バス釣りマインド工学科

【実証済】川のスモールマウスバスの釣り方!絶対釣れる10個のポイント大公開!

2021.04.06 更新

川のスモールマウスバスを釣りたい。どうやったら釣れるの?
10年以上川のスモールマウスバスと対峙してきたバス釣り大学の理事長が、今までひた隠し手きた川のスモールマウスバスの攻略法をこっそり公開します。

コンニチハ!

バス釣り大学のYoU太郎です。

私は普段、手軽にバス釣りの練習のために川のスモールマウスバスを狙っています。

その他には河口湖でラージマウスバスを狙っているのですが、両方を狙っているうちにそれぞれ似てる部分もあれば違う部分もあるという事に気が付きました。

正直、ナチュラルレイクでラージマウスを狙うような感覚で釣っていけば釣れる。

うん…

たしかに普通に釣れるんですが、スモールマウスはスモールマウスとして別の考えでアプローチする事で劇的に釣果が伸びました。

もっと簡単になーんにも考えずに川でスモール釣りたいって方に向けた記事もありますので、こちらもどうぞ。

ぶっちゃけ、この記事を読んだら川のスモールマウスバスの難易度がガッツリ下がるのでオススメです。

少し長いかもしれませんが、そんなに浅い世界ではないので本気で川スモールに立ち向かいたい方のみお付き合い下さい!!

バス釣り大学掲示板【X】のお知らせ!

大学のお知らせ掲示板 X(旧Twitter)のお知らせです。

本ブログを読みに来てくださり、誠にありがとうございます。

バス釣り大学ではX(旧Twitter)でも情報発信をしております。

実は、Xのフォロワー様だけしか発信していない革新的なバス釣りノウハウや、フレッシュな最新情報をお届けしています!!

  • X:最新情報
  • ブログ:深堀情報

平日は毎日更新しているので、ブログよりも圧倒的に早く最新情報をお届けできます。

ボクのXアカウントをフォローしてくださっているフォロワーさんだけのお得なキャンペーンも実施してます!

掲示板

YoU太郎アカウントのフォローはコチラです!

それでは引き続き、ブログ本記事をお楽しみ下さい!

スモールマウスバスは流れが好きの嘘

別の記事で『スモールマウスバスは流れが好き』と書きました。

注意

あれは嘘です。

とまでは言いませんが、全てのスモールマウスバスが常に流れを追い求めているわけではありません。

『流れが好き』という言葉だけを信じて盲目になってしまうと、確実に釣果は下がります。

あくまでもラージマウスバスと比較して、『スモールマウスバスの方が流れに対して強いよ』という程度に考えて下さい。

完全にヤル気ムンムンで待ち伏せしてたりする場合は例外として、基本的にはあまりじっとしていないと思ってます。

そんな時は流れとよどみの境目にある身を隠せるような場所に身を隠してじっとしてます。

『流れが好き』といって、流心に向かってポチャポチャやってもなかなかバスの目の前にルアーをプレゼンテーションするのは難しいということです。

それよりも、周りより水深がある場所の上流側とか、流れが速いところからよどむ場所の境目に潜んでいる印象があります。

つまり、流れは好きだけど常に流れの中に身を置ける魚ではないということです。

その証拠にマグロみたいなハイスピードで回遊するのが得意な魚は尻尾が三日月型をしてますが、スモールマウスバスは瞬発力重視のうちわ型をしてます。

流れの中で生きるようならもう少し尻尾の真ん中が割れててもいいような気がしてます。

根本的な体の作りからして流れの中で生活するほど『流れLOVE』な魚ではないということです。

川スモールの狙い方

まず、川に降り立ったら、スモールマウスバスが付いていそうな場所を見つけるために少し川を観察してみるといいかまされません。

ついつい水辺に着いたらルアーをポチャポチャしたくなるところですが、ボクは行き慣れたスモールマウスリバーでも岸際に降り立ったら釣りをしたい気持ちを少しだけ我慢して川をよく観察します。

そして、目に見える様々な情報を精査してルアーを投入する場所を絞ります。

あくまでもラージと比べれば流れの中にいる確率は高いけども、餌を食おうとしてるやつというか、ルアーで釣りやすいやつはゆるいところにいるという風に考えていいのではないかと思います。

ポイント1:流心

まずは流れの芯を見つけます。どこが1番流れが強いのか?速いのか?そういうところは水深が深くなっており、ヤル気のあるスモールマウスは陣取ります。

見つけ方として、水の色が他の場所より暗く深緑のような色をしています。

そういう流心の中で、大きな岩や流木のような流れを遮るような場所などの影を好みます。

季節ごとにベストなルアーをチョイスしてあげると釣果が劇的に変わります。

ポイント2:影

影は本当に好きだと思います。

というか、太陽光が本当に嫌いです。

イメージとしては、街中でサングラス+レッグカバー+日傘+日焼け止め+ノースリーブみたいなお姉さんみたいな感じで、本当に日差しが嫌い

じゃ、うちの中に籠もってろよ!って言いたくなるくらい日差しから身を守るように日影の中に陣取ろうとします。

ポイント3:境い目

流心を見つけたら流心とそうでないところに流れの境目ができているはずです。

つまり、水流が速いところと浅いところで流れの中には乱れみたいなものが起こります。

どうやって見分けるかというと、水面のさざ波で確認します。

水面が静かな場所とサワサワしてる境目が流れの境目である場合が殆どなので、そういった場所をよく覚えておきましょう。

また、大きな岩が沈んでるところは水面がモワモワしてたりするのでその周辺が狙い目となります。

そういう流れの境目って、先程も言いましたが、大きな岩や地形の変化、流木、橋脚のような人工物などの障害物によって発生します。

また、川の合流点や流れ込みも流れの境目を発生しますので、見つけたらよく観察してみましょう。

こういう場所に陣取ってるバスもまた、ヤル気ムンムンである場合が多いです。

自分は流れの由来場所に身を隠して、速い流れに流されてくるようなベイトを狙っています。

ポイント4: 曲がり

河川の曲がりのことです。

こういった川が曲がっている場所には比較的変化が生まれやすく 、こういった地形の変化などもスモールマウスバスは 好みます。

小学生の理科の授業で習ったような記憶があるんですが、川の曲がりの外側は流速が速くなるので、流れによって深みが形成されやすく、ハードボトムが露出してたりします。

そういったカーブが絡む深みに岩盤などがあれば、岩盤の下側がえぐられてスモールマスバスが隠れることができたり、スモールマウスバスのエサになるようなベイトが流れついていたりします。

なので、スモールマウスバスは基本的に流れの外側の障害物に潜んでいることが多いです。

そして、カーブの内側は流れが緩く、砂や砂利でフラットが形成かれています。深い方に陣取り、上流から流れてくるベイトをカーブの内側へ追い詰めて捕食していることも多いので、立ち位置やアプローチを工夫してみるといい結果に繋がったりします。

ポイント5:深み

今度は流れから少し離れて深みを探します。

そのエリアで言うところの『ディープエリア』です。

ディープエリアって水深5mとかかなり深いことのことを言うんじゃないの?なんて質問が聞こえてきそうですが、河川になかなかそこまで深い場所って稀なんじゃないでしょうか?

そういう意味の『ディープ』ではなく、エリアの中で川の水深が深くなっている場所。

ポイント

淵なんて言ったりします。

そう言う場所は流木が流れついていたり、ハードボトムが露出していたり、流れが緩いこともあってバスが身を隠しつつ体力を消耗せず休むこともできます。

そう言う場所にはノーシンカーやスモラバのようなリグを上流側からドリフトさせていってあげると意外と簡単に釣れてしまうことが多いポイントです。

狙いのコツは、流木や岩が沈んでいるなら、そういった障害物の上流側と下流側。

あとは、深みの始まりと終わり。

そういう境目で、休みながらも目の前に転がってくるベイトは食べちゃう結構貪欲な魚ですね。

ポイント6: 水草

水草が生えてるということは砂地です。

そして水草が生えてるということは新鮮な水が絶えず流入してきているはずです。

夏前までの時期によっては、こういった場所が非常に有効になってきます。

水草が生い茂って密集してしまっては、あまりその中にスモールマウスバスが入ってしまう印象はありませんが、まばらに生えてる程度の場所はかなりスモールマウスバスを引き付けます。

ウィードレス性の高いオフセットフックのリーダーレスダウンショットみたいなリグで水草の隙間にスーッと入れてみてください。

ポイント7: 堰

堰のような流れを止めてしまう大きな人工物はスモールマウスバスを寄せる最大の要素だと思ってます。

堰といっても、堰の上流側は深いだけで流れの変化が少ないことが多いので、基本的には堰の下流側が狙い目です。

何もなくても、堰から流れる水流がヨレていたり、小魚が遡上できるような魚道があったりすると思います。

そういった変化を探ることが1番スモールマスバスに出会えるコツかなと思ってます。

変化が大きい場所は積極的にハードルアーを入れてみてもよいと思います。

ポイント8:オーバーハング

ラージマウスでも湖によっては成り立つパターンなのですが、木だけではなく草がオーバーハングしてるような茂みの岸際にいます。

そこそこ水深がある事が条件になってきますが、落ちてくる虫を日影の中で待ってたりしています。

ベイトフィネスやパワーフィネスで提灯釣りしてみたり、最近流行ってるシンキングタイプの虫系ワームが非常に効果的です。

ポイント9:街灯下

夜でも街頭の下なんかで虫を狙ってたりするので、少し短くバルキーな3インチくらいのクローワームにジグヘッドなんかつけてスイミングさせてみても良く釣れます。

(くれぐれも、夜釣りされる場合は明るいうちに下見するか、行き慣れた場所を選んで、事故のないよう気をつけてください。)

ポイント10:流木

流木が流れ着いていたりするとそこには水生昆虫が集まっていたり、流れ着いたりしています。

そういった虫もスモールマウスバスは捕食しますので、意外と侮れません。

小さなワームをノーシンカーでドリフトさせたり、引っかからないような工夫をしながら攻めてみてください。

また、バックスライド系ワームで流木に絡めながら沈めていくのも効果的で、当研究所のKaZ太郎部員はこういう釣りが上手です。

まとめ

川のスモールマウスバスを狙ううえで、YoU太郎が意識していることをまとめてみました。

ポイント

  1. 流心
  2. 流と流れの境目
  3. 川の曲がっている場所
  4. そのエリアで一番深い場所
  5. 水草のまばらな場所
  6. 堰など、人工物の下流側
  7. オーバーハング
  8. 街灯下
  9. 流木

あとは、どんな時期にどんなエサが豊富に出現するか?

エサが産卵するのはいつか?

いろいろ考えることはありますが、こういった基本的なことを丁寧にできると意外と簡単に釣れてしまうものです。

同サイズのラージマウスバスと比較して力強いファイトとジャンプする性質があるので、非常にエキサイティングな釣りができると思います。

自分の重さでジャンプができないようなBIGサイズのスモールマウスバスとのファイトは中毒性があります。

そんなスモールマウスバスを追い求めてみてはいかがでしょうか?

ではではー

大学研究室からのお知らせ…

ボクの記事を最後まで読んで下さり本当にありがとうございます。

最後まで読んで下さったバス釣りに対して意識の高いあなただけに、重要なお知らせがあります。

実は、当ブログ以外に“バス釣り大学の研究室”というサイトを運営しております。

バス釣り大学というブログでは、バス釣りのノウハウやタックルのインプレッションについて情報を無料公開しておりますが、バス釣り大学の研究室では当ブログでは書けないバス釣りの『核』となる部分を記事にしています。

『コッソリ読んで、誰にも教えたくないバス釣りの強化書』を目指して更新していますので、ぜひコチラもご一読いただけると幸甚です。

よろしくお願いいたします。

ではではー

バス釣り大学-Landscape

最新の授業

  • この記事を書いた人

YoU太郎

バス釣り大学 理事長

-バス釣りマインド工学科

© 2024 バス釣り大学 Powered by AFFINGER5