コンニチハ!
バス釣り大学のYoU太郎です。
ダウンショットって意外とオールマイティに釣りをこなすことができつつ、かなり喰わせる力の強いリグですよね。
そんなダウンショットリグを専用タックルで扱えたらもはや最強だと思いませんか?
当然、ダウンショットリグが苦手なシチュエーションもあります。
そんなシチュエーションでも使えるようなタックルが組めたら隙のないタックルシステムを構築できると思いませんか?
今回は、ダウンショットリグに焦点を当てて、シチュエーション毎にベストなタックルセレクトを組めるような記事にしております。
ダウンショットリグが好きになって、入門タックルから少しステップアップしたいって方にも読んでいただきたい記事を書いたつもりなので、是非最後までお付き合いくださいネ!
ぶっちゃけダウンショット専用タックルを組むと、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです。
【記事の内容】
リール
リールはダウンショットだからといって特別拘る必要性はあまり高くありません。
小型・軽量であることは必須事項ですが、特に高価なリールじゃなければ釣りが成り立たないというわけではないのです。
ただ、拘りたい部分はあります。
- ドラグ性能
- ライン強度とボディサイズのバランス
リールの性能が悪いから釣れないってことはないです…
オススメの記事
初心者がダウンショットで釣るには?
ズル引きと真剣に向き合うことをオススメします。
『より快適にやりたい』やりたいというのであれば以下の項の事に注意してお選びください。
スピニングリール
細いラインで扱うことが多いので、軽量タイプでありながらドラグ性能が良いと安心感が非常に高まります。
ボクはシマノのスピニングリールのドラグ性能が特に気に入っており、コンプレックスCi4+C2500HGSを使用しています。
当然、バンキッシュC2500HGSを使用してもらったら確実に何の不満もなくダウンショットリグを扱うことができるでしょう。
ちなみに、ボクはあまりダイワのリールを使用したことが無いのですが、昨今はダイワのドラグ性能も非常に高まってますので、ダイワの同価格帯・同コンセプトのリールを使用していただいても間違いないとは思います。
コロコロとリールを買い替えるより同じモデルを使い続けてどれくらい魚と引っ張り合いっこをしたらラインが切れるのか『感覚』を大切にしたほうがよいと考えてます。
ダイワとシマノでラインの出方の感覚が違います。
ポイント
- シマノはダラダラ出るけどしっかり止まる。
- ダイワはメリハリある出方だけど切れない。
ボクはこんな感覚です。
そういう理由で、ボクはダイワのリールに変えたときの違和感が恐くてシマノを使い続けてます。
ちなみにボクが使った感じでは、ストラディックCi4+くらいの価格帯のものであれば、ドラグをしっかり調整してあげることでシマノ・ダイワどちらでも安心して3ポンドくらいまでの細いラインでもファイトできると感じました。
ちなみに、ドラグの音はダイワの方が好きです♪笑
ベイトフィネスリール
タックルを総合的に見たときにリールが小型で軽量であると手元の感度が高まります。
そういう理由でボクはシマノのアルデバランBFS XGを使用しています。
もちろんハイギアです。
ポイント
- ダイワだったらSS Airやスティーズ Air。
- アブのRevo LTX。
ベイトフィネスで扱うシンカーウエイトは1/16~3/16oz程度であることが予想されます。
そういった軽量リグをしっかりキャスティングできるスプールの性能が良いものをお選びください。
ベイトリール
少し重いシンカーを使用する場合は通常のベイトリールでタックルを組みます。
1/8~1/4oz程度のショートリーダーのダウンショットリグ(リーダー長が5cm程度で短いダウンショットリグ)をテトラやウィードポケットなどに落とし込んでいくような釣りで使用します。
ある程度太いラインを巻ける懐の広さがありつつ、決して重量が重いわけではないリグでもしっかりスプールが立ち上がるリールをお選びください。
ボクはシマノの昔のアルデバランMg7を使用します。
現在はMGLスプールを搭載した最新の小口径小型リールの方が性能が良いのでわざわざ古い機体を使用する必要もないですね…
ボクはお小遣いの関係上旧式のリールを使用してるだけです。
ポイント
- 現代でしたらアルデバランMGLあたりがベストです。
- ダイワでしたらSV light LTDのようなリールが良いと思います。
カバーが濃いのであればアルデバランのようにスプールが小径のものよりも、メタ二ウムやジリオンSVTWみたいなリールの方が太い糸をたくさん巻ける安心です。
ロッド
ダウンショットのような繊細なリグを扱う上でボクが気を遣うべきだと思うのはリールよりもロッドです。
スピニングだろうがベイトだろうが、ダウンショットを繊細に扱わなければなりません。
ダウンショット用スピニング・ベイトに求められる性能
ポイント
- ティップが淀みなくスッと入る。
- 負荷が増すとベリーからバットにかけてキレイに曲がる。
- 最後にバットが耐える。
こんなロッドです。
オープンで繊細&ナチュラルに
繊細にフワフワとナチュラルに誘うなら、しなやかなソリッドティップでウルトラライトパワーのようなロッドがベストです。
リグを積極的に動かすならミドスト専用ロッドのようなパラボリックなロッドの方がよさそうですが、ダウンショットを使ってナチュラルに誘うようならソリッドティップの方が自然に漂うようなナチュラルさを演出させることができます。
あと、ミドスト専用ロッドだとボトムへシンカーをタッチさせるような誘いをいれようとすると、少しリグが大きく動きすぎてしまうのでソフトティップとハードバットの先調子竿の方が良いと思います。
ワームをナチュラルに漂わせ、バスのバイトをフワッと乗せるティップとバスの口にフックを掛けるベリー、そしてバスをバラさないキレイなベンド、最後にバスとのファイトでのされ切らない強靭なバットを兼ねそら得たロッドが適しています。
こういう竿は、小さいストレートワームのノーシンカーワッキーや、ジグヘッドのスイミングなんかも得意だったりするので1本で2度~3度美味しいです。
ちなみに、ダウンショットで使う場合はマス針でのセッティングがオススメかもです。
ボクが良いなと思うロッドを紹介しておきますので、この記事を読んで下さっているあなたの好みのメーカーにある似たようなロッドからお選びください。
ピンをネチネチゆっくり
ピンスポットにダウンショットを入れ、シンカーを動かさずにネチネチ釣るならソフトなティップを持ったスピニングのウルトラライトチューブラーロッドがおすすめです。
もしくはほんのチョッピリハードなソリッドティップを持ったスピニングロッドでもOKです。
オープンで繊細に誘う竿のように非常にソリッドティップのしなやかなティップではシンカーがスタッグしすぎてしまって、ピンスポットでシンカーをちょっとした出っ張りに引っ掛けて→ほぐしながら外すみたいな一点でのネチネチした誘いが難しくなります。
同様に、ちょっとしたウィードなどで繊細なソリッドティップとかを使ってしまうとリーダーがウィードに引っ掛かってしまって釣りになりません。
かといって、入門ロッドやバーサタイルロッドにありがちな全体がしなやかに曲がるようなロッドだとちょっとした出っ張りにシンカーが引っ掛からずに通り越してきてしまってネチネチした絶妙な誘いができません。
チューブラーで繊細なティップを備えつつ、高負荷に対してベリーからバットまで曲がっていき、最後はバットが残って耐えるような竿がベストです。
本当に微妙な違いですが釣りを快適にできるかどうかという差になりますので、専用に組むならこれくらいこだわってもいいかと思います。
2g程度の重めのダウンショットでスーパーディープまでこなせる操作性が高いロッドであることが多いのでタフフィールドをボートで楽しんでいる人のデッキからは降りることがないくらいスペシャルなロッドだと思います。
また、誘いのピッチがダウンショットやネコリグよりも圧倒的に早いスモラバへの適応もあります。
ライトリグオールラウンダーみたいなロッドである場合が殆どです。
ボクが良いなと思うロッドを紹介しておきますので、この記事を読んで下さっているあなたの好みのメーカーにある似たようなロッドからお選びください。
カバー際をスピーディーに
カバー周辺やストラクチャーに絡む杭などの障害物を6~8ポンドくらいのラインを使用し、スピーディーに広範囲を探っていくような釣りではベイトフィネスロッドが良いと思います。
竿の特性はスピニングと同様ですが、若干太いラインを使った障害物周辺の釣りになりますので、スピニングロッドと比べると当然パワーがあります。
こういった釣りをするなら、強めのソリッドティップを搭載したベイトフィネスロッドが適しています。
チューブラーでもいいんですが、スピーディに誘っていく中でバイトを弾かずに食い込ませるというところでソリッドティップの方がボクは好きです。
ベイトフィネスの場合は同じ竿でネコリグやジグヘッドワッキーなども扱えるくらいのパワーがありますので、少し汎用性が高まります。
ボクが良いなと思うロッドを紹介しておきますので、この記事を読んで下さっているあなたの好みのメーカーにある似たようなロッドからお選びください。
カバーの穴打ち
ダウンショットでカバーを打つならソフトなティップを備えたミディアムライト~ミディアムくらいのベイトタックルがベストです。
また、カバーが濃かったり、バスがデカいのであれば近年流行っているハードなソリッドティップのジグロッドなんかも選択肢に入ってきます。
前者は8~12ポンドフロロラインで1/8oz~1/4oz程度くらいまでをカバーの濃さとウエイトの重さで選びます。
後者は12~16ポンドフロロラインで3/16oz~1/2oz程度くらいまでをリグが入るポケットのような隙間を狙っていくような釣りで使用します。
テトラ帯、ウィード帯などのようパンチング…とまではいかないようなライトなカバーで稼働率が高まります。
ヘビーテキサスをズドーンと落として食べないバスに対して、細かく丁寧に穴を打ち抜き何とかリグを見せてリアクションさせるための戦略です。
こういった極端な戦略を組むのには、やっぱり専用タックルが必要になるんじゃないかと思います。
ちなみに、カバーをダウンショットで狙うときはリーダー短めの方がカバーに絡みにくくリグを抜いてきやすいのでオススメです。
ボクが良いなと思うロッドを紹介しておきますので、この記事を読んで下さっているあなたの好みのメーカーにある似たようなロッドからお選びください。
とはいえ、ベイトフィネスに近い柔らかいモデルであればネコリグやジグヘッドワッキー、バックスライド系ノーシンカーリグへの適応が高いので意外と汎用性があります。
強い繊細なジグロッドタイプであれば、ライトテキサス~通常テキサスを扱うような釣りもできます。
フック・シンカー
フック、シンカーはタックルを選ぶ上でとても大切ですし、美しいリギングができればそれだけでバスを引き付けることができます。
この記事では書ききれなかったので別記事にまとめました。
小さなアイテムですが、是非こだわってみてください。
もっとダウンショットを使いこなすには…
ダウンショットの長所と短所を理解し、弱点を補うように別のリグとの運用をすることで、隙のないライトリグシステムを組むことができます。
具体的には…
- スモラバ
- ネコリグ
- ワッキー
- ノーシンカー
これらのリグとダウンショットを状況ごとに使い分けられることによって、バス釣りの難易度は劇的に下がると思います。
ボクが1年間ライトリグだけを探求し、その後もライトリグを使い続け、釣って釣って釣りまくったライトリグの運用法をまとめた記事を読むことで、ボの膨大な時間を費やしたノウハウを知ることができます。
まとめ
ダウンショットリグ一つとっても使うシチュエーションで沢山のタックルを選ぶことができます。
最後にダウンショットタックルについてまとめます。
ポイント
- リールはある程度拘りましょう…
- スピニングはドラグ性能重視
- ベイトタックルは快適なキャスタビリティが重要
- ロッドは使用用途に合わせて細分化が正解
- ダウンショットは他のライトリグと使い分けるベシ!
正直、ベイトフィネスという選択肢がある現代のバス釣りにおいて、比較的どんなロッドでもダウンショットを投げることはできると思います。
しかし、ダウンショットの強さを知り、より突き詰めて使っていきたいと思うなら絶対に専用タックルを組んでみることをオススメします。
専用というとダウンショットしか使えないのか?って思われるかもしれませんが、意外と他の釣りに転用することができる場合が殆どです。
ステップアップという意味でも、是非一度専用タックルをご検討してみてはいかがでしょうか?
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ポイント
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バス釣りのノウハウ
タックルの総合的な組み方
また、noteというサイトでは、ブログで情報を公開したくないような『バス釣りの核心』に迫る情報を有料で販売しております。
実際に読んで下さった方のほとんどがリピーターとなってくださっており、記事の情報を実践することで確実にステップアップしていただいています。
正直、下手なルアーを買うくらいならこの情報を読んでいただいたほうがバスは釣れるし、他人と確実に差をつけることができます。
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この記事を読んで下さった方のステキなバス釣りライフの一助になれたら幸いです。
ではではー