コンニチハ!
バス釣り大学のYoU太郎です。
シャッドというルアーの使い方がわからずに、どうやって釣ったらいいかお悩みではありませんか?
シャッドというルアーって見た通りめちゃくちゃ釣れるルアーなので、使いこなせたらあなたのバス釣り人生が激変します。
つまり、使わないだけ損なルアーってことです。
本記事では、爆釣する理由となっているシャッドの特徴についてご紹介し、ボクが実際にやって釣果を爆伸びさせているシャッドの使い方を3つ全て包み隠さずに公開します。
最後まで記事を読んでいただければシャッドの使い方を理解できて、あなたは釣り場で注目されるくらい爆釣できるはずです。
シャッドというルアーを使いこなせるようになると、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです。
【記事の内容】
シャッドの特徴
シャッドの特徴について、徹底的に掘り下げます。
- 見た目
- 使い方
- アクション
これら3つの特徴を抑えることで、あなたのシャッドへの理解は圧倒的に深まります。
それぞれの特徴を熟知することで、実際に使うときに水中をイメージしやすいので覚えておいて損はないと思います。
シャッドの外観的特徴
シャッドというルアーは、クランクベイトやスピナーベイトのような“ザ・バス用ハードルアー”という見た目のルアーよりも、非常にリアルなフォルムをしてます。
このリアルな外観に、人間が騙されないようにするのが、シャッドを使い始める時に最も重要なことだと考えてます。
シャッドの見た目はクランクベイトを細身にしたようなものです。
一見、長いリップが付いたミノーにも見えます。
どちらととらえても構いませんが、後述する使い方のことを考えると、シャッドはクランクベイトが細身になったようなものと捉えたほうがあまり悩まずシャッドを自分の釣りに取り入れることができるんじゃないかと思います。
ボクがシャッドを運用していく上でメインに考えるのはサスペンドシャッド。
水中で漂い、ジワーっとゆっくり浮いてくるくらいに調整してあげるところからはじめますが、シャッド初心者の方はそこまで難しく考えずに箱から空けてトゥルーチューンだけして使い始めてください。
シャッドってどんなルアーだ?って今になってあらためて考えてみると、『非常に曖昧なルアー…』だと思っています。
小魚にも見えますがエビがたくさんいる場所で釣れますし、タダ巻きで使えますが、トゥィッチしてもよく釣れる。そんな曖昧さと器用さがあるシャッド。
ボクがシャッドをやりこもうと決心したときは、見た目のリアルさによって簡単に釣れると勘違いしていました。
実際使いだしてみて、めっっちゃ釣れねぇ…と思い、本当に1年間コレだけか…と絶望したのを覚えてます。笑
でもあれから7年が過ぎ去ろうとしていますが、自分の中でシャッドが無くてはならない存在になりましたし、ボウズが頭をよぎったら勝手に手が伸びるくらい信頼しているルアージャンルなんです。
いかにもシャッドは難しいよって感じの冒頭から入りましたが、それはあくまでもシャッド=ルアーということをしっかり理解したうえで使ってほしかったのでこんな入り方にしてみました。笑
シャッドの使い方の特徴
ボクが考えるシャッドプラグは、基本的にはタダ巻きで使用します。
いわゆる巻きシャッドと言われるテクニックです。
クランクベイトが得意な方ならスッと受け入れていただけるかとも思います。
巻いている中で、ボトムの岩などの沈み物に当てたときに静止させることでバスに一瞬見せてあげることもできるし、ロッドワークによるトゥイッチングによって意図的にバランスをくずさせて喰わせるキッカケを与えてあげたり、鋭いジャークを入れてバスに気付かせてあげることができる器用なルアーでもあります。
バスが追いつけないような状況でも水中で止めて、シャッドを追尾してきたバスに追いつかせる『間』を与えることができます。
特にバスの活性が低くいんだけどヤル気があるような状況で非常に強力なのがこの『シャッド』というルアーです。
シャッドの動きの特徴
タダ巻きではクランクベイトのようにお尻をフリフリしてかわいくも健気にお魚を誘ってくれます。
ただし、通常のクランクベイトよりもタイトなアクションであることが多く、お尻のふり幅が狭めです。
その代わり、クランクベイトよりもレスポンスがいい場合が多く、動き出しが機敏なモデルが多め。
クランクベイト並みに障害物に接触しても安定感のあるタダ巻きを見せるモデルがある一方で、トゥイッチを入れればジャークベイトのように鋭いダートをするモデルもあるのがシャッドです。
クランクベイト好きのタックルボックスは様々なクランクベイトがギッシリ入っていますが、シャッドジャンキーのタックルボックスもそれと同じで様々なシャッドを常備しており、状況によってそれらを使い分けていくような使い方をします。
主なシャッドの使い方
それでは、主なシャッドの使い方を解説していきます。
ここでは一番基本となる3つの使い方を紹介していきますが、応用編があったり、これらの組み合わせで非常に多くの誘いのバリエーションがあります。
こうやっていろいろな誘い方、引き方ができるのが、クランクベイトと一番の違いなんじゃないかと思います。
まずは、基本となる3つを少し練習してみてください。
シャッドをタダ巻きで使う
まず、基本となるのは『巻きシャッド』といわれるテクニック。
タダ巻きによる運用です。
タダ巻きとは、読んで字のごとくリールのハンドルをグリグリ回してシャッドをクランクベイトのように引っ張ってくるテクニック。
ただし、シャッドは小さなボディに大きなリップを搭載しています。
どんなにバランスの良い設計でも、とても繊細で、バランスを崩しやすいルアーなので、丁寧にタダ巻きしてください。
どんなことに注意するのかリストアップします。
ポイント
- :一定のリズムで巻く。
- :ティップを見ながら巻く。
- :シャッドの動きを手元で感じる。
注意すべき点を簡単にまとめるとこの3つです。
小さなルアーですので、丁寧に扱うことを心がけてみてください。
シャッドだけでなく、『巻き物』と呼ばれるルアーをタダ巻きして使うときのコツをまとめた記事もあります。
当然、シャッドをタダ巻きして使うときにも当てはまることなので、行き詰まったりしたときにご一読ください。
シャッドをトゥイッチして使う
シャッドといえば、ミノーのようにトゥイッチで使う!という方も少なくありません。
ボクのシャッド運用として、トゥイッチで使うというのは“サブ”てきな使い方です。
キャストして着水から手元に戻ってくるまで、ずーっとトゥイッチしているというわけではなく、基本はタダ巻きしてボトムの岩などの障害物にシャッドが接触したときに一瞬止めて、そこでトゥイッチを入れるという使い方。
障害物の際や、地形変化の際などでロッドティップでツンツンしてシャッドをダートさせて使います。
基本的にはあまり効率の良い釣りではないので、確実にバスがいると確信しているような場所や、疑わしい場所に絞ってトゥイッチングして誘います。
ボクの場合は、タダ巻き中に障害物にぶつかったときにツンツンしたり、シャッドに追尾してきたバスを目視できたり、前アタリを手元に感じたときにツンツンして最後に喰わせるキッカケを与えたりします。
ボディをクルッとほんの少しだけロールさせるだけの微弱なトゥイッチや、50cmくらい鋭くダートさせるジャーキングなどを織り交ぜながら、使っていきます。
トゥイッチを駆使するときの注意点をリストアップします。
ポイント
- :最後の一押しは超微弱なトゥイッチ。
- :喰わせるキッカケを与えるなら弱いトゥイッチ。
- :バスにシャッドの存在を気付かせるなら鋭いジャーク。
状況によってロッドを煽る力加減に注意しながら練習してみてください。
シャッドをズル引きして使う
シャッドをボトムまで沈めてズルズルとワームをズル引くかの如くゆっくりと誘うテクニックです。
ワームのように1本しかフックがないものはしっかり口の中に入れてもらえないと掛からないんですが、シャッドのようにトリプルフックが2個ついていると何とかからめとれる場面があります。
そういったシャッドのようなルアーでしか獲れない非常にタフなバスを相手にするときに必要になってくる最終手段的な使い方です。
ズル引きするときの注意点をリストアップします。
ポイント
- :ロッドで引く。
- :ゆっくり誘う。
- :止めの時間を微調整する。
こんな感じです。
タダ巻きではとても追いつけないようなバスをまるでワームのズル引きをするかの如くロッドで引いてきます。
ゆっくり、ボトムの変化や質を感じながら誘ってくるんですが、こまめに『止めの間』を作ってあげることが肝心。
止めの間は日によってまちまちで、一瞬だけでいいときもありますし、1分くらい漂わせないといけない時もあります。
その止め時間が長くなればなるほどサスペンド調整はシビアになりますが、それだけ威力があるのでやる価値ありです!
あまり長く止めて見せすぎても見切られてしまいますので、その日の止める時間をいろいろ試しながら探っていくことが大切です。
まとめ
シャッドの特徴と、使い方についてまとめます。
ポイント
- 見た目がリアル
- あくまでも偽物(ルアー)
- クランクベイトのように使う
- ミノーのように使える
- タダ巻きが基本
- トゥイッチを隠し味で使う
- 釣れない時はズル引く
シャッドはトーナメントでウィにングルアーになり得るポテンシャルを秘めたルアーです。
使いこなせて損はありません。
ぶっちゃけ、使わないだけ損なルアーです。
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