シーズナルパターンノウハウ工学科

【バス釣り最強】“苦手な季節”を克服する魔法のルアーが実在した!

秋ってどうやってバスを釣るの?
季節ごとに一番釣れるルアーを教えて。
1種類のルアーで1年間ずーっと釣れるの?
バス釣りオタクのボクが、シーズナル攻略についてノウハウを公開します。

コンニチハ!

バス釣り大学のYoU太郎です。

季節が移り変わる中で『釣れない季節』ってありません?

ボクは秋がすごく苦手だったんですが、シャッドをしっかり使うようになってからは、めちゃくちゃ楽しい季節になりました。

もしあなたに苦手意識のある季節があるとしたら、それはシャッドの実釣性能で解決できるはずです。

本記事では季節ごとにシャッドが活きる場面を4つご紹介し、あなたのシャッドの性能を120%発揮できる状態にするためのチューン方法を公開します。

記事を最後まで読むことで、今後あなたは苦手な季節がなくなり、各季節で最大限釣果を伸ばすことができるようになります。

ぶっちゃけシャッドを使いこなすことで、バス釣りの難易度が少し下がるからオススメです。

1年間チャレンジ

ボクは10年以上前に“1年間同じルアーだけ使って釣りしてみよう”という鬼畜な訓練をしました。

  • ジャークベイト
  • スピナーベイト
  • シャッド
  • ライトリグ

これらのルアーでそれぞれ1年間釣りをしてきて、シャッドが季節問わずに満遍なく釣れるという事実を見つけました。

そこで、ボクの実績からシャッドが最もバス釣りで安定した釣果をあげられているので、その秘密とノウハウを公開したいと思います。

シャッドのベストシーズン

一昔前は『冬』なんて言われていましたが、今ではオールシーズンいつでもシャッドは釣れます。

冬の1日の中でシャッドが一番効率がいいって場面があるだけで、その他の季節でいつでもシャッドが効果的なタイミングが訪れます。

注意したいところは、どの季節も1日の中で波のように訪れるシャッドのタイミングを捉えて、そこで使ってあげることで釣果は伸びていきます。

今回は少しだけ各シーズンにおけるシャッドの運用法を紹介していきます。

水温が上がりだすタイミングでフィーディングに入ったバスを狙います。

早春であればお昼前くらいの太陽が高くなってくる時間帯に実績があります。

また、シャローにバスが集まるので、シャッドによるサイトフィッシングが強烈に効く時期です。

ボクが感じているのは、スモラバやダウンショットのように水面から落ちてくるものに対して非常に警戒しているバスはシャッドには無防備だったりします。

サイト自体は非常に苦手なんですが、シャッドのサイトは結構チャレンジしますね!笑

アフターの時期にもシャッドを巻いて生えはじめのウィードに絡ませたりするような使い方が効果的で、基本的に春はバスの敵水温に対して低い状況なので、ゆっくり誘ってあげることが肝心です。

その中で水温の上昇とともにバスの活性が上がり、ゆっくり誘うことで『見切られてる』と感じれば少しずつスピードを上げていくといいと思います。

夕立などで雨が降ったり、朝・夕まずめのローライトなど、条件が整ったときがシャッドの出番。

基本的に水温が高くなり、バスの敵水温~高水温になりますので、日中はなかなか使いにくいんですが、高くなった水温が下げられると一気にバスのスイッチが入るので、シャッドの小さくリアルなフォルムとスピードで騙します。

また、ローライト+風などが重なれば一瞬スイッチが入ったりもします。

そんな時に効率よくスイッチの入ったバスへアプローチできるのも、巻き物の側面があるシャッドならではです。

シャッドと言われるジャンルに属するルアーはそもそも動きがタイトではあるんですが、その中でも飛び切りタイトにアクションするシャッドがおすすめです。

ボク的にシャッドの使用率がグーンと高いのが秋です。

まだ夏を引きずっている時期なら夏っぽくスピードを生かしながら条件が整ったときにスポット的に使いまが、だんだん秋の深まりとともにバスの敵水温を超え、低水温期に入ればアフターの時期に生えはじめたウィードに絡ませていたように、今度はリップラップの岩に絡ませて使います。

鋭いダートを交えないと騙せなかったりする時期でもあります。

沢山のシャッドを駆使してなんとかバスの口をこじ開けたときは最高に楽しいっすね。

一番楽しい時期です。

シャッドが一番釣れる時期というのは正直間違いで、シャッドじゃないとフックアップしないよって時期です。

初冬であればまだ秋っぽくも使えますが、12月中盤をすぎると少しキツイかもですね。

晴れて風のない日に10時くらいから水温が上がる本当に短い時間だけシャッドのズル引きで何とかバスから反応があったかな?どうかな?ってレベルです。

ダウンショットのズル引きと併用しながら、状況と時間帯を見極めて使っていきます。

冬の深まりとともにシャッドをトゥイッチしたときに、鋭いダートで飛ばしすぎるとバスが諦めてしまいますので、普段より繊細なロッドワークを心がけます。

1月から2月中旬くらいまではシャッドでも厳しく、もはや修行状態の釣行になってしまいますが、2月中旬を過ぎてくるとだんだんシャッドにも反応が見られたりします。

潜行深度を微調整し、バスが反応できるレンジを効率よく通せるシャッドを選んでいかなければならない非常にシビアな時期です。

春夏秋冬オススメシャッド

シャッドの基本的な使い方をするためにはそれぞれ適したシャッドを使い分けていくと、より釣果に繋がります。

1つの何でもできるシャッドですべてやってしまうこともできますが、やはり使い分けができたときの方が釣果に差が出るし、何より楽しいのでおすすめです。

ボクはソウルシャッドをメインに、ダートさせて使うときはスーパースレッジ、ズル引きして使うときはダンク48なんかを使い分けます。

それぞれのシャッドに特徴があり、それらを使い分けてあげることで、本来の威力を発揮してもらいます。

要は、ダウンショットとネコリグとジグヘッドワッキーを使い分けるのと同じようなイメージで、ソウルとスースレとダンクを使い分けていきます。

120%シャッドを使いこなす秘訣

シャッドを使う上で必ずやってほしいのはトゥルーチューンです。

まず、シャッドを箱から出したら使う前に必ずやることです。

最初は面倒くさく感じるかもしれませんが、これをやらないと設計されたアクションがでませんし、狙ったレンジにも到達しません。

狙ったレンジに到達しないってことは、バスが潜んでいる場所がわかっていても、シャッドをそこまで送り届けることができないってこと。

そして、最悪なのはそれに気付かないことです。

シャッドをしっかり狙ったレンジに潜らせることができ、モデルごとに潜行深度を使い分け、シャッドをシステマティックに運用することができれば、かなりのシャッドオタクと言えます。笑

レンジを刻み、細かく使い分けることで、シャッドは120%力を発揮してくれます。

上記の記事を理解したところで、さらにレンジ毎にタイプ分けすることで、シャッドの奥深さと楽しさに気付くことになるかも!です。

まとめ

シャッドにおける季節別攻略についてまとめます。

ポイント

  • 春:水温に注目
  • 夏:変化を捉える
  • 秋:喰わせる場所を広く探る
  • 冬:シビア
  • 3種使い分けがオススメ
  • トゥルーチューン必須

小さなフォルムにナチュラルなアクションなので、この記事のことを理解していれば間違いなく釣れると思います。

それだけ実釣性能の高いルアーでもあります。

しかし、リアルな見た目に人間側が釣られてしまいがちですが、あくまでもルアーです。

とりあえず投げていれば釣れてしまうルアーでもあるので初心者にも扱いやすいんですが、脱初心者を目指す意識の高いバスアングラーなら、この記事に書かれていることをよく読んで、使い込んでみてください。

小さなルアーですが、使い手によってはめちゃくちゃ釣れるルアーになります。

そして、さらに他人と差をつけ、自分だけほくそ笑みたい方に向け、さらにシャッドのディープな世界を記事にしました。

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  • この記事を書いた人

YoU太郎

バス釣り大学 理事長

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