バス釣りマインド工学科

アフター攻略!と言う言葉の罠…本当のアフター攻略をご存じですか?

ネットで調べたんだけど、5月ならアフターっしょ?
もうスポーニングも後半戦でアフター攻略だ。
スポーニング期後半の釣り方を知りたい。
スポーニング期後半の攻略法は情報を鵜呑みにしないことです!

コンニチハ!バス釣り大学のYoU太郎です。

いつもスポーニング期後半で釣れなくて悩んでませんか?

実は、スポーニング期間のバスの動きを紐解くと、誰でも簡単にデカバスを釣ることができます。

なぜならボクも実践して、初めての八郎潟で50UPをバチコン釣ることができたからです。

この記事では、スポーニング期後半の攻略ポイントを3つ紹介して、実例を踏まえて“釣れない…”の解決策ご提案します。

記事を読み終えると、今後はスポーニング期後半の釣で悩むことはなく簡単にバスを釣ることができるようになります。

ぶっちゃけスポーニング期後半の釣り方をロジカルに捉えることができるようになると、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです!

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アフターはSNSに惑わされないこと

5月も後半にさしかかると、多くの地域で「いよいよアフター時期!産卵から回復したバスが元気にエサを食べまくるからめっちゃ釣れるで!!」なんて囁かれたりしたのを見たり聞いたりしたことはありませんか?

例えばこんな事も…

  • アフターにはこのルアー
  • 梅雨はトップでバコバコ
  • 回復系はこうやって釣る

確かにこういった情報は的確にバス釣りを捉えていると思います。

逆に、適格すぎて応用がきかなそうな情報かなと…

こういったWEB上の情報って、その時の一瞬を捉えた正解なのかもしれませんが、実はあなたの目の前の状況と一致するのか?

特にスポーニングが絡む季節の釣果は“日替わり”になってしまいます。

そんな日替わり釣果を攻略するために、バス釣り大学というブログではあなたの明日釣る1匹の釣果より、あなたが来年釣るブラックバスの釣果を10匹増やせるよう情報発信しています。

本記事では、そんな“日替わりのスポーニング”攻略について徹底的に掘り下げていきます。

アフターの情報の正解と状況が一致しない…

特に春は“日替わり”で釣れ方が劇的に変わります。

しかも秋のように目に見える天候以外の要素が大きくかかわって“日替わり”になってしまうから難しいと感じてしまうんです。

↑目を背けたくなる情報で、ぶっちゃけあなたにとって都合が悪いことかもしれませんが、まずは受け入れていくことからです。笑

いや、とりあえず湖のどこかにはSNSで見つけた情報と同じように釣れるバスがいるでしょ!
そういう無謀な希望的観測で釣りをすると、ほぼ間違いなく痛い目を見ます。

めちゃくちゃ有名なメーカーの社長がYoutubeで言ってた「アフター攻略情報」に希望を見出すよりも、あなたの目の前にあるフィールドで拾える情報を大切にした方が良いという事。

そういう生の情報をフィールドで拾っていくことで、SNSやWEBで見つけた情報も活かせるってやつです。

アフター攻略3箇条!

では、ボクの実績からアフター攻略に重要なポイントを3つご紹介します。

  1. 水中観察
  2. 水温計測
  3. 潮周り確認

これら3つのポイントについて本項で徹底的に掘り下げていき、どのように活用するのかを次項で実際の釣果を例にして解説していきます。

水中観察

まず、なんといっても水中の観察です。

特にシャローにバスが集まっている既設なので、とにかく見える範囲は全て見てください。

そして、バスだけでなく他の生物がどんな行動をしているかもチェック。

この時期、この魚がいるとバスはいない…とか、そういう判断材料になります。

また、地形の変化や水深何mまで見えるか?というのも重要なファクターになりますので、めちゃくちゃ注意深く見ることをオススメします。

その際に必要なのは偏光サングラスです。

とにかく安物でもいいので持っていることをオススメします。

もし、その必要性に気付いたら、性能の良い高いモデルのご検討を強くオススメします。

水温計測

日替わり状況確認の参考にする数値として圧倒的に情報量が多いのが水温です。

できれば表水温だけでなく、狙いたいポイントの水深まで水温系を落としていきたいところですが、表水温だけでもやらないより断然イイ!!

前日までの天気予報と当日の水温計測によって、直近でどんな水温の変化があったのか予想します。

可能なら毎日計測したいところですが、ぶっちゃけサラリーマンお父さんアングラーである我々には無理ですよね…

当日の水温と天気予報で水温変動を予測するだけで、劇的にアフター期の釣り方が捉えられるのでオススメ。

しかも、これだけボクがブログやTwitterで「水温計測は大事やで」って言っても、実践してくれる人なんてどうせ1割にも満たないんだから、今からAmazonでポチって週末の釣りで使ったらそれだけでアドバンテージ!!

騙された思ってやってみて。

潮周り確認

特にスポーニングが絡む時期は、100%淡水で潮の満ち引きが関係ない山上湖のようなフィールドだったとしても、潮周りを確認しておくことを強く強くオススメしておきます。

ボクは関東・関西でクリアウォーターをメインに様々なフィールドでバス釣りをやらせてもらいました。

さらに今は秋田県の八郎潟というマディシャローレイクに挑戦中です。

今まで行ったどのフィールドでも、潮周りによって生物の行動に変化を見ることができました。

特にスポーニング初期段階にはめちゃくちゃ気にします。

その後も釣行前に必ずチェックしますが、ボクが最も気にするのはスポーニング初期の潮周りがどうなのか?です。

水温と照らし合わせて、ブラックバスもブラックバス以外の生物も産卵行動を予測します。

そうすることで、あとどれくらいでブラックバスの産卵行動が開始されるのかカウントダウンできるし、フィールドに生息するブラックバスの総数のうち、どれくらいの割合でプリが残っているのか?アフターになってしまったのか?を予測していきます。

ある程度の割合を予測できることで、絶対数が多いであろう状態のバスに狙いを絞っていくことで、釣れる確率を上げていくというのがボクのスタイルです。

また、バスのエサとなる生物の産卵行動も予測していきます。

産卵中や産卵後は、バスが捕食するタイミングとしては最高です。

残酷ですが、そういうタイミングも“ベイトフィッシュパターン”として利用することで、釣れる確率を上げていきます。

初見の八郎潟攻略事例

じゃぁ実際にはどうやってバスを釣ってんだよ!?
そう思われる方も多いかと思うので、ボクが単身赴任中で挑戦している八郎潟での釣果を実例としてご紹介します。

あなたの明日釣る1匹よりも、あなたが来年10匹多く釣れることを祈って記事を書きます。

“初見”とありますが、実は3釣行ほどボーズでした。

3釣行ほど駐車スペースや釣り場を探したり、地形変化を徹底的に探しておき、6月3日6月4日に全力で獲りに行った実釣記録としてご紹介します。

実例:水中観察

水中観察と言っても、八郎潟の5〜6月は田植えの時期なので代掻きによってかなり濁ります。

ガチ代掻き時は水深数cm程度しか見えない感じでございました。

でも、鯉やヘラブナの産卵行動はバシャバシャ激しいので目視できます。

また、ナマズが石積みでモヤモヤとエサを食べてたりするのも見えました。

この時点で、関東や関西圏とは既設の進行が圧倒的に遅いと感じてます。

また、鯉やヘラが産卵行動している場所にバスは寄り付きません。

結局はバスもこの後に産卵のタイミングがくるので、そのときにこれらの鯉やヘラに卵を食べられるのを嫌ってるってのもあると思うし、めちゃくちゃ岸際が騒がしいので近寄らないんだとも思います。

ですので、釣り場探しのタイミングで鯉やヘラの産卵行動が多い居場所は切り捨ててもいいかなという選択になります。

また、その後に同じような場所でバスも産卵する可能性があるので、場所自体はチェックして記憶していきます。

また、護岸のエグレや矢板などに小さなエビなんかも発見しました。

そういう場所はアフター期やプリのバスが食べて、エネルギーを蓄えやすい場所としてチェックです。

実例:水温計測

特に6月3日と4日は水温計測が重要だったともいます。

6月2日はそこそこ雨量が多かったので、水温が下がっていると判断。

実際に1週間前より朝の水温が2〜3℃下がってました。

ただ、1週間前に見えバスを発見していたので朝イチに入りました。

3日の朝は前日までの雨のタイミング的にガクッと落ちたと思ったのでバスの活性が一時的に下がってしまったと判断。

太陽が出てから勝負かなと思ってライトテキサスをゆっくりゆっくりズルズルして喰わせるところを探してたところ1バイトからのジャンプ1発でブレイクorz

この反応をヒントに昼過ぎまでズルズルするも、ショートバイトに悩まされた。

太陽が出始めたところで浅いバイト対策でダウンショットに変えたところ、ナマズちゃんが釣れ続く…

ショートバイトの正体はナマズだったorz

そこで、エリア選択がミスってると判断したが、3日は用事があるので15時前には帰路につく。

4日は朝イチのバイトに期待して、3日に粘った場所に再び入るも無反応。

次第に風も雨も強まり、場所移動を決意。

実例:潮周り確認

湖北側にあるスポーニングの進行が早そうな場所で、アフターや一度産んでもう一回産もうとしているプリに狙いを絞って探してると、護岸の切れ目にデカバスが見えたのでダウンショットをアプローチすると釣れました。

確か大潮3〜4日目だったので、おそらく産みたてアフターか回復気味の再度プリの53cmです。

この魚が釣れた場所をヒントにして、承水路から支流に入った距離感にある縦カバーに狙いを絞った結果、もう一匹追加。

15時過ぎには用事があったので帰路につきました。

以上が、初場所でスポーニング期にバスを釣る実践の結果です。

まとめ

バス釣りのアフター攻略についてまとめます。

ポイント

  • SNS情報に惑わされない
  • WEB情報に惑わされない
  • その日の釣場で情報を拾う
  • 目視水温潮が重要

こんな記事を書いておきながら、実は世の中にあるメディアの「アフターは〇〇が釣れる!」という情報は大切だとも思ってます。

実際に正しいと思うし、役に立ちます。

でも、そういう情報は本当にピンポイントの情報であることが多いと思うし、ドンピシャにハマらないとなかなか釣果という形になって現れません。

実際にあなたの経験にも、そういう事ってあったんじゃないですか?

そういったメディアの情報を思考停止した状態で収集しても役に立ちません。

あなたの目の前に広がるフィールドに落ちている情報を拾っていくことで、メディアの情報が圧倒的に光り輝くと思います。

あなたの明日釣る1匹のバスよりも、来年釣るバスが10匹増えるよう祈りを込めて記事を書きました。

最後まで読んで下さったあなたにお得な情報!

へばまたー

大学研究室からのお知らせ…

ボクの記事を最後まで読んで下さり本当にありがとうございます。

最後まで読んで下さったバス釣りに対して意識の高いあなただけに、重要なお知らせがあります。

実は、当ブログ以外に“バス釣り大学の研究室”というサイトを運営しております。

バス釣り大学というブログでは、バス釣りのノウハウやタックルのインプレッションについて情報を無料公開しておりますが、バス釣り大学の研究室では当ブログでは書けないバス釣りの『核』となる部分を記事にしています。

『コッソリ読んで、誰にも教えたくないバス釣りの強化書』を目指して更新していますので、ぜひコチラもご一読いただけると幸甚です。

よろしくお願いいたします。

ではではー

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  • この記事を書いた人

YoU太郎

バス釣り大学 理事長

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