ソフトベイト工学科

今までの常識ってなんだったんだ?川スモール史最強ドリフト用ワーム

川で釣れるワームって何すか?
ドリフトの釣りで、ワームはどう使い分けたらいいですか?
川でドリフトは切っても切り離せないので、流しワームについてまとめます。

コンニチハ!

バス釣り大学のYoU太郎です。

川でドリフトの釣りをするとき、どんなワームを使ったらいいかお悩みではありませんか?

先週は増水してスピナベで釣れてたのに、パタッと釣れなくなった…

そのような状況など、巻き物で釣れなくなった川ではドリフトができると釣果が保証されます。

実際にボクも、川スモールの釣りでドリフトを多用しますし、しっかりワームを使い分けると釣果も比例して伸びます。

本記事では、ドリフト用ワームの使い分けについて5つのポイントにまとめ、ボクがお勧めする川ドリフトワーム最強の布陣についてご紹介します。

記事を最後まで読み終えると、川の釣りの中核を担う“ドリフト”の理解度がググッと増して、無双することができるはずです。

ぶっちゃけ川でドリフトできると、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです。

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それでは引き続き、ブログ本記事をお楽しみ下さい!

ドリフト用ワームに求められる性能

実は、ドリフトに適したワームの形状って限られてしまいます。

何でもいいわけではなく、流れる川の流量に対して流れ過ぎず、たまにボトムの小石などに引っ掛るくらいの比重と形状が超重要なんです。

ワームの比重、腕などのパーツによるボトムの石、障害物、ゴミなどへの引っかかり感が、ドリフトで使うワームを選ぶ時のポイントになります。

そして、リグのとの組み合わせによって、流れの強さと流れっぷりを調整していくと、驚くほど簡単に川バスを釣ることができます。

筋肉ムキムキの川バスをサクッと釣ることができるようになるので、是非最後までお付き合いいただけると幸甚です。

ドリフト用ワームの選び方

流れの強さで選ぶのが基本となります。

  1. 流れ無
  2. 流れ弱
  3. 流れ中
  4. 流れ強
  5. 激流

この5つの流れレベルによって、ワームとリグを使い分けることができると、サクッとバスは反応してしまいます。

要は、流れの速さに対してボトムをコロコロ転がるようなワームとリグを選ぶと、マッチザベイトによっていとも簡単にバスが食べてくれるという戦略=ドリフトとご認識頂いてOKということ!

その転がる様子が、生命感に満ち溢れていればいるほど、簡単にバスが口を使う。

流れが弱いのに流されにくいワームやリグを使ってしまうと、そもそもドリフトが成立しなくなってしまいます。

また、流れが速いのに流されやすいワームやリグを使ってしまうと、バスからしたら「ピューッとゴミが流れていった」と、あなたの流したルアーがエサ認定されず…無視されます。

丁度よいコロコロ感を演出するための、ワームとリグの組み合わせについて、本記事では徹底解説します。

ドリフト用リグとの組合わせ

リグ(仕掛け)として考えることで、ドリフトの精度が上がります。

つまり、ワームだけでなく、リグとして総合的にドリフトに適した“形”として使うことで、バスが反応する確率を上げていくことが出来ます。

本項では、上の項でまとめた5つの流れの強さ毎に、どんなワームとリグの組み合わせが適しているのか解説します。

具体的なリグと、ウエイト選択についてもまとめていきますので、様々な川の状況に対して参考にしてみてください。

流れ無

流れがほぼ無い、または極めて弱い状態でのドリフト用ワームは下記の通りです。

  1. i字系ワーム
  2. 沈む虫ワームノーシンカー
  3. スティックワームノーシンカー

流れが無い…というわけではなく、川としてほぼ流れが止まってると感じてしまうほど流量が少ない場面でのドリフト用ワームは、このように流れやすいものを使用します。

このようなドリフトに適さない状態では、i字系ワームをフワフワさせて流します。

場合によってはPEラインとの組み合わせで、風の力も使いながら狙ったコースをトレースするように流します。

また、沈む虫ワーム・センコーのようなスティックワームのノーシンカーをズル引きします…

ズル引き?ドリフトじゃないじゃん。
流れがないなら流せません。

ボトムで僅かな水流やズル引き時の振動で生命感を演出できるよう、高比重系マテリアルのザクザク塩が入っている物を選ぶと良いと思います。

流れないので、潔く重たい自重のワームをノーシンカーで使った方が、経験上よく釣れましたので、このご提案をしてみました。

流れ弱

ワームがコロコロ流れる位、流量がある場合に選ぶワームと、その使用方法をご紹介します。

沈む虫ワームにネイルシンカーを打ち込んで、流れ力を調整していきます。

  1. ノーシンカー
  2. 0.45g
  3. 0.6g
  4. 0.9g

小さなボディに、細かい手足がついている“沈む虫”系ワームは、その手足が水を受けて流されやすい反面、手足がボトムの石やゴミなどに引っ掛って、イイ感じに生命感を宿しつつドリフトできます。

実際に、川で釣りをしていてヤゴなどが足元を頻繁に流れてくるのをよく目にするので、マッチザベイトという意味でも、この手のワームは欠かせない存在です。

基本的には「目視して流れがある」と感じたら、0.45gのウエイトから始めて、流される感覚をラインの動きでイメージして、ワームに埋め込むネイルシンカーの重量を調整します。

流れ過ぎるなら重く、流れにくいなら軽くしていきます。

流れ中

沈む虫+ネイルシンカーでは流され過ぎる場合、ストレートワームを使用します。

ストレートワームのワッキーリグが、この流れレベルでは適任だと感じてます。

ワームの比重は高めで、塩がザクザク入っているようなものが良い。

太くて水流を大きく受けるもので、5インチ程度くらいでが丁度良いです。

ジグヘッドのウエイトは、基本的に軽くしておくと操作性が損なわれずに引っ掛り感を得られるのでオススメ。

  1. ノーシンカー
  2. 0.6g
  3. 0.9g

基本的に0.6gを基準ウエイトにして、流され過ぎるようであれば0.9gにシフトしていくと、ちょうどよく流されるように調節できると思います。

流れっぷりが悪いならノーシンカーワッキーも良いです。

沈む虫よりもアピール力が高いため、濁り具合でも使い分けることが出来ます。

流れ強

さらに流れが強い場合、よりウエイトが集中しているスモラバがオススメ。

スモラバに沈む虫をトレーラーにするリグを強烈にオススメします。

川ドリフターなら、必ず沈む虫を必携していると思うので、それをスモラバのトレーラーにしてしまうというのが、当ブログでオススメする、流れが強い中のドリフトリグの運用法です。

  1. 0.9g
  2. 1.3g
  3. 1.8g

基準ウエイトを1.3gとし、流され過ぎるようであれば1.8gへ、少し流され力が弱いと感じたら0.9gにして、フワ感を出すように調整すると良いと思います。

また、スモラバのトレーラーとして沈む虫を使うのがもったいないと感じる貧乏な方(私です…笑)は、オフセットフックやマス針チョン掛けで使用した中古品を再利用すると良いかと思います。

また、ゲーリーのイモグラブなどをトレーラーにすると、自重が重いため、ボトムへの引っ掛かり感を調整することができます。

まぁ、トレーラーで誘うというよりか、スモラバを流しやすく調整するような意味で使い分けって感じで良いと思います。

流れが強い場合、パケ出し状態のラバーで使用すると、ボトムへの引っかかり感が強く、コロコロボトムを転がります。

流されにくいようであれば、ラバーを間引いて少なく&短くします。

ウエイト、ラバーの長さ、トレーラーで流され感を調整できるので、ドリフト用リグとして極めて優秀です。

ラバーを間引いて調整してしまうと元に戻らない為、市販品ばかり使っていると“サラリーマンお父さんバサー”は破産します…笑

スモラバは自作すると市販品の半額以下で作れるので、マジでオススメ!

ドリフト用スモラバの作り方記事リンク

激流

激流の場合、そもそも濁りも入っている状況も想定されるため、そもそもドリフトという釣りが効かないことも考えられます。

しかし、激流の中でドリフトが光を放つタイミングがあることも、ボク自身体験しております。

そんな時は、フットボールジグを使用します。

昨今は、スモラバの延長線上にあるようなウエイトのフットボールジグがあるので、ボクとしてはドリフトの最終兵器として使ってます。

  1. 2.3g
  2. 2.7g
  3. 3.5g
  4. 5g

このあたりのウエイトを使用して、ドリフトを試みます。

トレーラーはクローワームを使用すると、流れによって腕をブルブルゆすって、バスを誘うことも期待できるのでオススメ。

川バス攻略最強の布陣

最後に、ボクが実際に使っていて実績があるドリフト用ワームと、その使い分けについてご紹介します。

川でドリフトしたいけど、何使ったらいいの?
それなか、ボクの使っている物を参考にお選びください!

ワーム

ドリフトで使用するワームを5つご紹介します!

  1. HPバグ
  2. SVSB
  3. ファットウィップ5in
  4. ドライブクロー3in
  5. ビッグエスケープツイン

コスパ重視で、ワームの耐久性もそこそこ高いので、初めてのドリフトチャレンジにオススメなのが、OSPのHPバグです

カラーも豊富ですし、細かい手足が良く動き、ドリフト以外でもライトキャロや野池でのオーバーハング下へスキッピングで入れ込む用途にも最適。

とりあえず迷ったらコレって感じです。

そして、ボクがコスト度外視で釣果優先するときにオススメしたいのがDSTYLEのSVSBです。

オリジナルサイズがオススメです。

川スモールを狙っていて、より喰わせに特化したい場合は小さいサイズもいいかと思います。

1〜2匹釣ったら壊れてしまうマテリアルで、少し耐久性が低いと感じる方もいらっしゃるかと思います。

しかり、手足パーツのレスポンスが沈む虫系ワームの中でも最強クラスで、ノーシンカーでもピリピリ激しい手足のバイブレーションを演出します。

また、ボディのシェイプもコロッと丸く、他の沈む虫ワームよりドリフトで使用しやすいと感じてます。

ぶっちゃけ、ボクは川スモールの釣りではSVSB一択!というくらい信頼して使ってます。笑

ジグヘッド

ワッキー用のジグヘッドは、ザップのインチワッキーが、入手性、太いワームでのフッキング性、ウエイトラインナップなど全てのバランスに長けていると思います。

ワームは、レイドジャパンのファットウィップ5inが使いやすいと感じてます。

ファットウィップ5inはワームの材質が2タイプラインナップされており、高比重タイプが流れの中での操作性を損なわずに使いやすいと思います。

自作スモラバのジグヘッド等のパーツは、そこそここだわりがあり、この記事に纏めきれなかったため、別記事でご紹介しております。

自作の際の参考にしてみてください。

ジグ

フットボールジグは、OSPの03ハンツがオススメ。

ヘッドがセミフットボール形状で、ボトムへの突っかかり感が丁度よく、唯一無二の存在かなと思います。

さらに、ウエイトのラインナップが細かく、軽いものもあるので、川のドリフトで重宝します。

トレーラーは、ドライブクロー3inを合わせます。

濁りが入ってしまっている場合、ビッグエスケープツインと組合せて、ビッグベイトのような存在感で流すこともあります。

流れの速さに応じてドライブクローよりも1サイズ重たいウエイトで使うと、ワームとのバランスがとれるかなと思います。

まとめ

ドリフト用ワームの使い分けについてまとめます。

  1. 素材の比重と形状で選ぶ
  2. リグとの総合力が重要
  3. 流れのレベルで使い分ける

ドリフトは川攻略の中核を担うテクニックだと思います。

釣りが上達するにつれて痛感してきたことなので、あながち間違っていないと思うことです。

実際にいろいろなワームを流してきて、選び抜いたワームとリグです。

また、周りが釣れていない状況で、ボク達だけ40UP含む川スモールを爆釣したテクニックでもあります。

川スモールのつりで、包み隠さずこのテクニックをご紹介してますので、川の釣りでラージ・スモール問わず、参考にできる部分だけご参考にしていただけると嬉しいです。

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  • この記事を書いた人

YoU太郎

バス釣り大学 理事長

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