ハードベイト工学科

スピナーベイトの力を100%引出す基本チューン!スピナベの使用前に必ずお試しください。

オススメのスピナーベイトってあるの?もっと釣れるようになるチューンを教えて
秘密というほどのことではありませんが、スピナーベイトを『より釣れる状態』に調整することはできますよ

コンニチハ!

バス釣り大学ののYoU太郎です。

以前、スピナーベイトを使いこなすための8つの習慣という記事をシェアしましたが、その後バスを釣ることはできましたか?(*´ω`*)

 

スピナーベイトを買ってきてそのまま使ってて『傾いて泳いでくる…』みたいな不満はありませんか?

今回は、スピナーベイトの力を100%引き出すワイヤーチューンについて解説しつつ、ボクの溺愛のスピナーベイトも紹介してます。

風が吹いたらスピナーベイトですが、ボクは風が吹かなくてもスピナーベイト巻いてき、風邪ひいてもスピナーベイト巻いてきました。

スピナーベイトのワイヤーチューンを覚えると、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです。

ワイヤーチューン

クランクやシャッドなどリップがついたルアーのトゥルーチューンはされてますか??

基本的にはトゥルーチューンしてまっすぐ泳ぐよう調節してあげることで始めてリップ付きルアーは本来の潜行深度まで到達する事ができたり、設計者の狙ったアクションを演出します。

それと同じ事がスピナーベイトにも言えます。

ん?スピナベにリップなんかねぇーじゃん?
むむ…たしかに…

確かにスピナーベイトにリップはありませんが、ヘッドの重量とブレードの大きさによるバランスで左右どちらかに倒れて泳いだりします。

チョイ投げして高速で回収して確認してみてください。

ヘッドとブレードが真っ直ぐ一直線上に泳いでくればトゥルーチューンの必要はありませんが、ヘッドに対してブレードが左右どちらかに倒れながら戻ってきたらトゥルーチューンが必要です。

トゥルーチューン

スピナーベイトのトゥルーチューンはアッパーアームを倒すことで真っすぐ泳ぐように調整します。

スイム姿勢が、アングラーから見てブレードがヘッドより右に倒れるか、左に倒れるかによってアッパーアームを少しづつ倒してワイヤーにクセを付けるように調整していきます。

ポイント

  • 右に倒れるならアームを右に倒す。
  • 左に倒れるならアームを左に倒す。

そうやって少しずつ真っ直ぐ泳ぐまでアッパーアームに癖をつけてあげるだけオッケーです。

曲げる方向は傾く方向と同じ方向に曲げるのがミソです。

クランクやシャッドみたいなリップ付きルアーのアイチューンとは逆と覚えたら忘れないかも!

これをやるとやらないとではかなり釣果に差が出ます。

巻きスピードの許容範囲がかなり上がるからです。

スピードチューン

スピナーベイトのロアアームとアッパーアームの角度を小さくするとさらに早く巻いても浮き上がりにくくなります。

あまり曲げすぎるとブレードがフックに当たりすぎてしまいますので、ほんの少しの調整しかできませんが、スピード調整という意味ではかなり効果的です。

さらに深い水深を通したい時や浅いレンジでももっと早く巻いていきたい場合はかなり有効です。

逆に広げると浮き上がりやすくなりますのでスピードを抑えられます。やり過ぎると回転しますので程々に調節してみてください。

釣れるスピナーベイトとは…

釣れるスピナーベイトというと語弊がありますね…笑

ボクは買った殆どのスピナーベイトで魚をキャッチしてますので、市販のスピナーベイトで釣れないものはまず無いと思います。

じゃ、結局どれ買ったらええねん?という方に向けて、独断と偏見ですがいつも使ってるスピナーベイトを簡単に紹介します。

クリスタルSシリーズ

言わずと知れたクリスタルSシリーズ。

と、言うか、このシリーズでスピナーベイトを揃えてしまえばオールオッケーだよ!ってくらいのラインナップがありますから、ここから始めたらいいかと思います。

オリジナルのクリスタルS、ディーパーレンジ、シャローロールと、代表的な3タイプに加えて、スーパースローロールやウィンドレンジ、パワーロールと、現行品でもかなりのタイプがあります。

それだけスピナーベイトに力を入れてるメーカーであり、スピナーベイトを知り尽くした人達が作り上げた名品ばかりなので、まず間違いないシリーズです。

オカッパリからでもボートからでも使いやすいモデルを簡単に紹介していきます。

オリジナル

まずはオリジナルのクリスタルSです。

タンデムウィローで細めのワイヤーでヘッドの振動をしっかり手元に伝えてくれるので非常に使いやすく壊れにくいモデルです。

このメーカーのスピナーベイトVブレードという平たいブレードが装着されてますので、波動も強く、強烈なブラッシングも特徴的です。

色んなメーカーのスピナーベイトと比べると比較的浮き上がりやすくなってますので、浅いレンジを引きやすく、シャローが多い水に色が付いているような水域では基準のスピナーベイトになりやすいかと思います。

ポイント

また、ブレードの回転レスポンスが極めて良いいんです。

巻き始めの本の一瞬で水を噛んで回転を始めるので、狭いカバーでも非常に使いやすく、ボクの中で落ちパク率No.1スピナベになってます…

水の透明度やバスの活性に合わせてリアブレードをワンサイズ大きくしたり小さくしたりしてもいいですし、大きなトレーラーを付けてもバランスを崩さない優秀なスピナーベイトです。

ちなみに、このシリーズのスピナーベイトはトレーラーフックを付けない方がいい事が多かったです。

ボクの中で一番ベーシックなスピナーベイトとして最も使用頻度の高いスピナーベイトです。

ディーパーレンジ

ディーパーレンジはダブルウィローの少し深めの水深を静かに下がるような時に使います。

オリジナルよりも浮き上がりがかなり抑えられてるので同じレンジを引く場合は少し巻きスピードを上げないといけません。

また、ヘッド形状もワイヤー形状も独自の設計になってます。こういうところもスピナーベイトに対する熱意が他メーカーとは違うな!と感じてしまいますよね_(┐「ε:)_

ディーパーレンジは振動も控えめなのでクリアな水域のウィードフラットをスローロールしたり、オリジナルとのレンジやスピード調整で使い分けていくといいかと思います。

また、ブレードの回転ピッチも細かく、引き抵抗も若干弱くなります。

ボクは特に小魚を捕食しているバスに対して使用するときに絶大な信頼を置いているスピナーベイトですね!

オリジナルとは波動ピッチの違いでもローテーションを組むことができます。

シャローロール

シャローロールはダブルコロラドの強烈インパクトモデルです。

オリジナルと比べるとヘッド形状は流用してそうですが、ワイヤーは別設計となっていて、スイム姿勢がとても良く、かなり非常に低速で浅いレンジを引きやすいスピナーベイトです。

ボク的には普段より強い濁りが入った時に、カバーへ寄り添ってしまってる魚に対してタイトにタイトにアプローチできるスピナーベイトです。

魚にとって普段より視界が遮られるような状況で投入するスピナーベイトには、カバーに対するすり抜け性能も魚に気づかせる強烈な波動とフラッシングのインパクトも必要になってきます。

その両方を併せ持ったのがシャローロールです。

正直、他メーカーのスピナーベイトはヘッドとワイヤーは共通で、ブレードだけタンデムウィローだったりダブルウィローだったりという設計ですが、シャローロールやディーパーレンジは専用に作られてますので、完成度のレベルが全く違います。

ハイピッチャー

ノリーズ にはウィンドレンジというコンパクトスピナーベイトがあります。

ただ、それがあまり売ってません…笑

なのでハイピッチャーを使ってます!

単純にコンパクトなのでバイブレーションも小さめ、フラッシングも小さめ。

でも、基本はスピナーベイトだからルアー自体のアピール力は決して低くない。

つまり、不必要にプレッシャーを与えにくいけど適度に目立つ。

コンパクトスピナーベイト全般に言える事だとおもいますが、浮き上がりにくいのでレンジキープがしやすい。

ハイピッチャーはどこでも売っていて、ヘッドの重さも沢山選べる。

ポイント

  • 使いやすくて壊れにくい。
  • そして、どこでも手に入る。

本当にスピナーベイトで釣れるか疑心暗鬼な方はこれから試して見たらいいと思います。

ボクが最も初心者にオススメしたいスピナーベイトですね!

まとめ

スピナーベイトで釣れる気がしてきましたか?

スピナーベイトのワイヤーチューン=トゥルーチューンはめちゃくちゃ大切です。

本来の設計通りにスピナーベイトの限界スピードを使い切ることができますし、スイム姿勢がバイト率を上げます。

少し面倒ではあるんですが、クランクベイトなどのリップ付きルアーのトゥルーチューンに比べたら手でできるので非常に簡単です。

こういった手間をかけることでよりバスは釣れるようになります。

些細なことですが、キッチリ調整して、バスを狙ってみてください。

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ポイント

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実際に読んで下さった方のほとんどがリピーターとなってくださっており、記事の情報を実践することで確実にステップアップしていただいています。

正直、下手なルアーを買うくらいならこの情報を読んでいただいたほうがバスは釣れるし、他人と確実に差をつけることができます。

無料で読める記事もございますので、ご興味があればご一読ください。

この記事を読んで下さった方のステキなバス釣りライフの一助になれたら幸いです。

ではではー

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  • この記事を書いた人

YoU太郎

バス釣り大学 理事長

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