オープンキャンパス

【完全保存版】リールのギア比使い分け!ギア比で悩まず快適運用。

ベイトリールの購入でギア比をどうするか迷ってるんだよなぁ

巻物は結局ローギア?ハイギア?結局どっちなの?

たくさんのベイトリールのギア比の中から自分のベストがどれなのか分からない。

この記事を読めば、あなたの使おうとしているルアー毎にベストなギア比の選択ができるようになります。

コンニチハ!

バス釣り大学のYoU太郎です。

ハイギア?ローギア?巻物?ワーム??結局どのギア比を選んだらいいのか?リールのギア比についてそんなお悩みを抱えてませんか?

実は、使用するルアー毎に適切なギア比を選ぶことで驚くほど釣りが快適になります。

ボクもローギア〜エクストラハイギアまで使い分けることでバス釣りの快適度がググッと上がりました。

本記事ではローギアとハイギアの特徴及び、メリット・デメリットのお話をして、ギア比とルアーの相性について具体的な例をあげながら解説していきます。

記事を読み終えるとあなたはもうリールのギア比なんかで悩むことはにくなります。

ぶっちゃけリールのギア比を使い分けられるようになると、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです!

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それでは引き続き、ブログ本記事をお楽しみ下さい!

ギア比毎の特徴

昨今のベイトリールには多数のギア比が設定されており、ローギア〜エクストラハイギアまで数タイプのギア比の中からお好みのものを選ぶことができます。

  • ローギア
  • ノーマルギア
  • ハイギア
  • エクストラハイギア

選択肢が増えることでいろいろ選べる楽しみと、使いこなした時の快適性が爆上がりするのですが、少し問題になることもあります。

『オレは(アタシは)どのギア比を選んだらええんや?』

と、いう初心者からの悲痛なお悩みがリール購入時に生まれることです。

まずは、リールのギア比によってどんな特徴があるのか?について超簡単に解説していきます。

ハイギアの特徴

ハイギアとはハンドル1回転で巻き取るラインの長さが長いタイプのギア比です。

主に71くらい以上のギア比で、ハンドル一回転で70cmくらい巻き取るリールがハイギアと呼ばれます。

81101くらいのギア比で、さらに巻き取る長さが長いものをエクストラハイギアと呼びます。

また、自転車のギアによく例えられますが、速いギアに入れた自転車のペダルと同様にリールのハンドルが少し重たくなるのも特徴です。

速いギアに入れた状態で坂道を登るとペダルの重さが一気に増します。

ハイギアはこう言った変化にも敏感で巻き感度が良いなんて言われます。

が、実際には使用するルアーによって人間の感覚が変わります。

巻き感度についても掘り下げ解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください(*'▽'*)

ローギアの特徴

ローギアとはハイギアと全く逆の性質を持ったリールになります。

巻き取り長さが短く、ハンドルが軽い。

パワーギアなんて呼ばれます。

ギア比的には51くらいのギア比で、ハンドル1回転で50cmちょい巻き取れます。

61くらいだとノーマルギアなんて呼ばれ、ハンドル1回転で60cmちょいになります。

昔はこれくらいのギアレシオが一般的だったことからノーマルなんて呼ばれてますが、個人的に現代はハイギアの方が一般的。

また、今時巻物は巻き感度が良いハイギアでやるのがあたり前田のクラッカーなんて言っているブログやYouTuberも見受けられますが、バス釣り大学的には少し違う。

その辺も下の項から掘り下げて解説していきます!

ギア比だけでは決まらない

巻き取り長さやパワーはギア比によるものが大きいですが、実はそれだけでは決まりません。

ラインを巻いているスプールの径とハンドルの長さと複合的に考えて決まるものです。

ちなみに、スプールは最大外径でなく、実際にラインを巻いている径です。

高価なコンクエストを買う前にローギアを試してみたいなら、スプールに巻いてあるラインを短くしてみるのも一つの手です!

  • ハイギア化=ハンドル短+スプール容量MAX
  • ローギア化=ハンドル長+スプール容量少な目

感覚的にですがこんな感じで調整できますので、リール購入前にギア比の違いを試してみるのも面白いと思います(*'▽'*)

ギア比毎のメリット・デメリット

ギア比毎の特徴がなんとなく掴めたところで、この項ではそのメリットとデメリットについて掘り下げていきます。

ギア比による違いから生まれるメリットを活かすような使い分けができると、釣りの快適性がググッと上がるのでオススメです!

ハイギアのメリット

全てはハンドル1回転で巻き取る長さが長いことからくるルアーの回収スピードの速さや、ラインスラッグの処理が簡単にできることです。

『巻き取り速度が速い』

なんて言われます。

よって、ヒョイっと投げてチョンチョン誘い、すぐ回収といった近距離の釣りにおいて最高の相性になります。

これは、回収速度が速く回収と言う無駄な作業を効率よく処理できるということも言えますが、最大のメリットはラインスラッグを一瞬で処理してフッキング態勢に入れることにあります。

ミニ四駆ので言うところの『サイクロンマグナム+レブチューンモーター』ってところです。

ハイギアのデメリット

逆にハイギアのデメリットはゆっくり巻けないということです。

これはリールを使う釣り人の性格によるところもあると思います。

いやいや、ハンドルゆっくり巻くくらい朝飯前やで?

という人もいらっしゃるかと思いますが、50mくらい遠投してシャッドテールワームのテールが動くかどうかギリギリの速度を維持しながら巻き続ける釣りを一日中やるようなフィールドではやっぱりキツいと思いますよ。

集中力を保てて一日中やり切ろうと思ったらキャスト後にハンドル45回転させてその後は回収するようなショートディスタンスの巻物です。

ムリして使うと集中力が欠けたり良いことがないですからね。

また、巻き取りパワーも小さいのでディープクランクみたいな抵抗の大きなルアーを使う時の疲労感は大き目です

ローギアのメリット

ローギアのメリットは巻き取り長さが短いところからくる、安定した巻き感と巻き上げパワーです。

遠投から長距離に渡ってウィードフラットのトップをディープクランクで巻いて釣るようなゲームで本領を発揮すると思います。

また、大型のブレードを装着したスピナーベイトのスローロールをロッドワークではなくリーリングでやる場合、マグナムクランクのようにそもそも巻き抵抗がデカいルアーを巻いて使う場合に適しています。

“巻物はローギア”っていうのはあながち間違ってないと思います。

ハイギアと比較すると真逆の性質ですね。

ローギアのデメリット

ローギアのデメリットは、巻き取り長さの短さからくるラインスラッグの処理が大変だということです。

メリットの裏返しになるのですが、やはりワーミングの釣りやショートディスタンスでの巻き抵抗が小さなルアーで巻物したりするとローギアの良いところを活かしきれないと思います。

いやいや、ローギアでも本気出してゴリ巻きしたらハイギアの人より早く回収できまっせ。

この手の話をするとこういう屁理屈言う人が必ずいますが、それならどうぞローギアでお楽しみください。

ハイギアで同じくらいゴリ巻きしたらどうですか?

ハイギアの良いところは『いきなりバイトしてきたよッ』って状況に咄嗟に反応できるスピード感です。

その点、やはりローギアはそこに劣ります。

余談ですが、強風に煽られたラインスラッグの処理もローギアはもたつきます…

ギア比はルアーの適正スピードに合わせる

さて、ハイギアとローギアのメリット・デメリットを理解したところでリール選びをと行きたいところですが、もう少しお付き合いください。

あなたが使うルアーを一度確認しましょう。

広大なエリアを巻物で…ローギアに決定♪

と思考停止していてはいけまけん。

その場所で何のルアーを使うかも加味して考えておきましょう。

ルアーの美味しいスピード感

ルアーにはそれぞれ適正なスピード域があります。

同じ巻物でもミノーのように小さなリップを備えたものや、バイブレーションのようなリップがないものなんかは比較的速いスピードで使います。

巻物という言葉でひとくくりにまとめてしまうと『快適性』とは無縁のタックルシステムになってしまいます。

シチュエーション×ルアー×使用方法

あなたの使う条件に合わせて選んでいくと『快適なタックル』が組めるかと思います!

ギア比の使い分け:具体例

最後に、ボクが考えるリールのギア比を選ぶ際の“基準”について具体的な例を挙げていきます。

  • ローギア
  • ノーマルギア
  • ハイギア
  • エクストラハイギア

これらのギア比に対して合わせるルアーと使用方法についてまとめます。

あなたのリール選びのご参考になれば幸甚です。

ローギア

巻抵抗が大きなディープクランク、マグナムクランク、大型のスピナーベイト専用です。

また、ゆったり巻きたいスイムベイトもローギアで使ったりします。

パワーのあるリールで巻き抵抗の大きなルアーを使いたい時や、ゆったりしたペースを維持してリズムをつくりたい時に有効です。

何かしら原因があってゆったり巻きたい!というタイミングでは巻き抵抗の小さなシャロークランクや、フラットサイドクランク、シャッド、デッドスローに動かしたい羽根モノトップウォーターなんかも使います。

ボク、待てないタイプなので

ボクが思うローギアを選ぶ理由は、数あるギア比の中でハンドル1回転での移動距離が短いため、リーリングのスピード変化が滑らかに行え、ただ巻きの表現力が最も高いと感じているからです。

やはり、ボクはこういうパワー系の巻物はローギア派ですね

ノーマルギア

主にシャロークランク、スピナーベイトに使います。

ローギアほどゆったりさせる必要性を感じないハイシーズンでの巻物メインリールです。

『ノーマル』と聞くといかにも何でも卒なくこなせそうですが、ワームなどを近距離で使うような場合は少しかったるい巻き取り長さですので、ボクの中では多くの状況で使いやすい巻物リールという位置付けです。

ただ巻き系トップウォーターなんかも子気味良く使えますね!

ハイギア

最も汎用性が高いギア比だと思います。

まず、オカッパリでロッド本数が制限されるならハイギアを組みます。

近距離の巻物もこなせ、遠投した先からワームを回収する速度感も遅くない

現代ではこっちがノーマルと言える気がします

使用するルアーも多岐にわたります。

ジグ、テキサスのような撃つ釣りはもたろんのこと、ジャークベイトやポッパートップウォーターのようにロッドワークを駆使して誘い回収といった釣り方にベストです。

また、バイブレーションなどの巻き抵抗が極めて小さい巻物はハイギアの方が快適に扱えます。

こう言った巻き抵抗の小さい巻物を使うな場合はハイギアの『巻き感度』が活きてきます。

巻物はローギア派のボクですが、全然ハイギアでも巻き巻きしますよ(*'▽'*)

と、言うか“巻き感度”を上げたいならルアーの巻き抵抗と相性の良いギア比を選んだほうが無駄にギア比を上げるより良いと考えております。

エクストラハイギア

完全にテキサスやラバージグのようなラインスラッグの処理がフッキング最高率を高める撃つ釣り専用です。

バイブレーションやシャッドの中でも極めて巻き抵抗の小さいモデルも、特にスピードを上げて使いたい場面ではエクストラハイギアの出番です。

が、シャロークランクとか少し巻き抵抗が小さくないルアーをやろうとするとちょっとハンドルが重たいですね

さらに、シャロークランクなどでは、巻き取り長さが長すぎて速く泳がせ過ぎてしまうことにより『泳ぎが破綻』してしまうので巻き感度とかそういう次元ではなく何やってるかわからないという状態になりがちです。

その反面、撃つ釣りにおいて回収速度が速いこととラインスラッグの処理においてエクストラハイギアはめちゃくちゃ有効です!

まとめ

リールのギア比についてまとめます。

ポイント

  • ローギアは巻き取り速度が遅い
  • ハイギアは巻き取り速度が速い
  • ルアーには適正スピードがある
  • メリットが活きるギア比を選ぶ
  • 巻物にはローギアとは言い切れない
  • 最終的には好みでいいです

リールのギア比は使うルアーに合わせて考えていけば簡単に選択することができます。

好みや例外もありますが、一つの基準として参考にできる部分だけご参考にしてください(*'▽'*)

どのギア比が自分に合っているか分かったら、次はハンドルです!

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リールは高額なお買い物なので、バス釣り大学は間違いのない選択を応援します(*'▽'*)

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ボクの記事を最後まで読んで下さり本当にありがとうございます。

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バス釣り大学というブログでは、バス釣りのノウハウやタックルのインプレッションについて情報を無料公開しておりますが、バス釣り大学の研究室では当ブログでは書けないバス釣りの『核』となる部分を記事にしています。

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よろしくお願いいたします。

ではではー

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  • この記事を書いた人

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バス釣り大学 理事長

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