スピナーベイトノウハウ工学科

スピナーベイトはブレードが命…最も釣れるブレードの組合わせはコレだ!

タンデムウィロー?ダブルウィロー?一体どれが釣れんのさ?
スピナーベイトの心臓部はブレードです。その組み合わせによって生まれる“違い”を理解することはスピナーベイトでバスを釣るための必須知識となります。

コンニチハ!

バス釣り大学のYoU太郎です。

あなたはスピナーベイトのブレードの組み合わせによる違いを即座に答えられますか?

  • タンデムウィロー?
  • ダブルウィロー?
  • ダブルコロラド?

スピナーベイトのブレードの組合わせを選ぶ時、どの組合せにするかいつも悩んでませんか?

スピナーベイトのブレードごとの特性と組合せによる特徴を理解すると誰でも簡単に使い分けることができます。

なぜなら、ボクも実践してできるようになったからです。

この記事では、ブレードの組合せのポイントを5つ紹介して、ボクの使用実例も3つご紹介します。

記事を読み終えると、今後はブレードの組合せで悩むことはなく簡単にスピナーベイトを使い分けることができるようになります。

ぶっちゃけスピナーベイトを使い分けられると、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメてす!

スピナーベイトのブレードによる違いを理解すると、ぶっちゃけバス釣りの難易度が下がるのでオススメです。

バス釣り大学掲示板【X】のお知らせ!

大学のお知らせ掲示板 X(旧Twitter)のお知らせです。

本ブログを読みに来てくださり、誠にありがとうございます。

バス釣り大学ではX(旧Twitter)でも情報発信をしております。

実は、Xのフォロワー様だけしか発信していない革新的なバス釣りノウハウや、フレッシュな最新情報をお届けしています!!

  • X:最新情報
  • ブログ:深堀情報

平日は毎日更新しているので、ブログよりも圧倒的に早く最新情報をお届けできます。

ボクのXアカウントをフォローしてくださっているフォロワーさんだけのお得なキャンペーンも実施してます!

掲示板

YoU太郎アカウントのフォローはコチラです!

それでは引き続き、ブログ本記事をお楽しみ下さい!

大切な組み合わせ

ブレードの組み合わせとしてこの4タイプが使い分けられるようになるとスピナーベイトを使いこなせていると言えると思います。

組み合わせ

  1. シングルコロラド
  2. シングルウィロー
  3. タンデムウィロー
  4. ダブルウィロー
  5. ダブルコロラド

これらの組み合わせをボクがどのように使い分けているのか順番に深掘りしてお話します。

ただし、注意していただきたいのは“完全解”ではないということです。

あなた自身が使い込んでみて、“あなたの基準”をつくって使い分けて初めて使いこなせたと言えると思います。

オススメの記事

スピナーベイトの基礎基本

スピナーベイト使い方まとめ記事リンク

正しく使うと爆速上達!

また、あなたの使いこなし方が他の人に当てはまるのかというと、それは違うと思います。

あなた自身の使いこなしを見つけることができれば、あなたにしか釣れないバスを釣ることができるようになるので、結果的に“そこそこ大きなバスを他人よりたくさん釣る”ことができるようになるということです。

シングルコロラド

一枚のコロラドブレードが付いているだけのシンプルなものです。

現在市販品ではほぼ見かけないと思います。

どうやってこのスピナーベイトを手に入れるかといううと、ダブルブレードのスピナーベイトのフロントブレードが取り付けてあるD管ごとニッパーで取り除いてしまい、リアブレードとしてコロラドブレードを取り付けます。

シングルコロラドの特徴として最もブレードが激しく動きます。

そのため、巻き抵抗が大きくなってゆっくり巻けるというのがシングルコロラドの良いところです。

さらに、コロラドブレードの特徴が全面に出てきますので、回転の出だしが良くなり浮き上がりやすくなります。

逆に言うと、速く負けないし他の組み合わせと比較して同ウエイトのヘッド重量よりも浅いレンジでのただ巻きがメインとなります。

シングルブレードでは“ヘリコプター”と言って、スピナーベイトのブレードを回転させながらフリーフォールさせる落とし込みテクニックがありますが、それが一番やりやすいのもコロラドブレードの強みです。

シングルウィロー

若干控えめなフラッシングで、シングルコロラドに比べて速い巻きスピードでも浮き上がりにくいというのが特徴です。

また、飛距離も出るし比較的どんな場所でも使いやすいことから、ボクが初心者に使ってもらうスピナーベイトはシングルウィローである場合が多いです。

バイブレーションもほどほどに手元に伝わってきやすいので、たぶん一番使いやすいスピナーベイトなんじゃないかと思います。

シングルコロラドと同様に市販品ではまず見かけないので、自分でフロントブレードを取り除いてチューンしてみてください。

初心者の方だったらスピニングでジグスピナーって選択もありますネ(*´ω`*)

タンデムウィロー

現在で最もオーソドックスで一般的なのがタンデムウィローです。

リアブレードが同じものならシングルブレードタイプよりも浮き上がりにくくバイブレーションは弱めになり、同じレンジを速く巻くことができます。

バイブレーションも程々に大きく、巻き出しの回転レスポンスも良いです。

スピナーベイトを本格的にやり込みたいという方は、タンデムウィローで練習するといいと思います。

オーソドックスであり、みなさんが“基準”のスピナーベイトとして使用して、タンデムウィローから初めてブレードで調整していくという手法を取って現場に合わせていくとやりやすいと思います。

ダブルウィロー

組み合わせ中最もフラッシング効果の高いスピナーベイトです。

ただ巻きにおいて非常に遠くのバスも惹きつけることができる強力なスピナーベイトです。

巻き抵抗は組み合わせ中最も弱くなり、発生するバイブレーションも弱め。

落とし込みも苦手になる傾向があるのでただ巻きでの使用がメインです。

巻き抵抗が弱いことと比例して、巻きスピードに対する浮き上がりも弱くなるので、広いフラットエリアを釣る時に重宝します。

ボクは一番好きですが、使いこなすのが一番難しいと感じている組み合わせでもあります。

ダブルコロラド

シングルコロラドよりも若干弱いバイブレーションになりますが、フロントブレードの存在によってスピナーベイト単体での存在感は非常に大きなものになります。

シングルコロラドほどではないですが巻き抵抗も大きいので濁った水色の中、ゆったりとシャローを使いたい組み合わせです。

ダブルコロラド自体をラインナップしていないメーカーもありますので、タンデムウィローのスピナーベイトのリアブレードであるウィローリーフブレードをコロラドブレードに変換して作り出せます。

常時濁っている野池なんかで使いやすい組み合わせです。

現場でのアジャスト実例

最後に、ボクがやっているスピナーベイトのチューニングを実例として少し紹介しておきます。

スピナーベイトのブレードチューンをするには、ブレードを数種類持っていないとできません。

スピナーベイトのワイヤーはバスを釣ると曲がってしまうことがあります。

何尾も釣って何回も曲がってしまうと金属疲労を起こしてワイヤーが折れてしまうことがありますので、そういった壊れたスピナーベイトはそのまま捨てず、ブレードだけ取っておくことをオススメします。

また、中古釣具屋さんなどで中古のスピナーベイトが安く売っていたら、ブレードを使うために買ったりするのもアリです。

形状チューン

タンデムウィローを使用していて、ブレードバイトがあった時に水の色が普段より澄んでいたり水の臭いが新鮮そうな臭いであったらシングルウィローなどにしてブレードの発生する振動を抑えてあげるとしっかりフックが付いているスカート+ヘッドまで喰いついてくることがあります。

また、逆に雨が降って濁り始めたタイミングでタンデムウィローからダブルコロラドに変えて、バスに発見しやすくゆっくり巻いてあげることを試したりします。

サイズチューン

ボクのオススメのブレードサイズの使い分けは、市販の状態で付いているスピナーベイトのブレードより1サイズ大きいものと1サイズ小さなものをつけたものを用意しておき、水の透明度や流れの強さなんかで使い分けます。

速く巻きたければリアブレードを小さくします。

逆にゆっくり巻きたければ一気に2サイズ大きくしたりします。

ヘッド重量が軽い場合、2サイズ大きくすると回転して全く使えないようなものもありますので、スピナーベイトの泳ぎを足元で確認してから使ってみてください。

厚みチューン

厚いブレードの方が回転レスポンスが落ちて回り出しが悪くなる半面、一度回転が始まったら止まりにくくなります。

広大なウィードフラットなどでボトムクロールなんかする場合は、リアブレードを厚くしサイズを上げます。

遠投して巻きっぱなしのような使い方では、回転レスポンスが悪い厚めのブレードが良い場面もあります。

現場でできるチューンとして、アワビシートをブレードに貼ったりすると、ブレードが厚くなりほんの少し重量が増すことができます。(ブレードが0.1mm厚くなるのとアワビシートで0.1mm厚くなるのは全く同じ効果があるわけではないが、即席でブレードのパワーを上げると言った意味でやることがある。)

まとめ

ブレードの組み合わせについてまとめます。

まとめ

  • シングルコロラド
  • シングルウィロー
  • タンデムウィロー
  • ダブルウィロー
  • ダブルコロラド
  • 上記を使い分ける
  • ブレードの形状
  • ブレードのサイズ
  • ブレードの厚み
  • 上記を状況を見て調整する

以上です。

市販品ではほとんどのものがタンデムウィローやダブルウィローのものが多いですが、本当はこれらの種類とブレードを現場の状況に合わせて使い分けていくともっと細かくアジャストしていくことができます。

実は侮っていたらもったいないブレードの組み合わせに関する記事でした。

大学研究室からのお知らせ…

ボクの記事を最後まで読んで下さり本当にありがとうございます。

最後まで読んで下さったバス釣りに対して意識の高いあなただけに、重要なお知らせがあります。

実は、当ブログ以外に“バス釣り大学の研究室”というサイトを運営しております。

バス釣り大学というブログでは、バス釣りのノウハウやタックルのインプレッションについて情報を無料公開しておりますが、バス釣り大学の研究室では当ブログでは書けないバス釣りの『核』となる部分を記事にしています。

『コッソリ読んで、誰にも教えたくないバス釣りの強化書』を目指して更新していますので、ぜひコチラもご一読いただけると幸甚です。

よろしくお願いいたします。

ではではー

バス釣り大学-Landscape

最新の授業

  • この記事を書いた人

YoU太郎

バス釣り大学 理事長

-スピナーベイトノウハウ工学科

© 2024 バス釣り大学 Powered by AFFINGER5