コンニチハ!
バス釣り大学のYoU太郎です。
ダウンショットリグってどんなリグなんでしょう…?
ダウンショットリグって言うと、トーナメントでもウイニングルアーになるほど、現在のバスフィッシングシーンでは欠かすことのできない実釣性の言うの高いリグです。
その特性を知り、長所と短所を理解することでダウンショットを使いこなせば必ずバス釣りの難易度は下がります。
今回は、ダウンショットの特性について徹底的に解説していきたいと思います。
【記事の内容】
ダウンショットリグの長所
ダウンショットリグの長所とは?
結論から申し上げます。
ダウンショットリグの長所は使い手次第で使いこなしの幅がめちゃくちゃ広いということです。
見出し(全角15文字)
- シンカーをアンカーにして点で誘える。
- ズル引きして線で探れる。
- スイミングで中層を通せる。
- セッティング次第でカバーに入れられる。
というチート性能を持ちながら
ポイント
- ボトム感知能力が高い。
- 演出できる誘いが多彩。
という特性を持ってます。
なのでボクは条件次第ではありますが、ダウンショットを便利なサーチルアーとして使っています。
と思われるかもしれませんが、スピナーベイトみたいにアピール力が強大なルアーは、確かにバスが発見してくれる確率は高いかもしれませんが、実際にルアーに喰いつきにきてくれるかどうかというのはバスの活性やサイズを選びます。
カバーの奥に避難しているようなバスの目の前を通そうとしても届かないし、見つけてもビビッて引きこもってしまうことだってあります。
少し強引な言い方ですが、そもそもバスからの反応を得にくいんです。
つまり、比較的透明度の高く、規模の小さい場合が多い現代の日本のフィールドで、スピナーベイトなどのハードルアーはバスをサーチする能力が決して高いわけではないんです。
特にエリアの絞り込みがグーグルマップや湖沼図、魚探、目で見た情報からある程度できるようなフィールドであればライトリグのほうがサーチ能力が高くなる可能性があるってこと!
そして、リグひとつで多くのことができるダウンショットリグはサーチベイトとして状に優秀だってことが言えます。
ダウンショットリグの短所
ダウンショットリグの短所は、使い手の技量次第でクソ役に立たないリグになるってことです。
まず、キレイにダウンショットリグを作らないと糸ヨレで全く釣りにならなくなります。
フック上部に滑らかなスイベルを入れる方法もありますが、スイベル自体が軽量なシンカーとして機能してしまうためにあまりおすすめしません。
そしてスイベルを使用すると結び目が増えます。
比較的複雑な構造のリグだけに、ラインの結び変えなどで何度も結び目を作らなければならなくなるので、結果的に結び変えの頻度が減り、ダメージを負ったラインがフッキングの力で簡単に切れてしまったりもします。
注意
特に細いラインを使用するスピニングでダウンショットをする場合は注意が必要です。
ベイトフィネスタックルで比較的太い糸+重いシンカーで使う場合は、スイベルを入れてもいいですしフックにスイベルが付いたダウンショット用フックを使ってみるのもいいですね!
短所の解決策その1
まず、糸ヨレしないようにするにはキレイにフックをワームにセットする必要があります。
ワームのパーティングライン(金型の分割ライン)にそってキレイに真っすぐ刺せるよう、練習する必要があります。
また、シャッドテールワームなどのテールが水を掻いて抵抗になるようなワームを選ぶとワームが回転しにくくなるので糸ヨレ防止になります。
ボクが初心者にダウンショットを使ってもらうときには必ずシャッドテールワームを用意します。
短所の解決策その2
簡単に無全て、結び変えが面倒でないノットで結束することが重要です。
ボクはパロマーノットを使用してます。
パロマーノットは特に最強の結束強度を誇るわけではありませんが、簡単に強い結束強度をだせるため気に入っています。
不安定な足元でも…つまり、ザブザブに荒れた湖面の上だったとしても、ボクの乗るボートの近くをプレジャーボートが爆走していってもそれなりに安定して結束できるし、方結びができれば誰でもできる簡単ノットなのでおすすめします。
何回でも結び変えでき、常にフレッシュなラインの状態を保つことが大切です。
ラインブレイクして後悔してからじゃマジで遅いです。
ダウンショットリグの特性
ダウンショットリグの長所でもある
ポイント
- 使い手次第で使いこなしの幅がめちゃくちゃ広い。
- ボトム感知能力が高い。
という点に焦点を当ててみます。
ダウンショットリグはネチネチと一点で誘え、ズル引きやスイミングをすることで線でも誘えます。
そして、ロッド操作の強弱で演出する誘いのアクションにメリハリを与えることも得意です。
つまり、これらの組み合わせが自由自在なのです。
ワーム自体がシンカーのウエイトに干渉されないので、シンカーをアンカーのようにしてラインスラッグを弾くことができれば、リグの位置を動かさずに激しいアクションを演出することもできます。
ライトキャロライナリグやスモラバのようにワームより釣り人側にシンカーがあるリグではできないことです。
激しいアクションができるかと思えば、ボトム付近でフワフワナチュラルにピンスポットで誘い続けることもできます。
これらの特性を利用し、ズル引きやスイミングの中でアクションに変化をつけ、リアクションバイトを誘いうことも可能。
一つのリグでとにかくバスを釣ってみて、今のバスがどんな状況なのか?というのを、実際に反応を伺いながら釣りをすることができるというのも強みになります。
その中で、カーブフォール中などにバスがバイトしてきたという結果が得られれば、ジグヘッドのミドストやスピナーベイトなどに切り替えてさらに反応を探っていくことができます。
次の展開につなげやすいというのもサーチベイトとしてめちゃくちゃ優秀な強みです。
ダウンショットに必要なフックとシンカー選びをまとめた記事はコチラです。
もっとダウンショットを使いこなすには…
ダウンショットの長所と短所を理解し、弱点を補うように別のリグとの運用をすることで、隙のないライトリグシステムを組むことができます。
具体的には…
ポイント
- スモラバ
- ネコリグ
- ワッキー
- ノーシンカー
これらのリグとダウンショットを状況ごとに使い分けられることによって、バス釣りの難易度は劇的に下がると思います。
ボクが1年間ライトリグだけを探求し、その後もライトリグを使い続け、釣って釣って釣りまくったライトリグの運用法をまとめた記事を読むことで、ボクの膨大な時間を費やしたノウハウを知ることができます。
気になる方は、是非ご一読ください(*´ω`*)
まとめ
ダウンショットリグの特性についてまとめます。
ポイント
- シンカーをアンカーにして点で誘える。
- ズル引きして線で探れる。
- スイミングで中層を通せる。
- セッティング次第でカバーに入れられる。
- ボトム感知能力が高い。
- 演出できる誘いが多彩。
少し作り込むのに複雑なリグです。
簡単なノットを使うなど工夫して、このチート級の実釣性能をもったリグを使いこなせるようになるとバス釣りの難易度が少し下がるのでおススメです。
また、リーダーの長さを変えることで、アクションの性質がガラッと変わりますが、少し長くなるので別記事にまとめようかと思います。
バス釣り大学ってどんなブログ?
ポイント
バス釣りの始め方
釣れる!と確信したタックルの紹介
バス釣りのノウハウ
タックルの総合的な組み方
また、noteというサイトでは、ブログで情報を公開したくないような『バス釣りの核心』に迫る情報を有料で販売しております。
実際に読んで下さった方のほとんどがリピーターとなってくださっており、記事の情報を実践することで確実にステップアップしていただいています。
正直、下手なルアーを買うくらいならこの情報を読んでいただいたほうがバスは釣れるし、他人と確実に差をつけることができます。
無料で読める記事もございますので、ご興味があればご一読ください。
この記事を読んで下さった方のステキなバス釣りライフの一助になれたら幸いです。
ではではー