自分のスモラバでは釣れず、友人や周りの釣り人のスモラバには釣れるのは何故か?
あなた自身のスモラバの釣果について少しお悩みではありませんか?
実は、スモラバに詰まっている“釣れる理由”を知っておくことで、あなたのスモラバは圧倒的に釣れるようになります。
なぜならボク自身、スモラバの釣れる理由について少しずつ気付いていくと、少しずつ着実にスモラバでの釣果が伸びました。
本記事ではスモラバのつれるポイントについて5つご紹介し、ボクが散々使い比べて厳選した、“あなたにオススメ”のスモラバを3つご提案させていただきます…
記事を読み終えると、スモラバのことを信じて使えるようになり、今後は自信を持ってスモラバを投げることができるようになります…
スモラバが釣れる理由を学ぶと、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです!
【記事の内容】
バス釣り大学って何ですか?
バス釣り大学とは、バス釣り初心者のお悩みをサクッと解決して、どんどんバス釣りの難易度をさげていくための情報発信ブログです。
ボク自身が初心者のころに悩んだことや、ボクの友人にバス釣りを教えているときに感じた“初心者ならではの悩み”について徹底的に解決へ導くブログを目指しております。
バス釣り初心者がブチ当たり、一人では解決できない悩みをひとつひとつ解決していき、当ブログを読んで下さっている読者さまが『そこそこデカいバスを他の人よりたくさん釣る!』ようになるために、初心者向けの広くて浅い情報だけでなく、初心者から上級者へステップアップするための濃ゆいテクニックや道具の扱い方についてボクの経験や釣りの中での検証を元に記事にしております。
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それでは、下記の項から記事の本題に入ります。
スモラバの概要
スモラバがどんなものなのか知らないとお話になりませんので、サクッとスモラバの概要についてお話しします。
スモラバっていうのはスモールラバージグのことで、小さなラバージグのことを指します。
ジグヘッド状の針(フック)に、ラバーと呼ばれるシリコン製の毛が巻かれているルアーです。
写真では見にくいですが、ガードというものが針先に障害物が引っ掛からないようにするためのパーツが付いているものが多く、デッキブラシのブラシ部分のようなものや、ギターの弦のようなワイヤータイプのものが1本~複数本植えられてます。
ガードによって、根掛かり率がググっと減りますが、4本も5本も植えられていると、使用するる竿もそれなりに硬くてパワーのあるタイプのものでないとバスの口もスルリと躱してしまうので注意です。
実は、村上晴彦プロがダウンショットやネコリグと共に考案したルアーなんです。
写真のように、針にワームをセットして使うことが殆どです。
このようにワームをセットして使うことを、トレーラーと呼びます。
マニアックな方は、自分でラバーを好みの本数に巻いて自作したりします。
あえてワームをセットしないで使う方法もありますが、トレーラーワームをセットするのが王道です。
今から約10年ちょい前に、ベイトフィネスというジャンルの釣りが流行ったタイミングで、当時ジャクソンにいた江口俊介プロを初め、多くのトーナメンターががトーナメントで活躍したことで日本中に広まったという印象があります。
それまでこのような小さなラバージグは、主にトーナメントでこっそり使われていたし、そうやって“トーナメンターが使うもの”という認識があったようで、あまり一般の釣り人には広まっていませんでした。
スモラバの定義
そこから少し重くなると『ライトラバージグ』なんて呼び分けてる人もいます。
さらに昔ながらの通常サイズのことは、普通に『ラバージグ』と呼んだり、『“フルサイズ”のラバージグ』とわかりやすく呼んだりします。
人によって感覚的な部分があるので、当ブログではこれらのラバージグをウエイトごとに呼び分けることにします。
- 0.9g以下〜3.5g=スモラバ
- 4.5g〜5.5g=ライトラバージグ
- 7.0g〜24.0g=ラバージグ
- 28g以上=パンチングジグ
まぁ、人それぞれ呼び分けの基準みたいなものがあるとは思いますが、当ブログではわかりやすくザックリとウエイトごとに分けていきたいと思います。
厳密にいうと、ウエイト的にはライトラバージグだけど、使い方がスモラバなら『スモラバ』と呼んだりしますが、あまり細かいことを気にするよりも、沢山使ってバスを釣った方が幸せにれると思います。
スモラバが釣れる理由
スモラバが釣れる理由について5つご紹介します。
- 小さなシルエット
- エビや虫に似ている
- 小魚にも似せられる
- 浅〜深場まで使用可
- ボトムを取りやすい
スモラバが釣れる理由には、これら5つの要素が密接に関係しています。
これらについて、本項ではもう少し掘り下げてお話ししていきます。
小さなシルエット
そもそもライトリグに属されるこのリグはこんぱくとなシルエットで、喰わせる力と“偽物”だとジャッジさせない力がめちゃくちゃ強いルアーです。
それにプラスして、組合わせるトレーラーワーム次第で、スイミングさせる横の釣り〜一点シェイクのような点の釣りまで、幅広く使えます。
トレーラー次第で大きなシルエットにも見せる事ができるので、使い手次第で様々なエサをイミデートさせることができるのです。
よく、スピニングでスモラバなんて『セコイ』という人がいますが、実際問題多くのバスは小さなシルエットのエサを捕食して生活しているので、状況に応じてスモラバのようなルアーを選択することは“賢い選択”だと思います。
エビや虫に似ている
ラバーによって、水に馴染むようにフワーッと優しいフォールをします。
さらに、フォール中やボトムでズル引きしている時、なんならボトムに置いておくだけで、ラバーが水流を受けてピリピリユラユラバスを誘います。
多くのスモラバは、長短様々な長さのラバーがミックスされて巻かれてます。
短いラバーはピリピリ細かく動いてエビや昆虫の足を表現し、長いラバーは触角のような揺らめきを演出しています。
そこに、エビや虫のようなワームをトレーラーに組合せることによって、甲殻類全般や水生昆虫を喰べてるバスを“簡単に”騙すことが可能となります。
小魚にも似せられる
エビや虫に似たルアーでもありますが、シャッドテールワームやスティックワームをトレーラーとして組合せることで、小魚を食べたいバスを誘うことも可能です。
ボトムまで着底させず、フワフワとゆっくりミドストをやるように、ロッドワークで引いてきてあげることで小魚を演出します。
そのままボトムをズル引きしてあげれば、ヨシノボリやハゼのような水底で生活する小魚にも擬態します。
釣り人次第でいろいろ使えつつ、コンパクトなシルエットで騙しやすいというのがマジで『スモラバが釣れる』要素だと思います。
ボトムを取りやすい
スモラバはウエイトがヘッド部に集中しています。
そういうルアーというのは総じてボトムを取りやすいのです。
つまり、手元にボトムのコツコツ感が伝わってきやすいということ。
ボトムの質感を感じながらズル引きすることで、ハードボトムなような“バスが好む地形”を、釣りをしながら探すことが可能です。
釣りをしながら釣れる場所を探し出すことができるので、超効率良く釣っていくことができます。
たとえオカッパリだったとしても、最新型のGPS魚探で釣りをしているような効率ですよ!笑
浅〜深場まで使用可
表層〜10m近くのディープまで、オールレンジ対応型のルアーです。
さすがに5mを超えて10mまでくるとスモラバのウエイトを重くしたり、早く沈めたいからラバーを少なく間引いて水の抵抗を減らし、フォールスピードを上げてあげるなどの工夫が必要になりますが…
とにかくオカッパリで届くレンジはほぼ対応でき、ボートからでも非常に多くのレンジをスモラバというルアーだけで釣ることができると思います。
徹底比較したオススメのスモラバ
ボクは市販のスモラバをかなりの数試しました。
10年以上前からです。
- 自分で自作して、どんなスモラバがよく釣れるのか?
- 初めて釣りをする友人に使ってもらっても釣れるのか?
めちゃくちゃ試しました。
注意ポイント
- ラバーの本数と張り
- ヘッドの形状とアイの角度
- フックの品質と耐久性
このようなスモラバを選ぶ上で重要な上記の基礎性能3つについて、徹底的に比較しました。
下記の3つのスモラバは、基礎性能が高く“間違いないスモラバ”でありますが、それぞれ優れた特徴があるのでご紹介します。
この中から、あなたの嗜好に合うものを選んだら、最高のスモラバライフを送ることができると思います。
C-4ジグ
エバーグリーンのC-4ジグは非常に基本性能の高いスモラバです。
このスモラバのオススメポイントは3つです。
- ラバーの質
- ヘッド形状
- ワームキーパー
まず、ラバーが細く張りがあり、毛量が多く設定されてます。
このため、釣り人が現場に合わせて調整しやすい設計になってます。
例えば、スイミングで使う場合や、普通にシャローでズル引きする場合はパッケージから開けた状態で使います。
応用として、流れが早い場所でスモラバが流されすぎてコントロールできないときや、5mを超えるようなディープにスモラバを落とし込んでボトムが取りにくい時なんかはラバーを数本〜25本くらいの本数をハサミで間引いてあげることで問題が解決します。
ヘッド形状に関しては、スモラバの理想的な形状となっており、昨今のスモラバのヘッド形状を大きく2つに分類すると、こういった三角型とフットボール型の2種類にの2タイプに分けられると考えております。
ボトムでしっかりフックポイントが上にくるような安定感がありつつ、アイの角度と相まってスリ抜け性能が高く根掛かりしにくく設計されています。
つまるところ、スモラバの王道的な使い方では、C-4jigのような形状が理想的です。
最後に最大のオススメポイントであるワームキーパー。
ワームキーパーは、ヘッドの付け根とワイヤーの二重構造になっています。
これによって、フックキーパーの根元までしっかりワームを差し込む時と、ワイヤーまで差し込む時とで、スモラバとトレーラーを組み合わせた状態のシルエットの大きさが異なります。
ワイヤーキーパーまでに止めることで、スモラバの重量感は同じでもシルエットを大きくすることができます。
釣り場であなた好みにセッティングできる幅が広いワームキーパーです。
こういった、釣り場で釣り人が調整できる幅が大きいところが他のスモラバには無い優秀なポイントだと思います。
釣り場で状況に合わせてスモラバを調整して使えるくらいスモラバが得意な人は絶対持っているジグです!
D-ジグ
D StyleのD-ジグも非常に完成度の高いスモラバです。
基本性能は間違いなく高いスモラバですが、D-ジグのオススメポイントを2つご紹介します。
- ラバーの質
- ワームキーパー
まず、先程のC-4ジグとは質の違うラバーで、少ししなやかで発色の淡いカラーが揃ってます。
ラバーもバサバサで少し長めのトリミングがされており、個人的にはクリアウォーターでのスイミングで最もリアルなスモラバだと感じました。
特にワームキーパーは太いモノフィラメント系のしなやかなワイヤー状のものがタイイングされています。
一見頼りなさそうに見えますが、ワームのホールド力は非常に高く、ヘッドと一体成形されているようなタイプと比較して、ワームの型崩れもしないのでめちゃくちゃオススメ!
さらにワーム禁止レイクでは、このタイイングをカッター等で切り取り、ワークワームなんかを刺し通しすることができます。
大きなワームキーパーがついていると、ポークワームをスモラバに取り付けるにはワームキーパーを破壊しなければなりません。
ヘッド一体型のワームキーパーは、破壊してしまうと重量が変化してしまうので、普段と同じ使用感でポークワームをスモラバのトレーラーとして使用する場合はD-ジグが圧倒的にオススメです。
と、言うか流通量も含めてコレ一択…
エグダマ TYPE極
レイドジャパンのエグダマシリーズにあるタイプ極も、上記の2つと同様に基本性能が非常に高いスモラバです。
オススメポイントは…ありません。
いや、完成度が高すぎかつ、スモラバの心臓部であるラバーが唯一無二の存在で、そこが最重要オススメポイントになります。
開発者の江口プロはスモラバ人気の火付け役でもあります
ヘッド形状、アイの角度、フック…こういった基本性能はしっかり抑えておりつつ、先端に向かうにつれて細くシャープになるテーパー付きのラバーが巻かれています。
タイプ極は、テーパーのついた張りのあるピンピンのラバーと、細くしなやかなラバーがミックスされており、それぞれ長さが不均一でボサっとしたシルエットをしてます。
そこがバスを騙すギミックで、バラバラのラバーが水中ではわずかな水流でも揺らめきます。
そのときに、ラバー一本一本が全く違った動きをするのでバスはスモラバが“偽物のエサ”だとジャッジできずに思わず吸い込んでしまうんです。
ぶっちゃけ、ボクはこのスモラバさえ持っていれば、スモラバが活躍するほとんどの状況に対応できると感じてます。
圧倒的な完成度で、“このスモラバ釣れるかな?”とモヤモヤすることなく、誰でも安心して投げられる超絶オススメのスモラバです。
まとめ
スモラバの基礎基本と、オススメのスモラバについてまとめます。
ポイント
- 小さなシルエット
- 0.9〜3.5gくらいがスモラバ
- 水質問わず使える
- エビ、虫に似ている
- 小魚にも似せられる
- トレーラー次第で何にでも化ける
- ライトリグの必需品
- スピニングでも扱いやすい
- よって初心者にオススメ
- とりあえずエグダマタイプ極が良
- とりあえず1.3〜1.8gがあれば良
現代では、スマホって生活の中で必要不可欠な存在です。
スマホと同様に、スモラバもライトリグの中で必要不可欠なリグです。
ぶっちゃけ、このリグさえあればほとんどの状況に対応できるだけの懐の深さと実釣性能を持っています。
とりあえず使わない手はないし、マジで良く釣れるので、ボクはまず初心者に使ってもらうリグでもあります。
実際に、ボクは友人のHoR太朗が初めて釣竿を持ったその日、ソッコーでバスを釣らせたときに使ってもらったのはスモラバです。
もし、バス釣りが難しいと感じていたら、とりあえずスモラバを使ってみることをオススメします。
そして、少しで良いので使い込んでみてください。
簡単に釣れる実釣性能とともに、確実にデカバスの口をこじ開けるだけの“力”を目の当たりにすることでしょう…
大学研究室からのお知らせ…
最後まで読んで下さったバス釣りに対して意識の高いあなただけに、重要なお知らせがあります。
実は、当ブログ以外に“バス釣り大学の研究室”というサイトを運営しております。
バス釣り大学というブログでは、バス釣りのノウハウやタックルのインプレッションについて情報を無料公開しておりますが、バス釣り大学の研究室では当ブログでは書けないバス釣りの『核』となる部分を記事にしています。
『コッソリ読んで、誰にも教えたくないバス釣りの強化書』を目指して更新していますので、ぜひコチラもご一読いただけると幸甚です。
ではではー