススメ
- スピニング=1.3g
- ベイトフィネス=2.3g
- カバーベイトフィネス=2.7g
- パワーフィネス=4.0g
ボクは使用用途ごとに上記の基準ウエイトを元に、釣り場で微調整します。
この辺りのウエイトを基準に考えて、様々な状況に対応できるようにするために、前後1〜2種類程度揃えておくことをお勧めします。
一度釣り場で扱いやすいウエイトを確認してしまえば、後は悩む必要がなくなると思うので、この記事に書かれていることを実践して使い分けの精度を練度を高めていただけたら幸いです。
まとめ
スモラバのタックル別ウエイトについてまとめます。
ポイント
- 基準のウエイトを決める
- ボトムを取れる事が重要
- 水深で使い分ける
- 流れの速さで使い分ける
- 水の色で使い分ける
- 数タイプ揃えておく
たかが0.5g程度の違いですが、使用感としては雲泥の差が生まれます。
ほんのちょっとの違いに見えますが、こういったこまめな微調整の積み重ねが圧倒的な釣果の差になるので、ナメないほうが良いと思いますよ(*'▽'*)
さらに、スモラバだけでなくダウンショットやネコリグ、ワッキーリグなどのライトリグも状況ごとに使い分けることで、あなたの釣りに隙がなくなります。
ボクが竿を初めて持つ初心者の友人に、初日から必ずバスを釣らせるために密かに教えてる内容です!
大学研究室からのお知らせ…
最後まで読んで下さったバス釣りに対して意識の高いあなただけに、重要なお知らせがあります。
実は、当ブログ以外に“バス釣り大学の研究室”というサイトを運営しております。
バス釣り大学というブログでは、バス釣りのノウハウやタックルのインプレッションについて情報を無料公開しておりますが、バス釣り大学の研究室では当ブログでは書けないバス釣りの『核』となる部分を記事にしています。
『コッソリ読んで、誰にも教えたくないバス釣りの強化書』を目指して更新していますので、ぜひコチラもご一読いただけると幸甚です。
ではではー