大切なルアーが根掛かってしまったとき、どうしたらいいか釣り場で悩んだことはありませんか?
実は、根掛かりをしないようにする方法と、高確率で外すことができる方法に加え、正しい対処法があります。
実際にボクも、正しい知識を覚えてから、圧倒的に根掛かりによってルアーをロストすることが減りました。
むしろ、ロストしてしまったら、自然にゴミを残してしまった罪悪感とお財布へのダメージで精神疾患を患い、帰りたくなるくらいです。
本記事では、根掛かり防止対策・正しい外し方・正しい対処法に加え、根掛かり回収の最終兵器のご紹介を致します。
記事を読み終わると、あなたは釣り場で根掛かりをしてしまっても、冷静に正しく対処することができ、ロスト率が圧倒的に下がります。
ぶっちゃけ根掛かりに対して正しく対処できると、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです。
【記事の内容】
バス釣り大学って何ですか?
バス釣り大学とは、バス釣り初心者のお悩みをサクッと解決して、どんどんバス釣りの難易度をさげていくための情報発信ブログです。
ボク自身が初心者のころに悩んだことや、ボクの友人にバス釣りを教えているときに感じた“初心者ならではの悩み”について徹底的に解決へ導くブログを目指しております。
バス釣り初心者がブチ当たり、一人では解決できない悩みをひとつひとつ解決していき、当ブログを読んで下さっている読者さまが『そこそこデカいバスを他の人よりたくさん釣る!』ようになるために、初心者向けの広くて浅い情報だけでなく、初心者から上級者へステップアップするための濃ゆいテクニックや道具の扱い方についてボクの経験や釣りの中での検証を元に記事にしております。
あなたのバス釣りの情報収集にお役立ていただけると幸いです。
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それでは、下記の項から記事の本題に入ります。
ラインを切った瞬間ルアーが〇〇に…
ラインが切れて、ルアーが水中に残置された瞬間、それは“あなたのルアー”から“水中のプラスチックゴミ”に成り下がります。
このような事実を、どれだけ真剣に考えて釣りをしているでしょうか?
根掛かりを躱す技術と、外す技術を習得すると、ゴミを減らすことができるので、環境に配慮した意識の高い釣り人になれるだけでなく、釣りがあなたのお財布にも優しい趣味にもなります。
どうしても外せない場合、ラインを切ることになってしまうのですが、SNSを見ていると正しいラインの切り方を知らない初心者の方も大勢いらっしゃるようです。
正しいラインの切り方を知らない人は、なんと“手元でラインを切る”という荒唐無稽なことをするそうです。
初心者の方なので、当然なことかもしれませんが…常識的に数十mもラインが残置されると、どんなことが起こるか考えられないようです。
一番軽傷で終わるのは、野池などの管理者が草刈り機を使って整備するときに、残されたラインが草刈り機に絡まり、釣り禁止になってしまいます。
最悪は、残されたルアーやラインに鳥などの野生生物が絡まってしまい、命を落とします。
対処法を学ぶのは、釣り人の義務なのです。
根掛かり前に考えておくこと!
根掛かりしたルアーやリグのラインを切る前に、まず3つの考える事・やる事があります。
- 根掛りしにくいルアー選択
- 根掛かりしない技術を習得
- 根掛かりを外す技術を習得
まず、バスを釣りたいという気持ちもわかりますが、初心者がバスを釣ろうとして頑張っても報われないことが多いです。
『そこそこデカいバスを他人よりたくさん釣る』までの道のりは、結構長いです。
その中で、のんびり根掛かりについて、回避する方法や回収の仕方、正しい対処法について学んでおくことをオススメします(*´ω`*)
早い段階でこのような釣果に直結しているとは考えにくいことを学んでおくと、経済的に優しく、早い速度で上達します。
だって、他の人が一生懸命ラインを切って、新しくルアーを結び変えてる間に、あなたは釣りを継続することができるんですよ?
根掛かり対処→新しいルアーを結ぶ→釣りを再開…
これに10分の時間を費やしたとします。
1日3回根掛かりしたら、それだけで30分の損失です。
少し話は脱線しましたが、圧倒的に効率よく初心者が上達していくために、根掛かりに対処する方法について徹底的に掘り下げていきます。
根掛かりしにくいルアー選択
それは、投げる場所に対して根掛かりしにくいルアーやリグをセレクトするべきってことです。
例えば、岩がゴロゴロ転がっている場所に対して、マス針むき出しのダウンショットリグを投げてしまったら、恐らく1投で根掛かりします。
また、生い茂った枝っぷりの良い水没しそうな木の中にミノーのようなルアーを投げてしまったら、1投で獲れなくなってしまいます。
投げ込むシチュエーションに対して、キレイに回収しやすい特徴を持ったルアーを選ぶことは、釣り人の義務です。
むしろ、回収しやすいからどんどん投げ込んでいけるので、釣果も伸びます。
釣りが上手い人は、釣り場とルアーの相性を考慮して、ルアーを選んでます。
根掛かりを躱す技術を習得
また、オカッパリにおいて、手元まで巻いてくるにしたがって深く潜ろうとする“クランクベイト”や“シャッド”も使い方に注意が必要です。
特にシャッドは浮力が極端に小さく、浮いてこないので障害物を躱しにくい為、比較的根掛かりしやすいルアーです。
こういったルアーを使うときは、巻き方を工夫したりするなどして、“根掛からない技術”を身に着ける必要があります。
そもそも釣れそうなコースを巻くことが大前提ですが、その中で根掛かりしないようなコースを見極められてますか?
“巻き物”をひとつの例に上げますと、スタックしないよう丁寧に巻き、ルアーが障害物に接触しそうか?接触したか?どれくらいの強さで接触したか?せめてそれくらいわかるように練習してから使うことをオススメします。
それができないなら、そこで巻き物を選択することが間違いだという事になります。
どうしても巻きたいなら、バスを釣る事よりも巻ける技術を習得することのほうが優先事項ですね。
根掛かりを外す技術を習得
どうしても根掛かりをしてしまうことは、誰でも起こりうることです。
特に、視認できない水深に沈んでいる障害物は、完全に躱すことって不可能だからです。
逆に、そういう障害物にバスが潜んでいるので、タイトに際を通したいのは、どの釣り人も一緒ですよね。
でも、釣りが上手い人はなかなかロストしないのは、根掛かりしてしまっても“外すことができる”からです。
初心者にありがちなのは、根掛かりに気付かずに強く引っ張ってしまうこと。
これは根掛かりを躱す技術を習得していくことで、徐々に早い段階で根掛かりに気付けるようになると思います。
問題なのは、根掛かりしてしまったことに焦って、強く竿を煽ってしまうこと。
ちょっと強めの口調で書いてますが、大切なルアーをロストしたくないなら厳守してください。
強く煽ってしまったら、障害物に引っ掛かってるルアーが喰い込んでしまいますし、針先がチョンっと掛かってしまってたら、そのままフッキングしちゃいます。
そうなったら、泳いで取りに行くしか方法がなくなってしまいます。
絶対に“強く引っ張る”ことはしないようにしてください。
逆に、障害物に軽く引っ掛けて、『ホロッ』と外すのは“ハングオフ”というテクニック。
このテクニックができるようになると、釣果が約束されるのでオススメです。
理想的な対処法
それでは、ラインを切らざるを得ない状況になってしまった時の、理想的な対象法についてご紹介します。
ルアーに結んでいるラインの“結び目”で切る。
結び目が最も弱い箇所になるので、正しいラインの切り方を実施すれば、十中八九ラインの結び目で切れます。
ルアーの結び目でスパッと切って、無駄に水中のゴミを増やさないことが理想です。
ラインの結び方ってたくさんありますが、釣り人の熟練度でも結束強度が変わります。
しっかり丁寧に結べていれば、切れずにルアーが外れることも多いです。
ボクは、ほぼパロマーノットで結束してます。
理想的な切り方
ラインを切ってしまうこと自体、理想もクソもないんですが…正しいラインの切り方をご紹介します。
ラインとロッドを一直線にして、リールのスプールを押さえて引っ張る。
このとき、しっかり太いラインを使っていると、針が伸びたりするなどして外れることもあります。
逆に、結び目以外で切れる(高切れ)ことや、ちょっと引っ張たらすぐに結び目から切れるような状態は、釣り人に問題があります。
高切れするのは、ライン自体が傷や紫外線ダメージを負っていることから起こりやすくなるし、簡単に結び目が切れてしまうのは、こまめに結び変えをしていないから。
ラインの太さを選ぶときは、できる限り太目を選ぶことも、根掛かりでルアーをロストしてしまうことを防止する方法の一つです。
オススメの記事
ラインの交換にもお金は掛かりますが、フレッシュなラインはそれだけ強度も高いので、回収率が高まり、結果的に経済的です。
ちなみに、ロッドを一生懸命曲げて根掛かりを外そうとすると、どんどんルアーが障害物に喰い込んでしまうばかりか、最悪折れに繋がってしまうのであまりオススメしません。
根掛かりラインを切る前の最終手段
写真のように、切る前に手の怪我に気を付けながら引っ張ると、結構外れます。
しかし、どうしてもラインを切らなきゃいけなくなってしまった時、最終手段があります。
ルアー回収機
魔法のアイテムです。
ぶっちゃけ、本来はボートで使うことを想定にしているものも多いです。
でも、オカッパリでも結構活躍したことのある、実際にボクの愛用している物もご紹介します。
大きく分類すると、ルアー回収機は2タイプ
最終兵器
- 棒型
- 沈下型
棒型は、伸縮する棒の先端に引っ掛けるフックが付いているので、棒が届く範囲なら高確率で回収できます。
しかし、伸縮すると言っても数十も伸びないので、根掛かりした場所に近づけるボートで活躍すると感じてます。
オカッパリでは、写真のような回収機がオススメ。
回収するための鎖やフックを沈めて、ルアーに絡め、そのまま引っこ抜くような原理。
こちらも、本来はボートで根掛かりした場所の真上まで行けることが理想ですが、オカッパリでもかなり助けてもらった経験があります。
ボクは、このルーバウノという根掛かり回収機をオカッパリでも使うようになって、ルアーロスト率が大幅に減少しました。
ちょっと値が張ると感じる方もいらっしゃいますが、2~3個回収できたら元がとれるので、実質タダみたいなものです。
まとめ
根掛かりの正しい対処法についてまとめます。
ポイント
- 場所に対して根掛かりしないルアー選択
- 根掛かりしない技術習得
- 根掛かりを外す技術習得
- 水中に残置されたらルアーはゴミ
- ラインは結び目で切る
- 最終兵器=ルアー回収機
釣る事だけを考えてませんか?
根掛かりを回避したり、外したりすることがでいるようになると、間接的に釣果が上がるし、上達に直結します。
長い目で見ると、誰もが習得するべき技術です。
ボクは、ラインを手元で切る人がいるって信じられませんが、中にはそういう人もいるんでしょう。
釣る以前に、釣り人として…です。
知らないでは済まされません。
でも、知らない人に教えていない経験者の怠慢とも言えます。
だから、ボクは記事にしました。
どうか、多くの人に見てもらえるようお祈り申し上げます。
根掛かりについて、正しい知識を付けたあなたが次にやることは、釣って釣って釣りまくる事です!!(*´ω`*)
大学研究室からのお知らせ…
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『コッソリ読んで、誰にも教えたくないバス釣りの強化書』を目指して更新していますので、ぜひコチラもご一読いただけると幸甚です。
ではではー