コンニチハ!
バス釣り大学のYoU太郎です。
ブレードがぐるぐるぐるぐる。
リールのハンドルもぐるぐるぐるぐる。
投げて回収投げて回収投げて回収の繰り返し…
スピナーベイトとは初心者が最も釣れないと感じるルアーの一つです。
注意
- そもそも餌の形をしていない?
- あのハリガネが偽物だってバレる!?
- 空中で回転して投げにくい?
そんなもったいない事を言って食わず嫌いなどせず騙されたと思って使って見てください!
今回はスピナーベイトをまったく信じられない方、それでもスピナーベイトで釣って見たい方がまずやるべき事を7つまとめました。
ぜひ習慣化にしていただき、来るべきハイシーズンに備えてイメージトレーニングにお役立ていただければと思います!!
私は何でスピナーベイトが釣れるのか?と疑問に思ったので1年間スピナーベイトだけで釣りをした経験があります。
その後も使い続け、今では困ったときはスピナーベイトを投げてしまうほどスピナベを頼るようになりました。
当時から蓄積したスピナーベイトに関するノウハウを上記の記事にまとめました。
YoU太郎のバス釣り大学研究室が発信する渾身の記事です。
ぜひ、こちらもご一読下さいネ♪
ぶっちゃけスピナーベイトを使いこなせるとバス釣りの難易度が下がるのでオススメです。
【記事の内容】
スピナベで始まるバス釣り
ボクもスピナーベイトは信じられないタイプの人間でした。あのフォルムから魚が食いついてくるなんてまったく想像できませんでした。
しかし、こんなに釣れなさそうなスピナーベイトですが、どこのメーカーも必ずラインナップしてますよね?
不思議じゃありませんか?
こんなに!!!釣れなさそうなのに!どこの会社も製造販売してるんですよ?
つまり、売れるから作るわけです。
売れるという事は釣れるという事です。
あなたが釣れない釣れないと食わず嫌いしてる間に釣りが上手い人達だけいい思いをしてるわけです。
悔しいですよね?
悔しくて悔しくて仕方がなかったYoU太郎はスピナーベイトでを理解する為に1年間スピナーベイトだけで釣りをした事があります。
隣で釣りしてる人はライトリグで楽しそうに戯れてるのに自分は馬鹿みたいにスピナーベイトをぶん投げてただただ虚しく帰宅する。
さすがに1年もみっちりスピナーベイトだけやり込むと、スピナーベイトだからこそ釣れるタイミングやスピナーベイトだけどなんとか釣れるタイミングとか、スピナーベイトではどうにもならないタイミングを自分の体で体感する事が出来ました。
それを全てこの報告書で記すのには限界がありますし、皆さんの普段行かれるフィールドによって少しずつ違いもあると思います。
なので、スピナーベイトで釣りたい全ての方の参考になるように7つの項目に簡単にまとめました。
皆さんは1年間スピナーベイトオンリーとかストイックな事をしなくても大丈夫です!笑
ただ、1〜3釣行くらいスピナーベイト投げ込むごとにこの記事を読み返してみて下さい。
こんなボクの文章ですが、やり込めばやり込んだだけ読み返すごとに新しい発見があると思います。
それでは、スピナーベイトで釣るための7つの習慣のはじまりです。
第1の習慣:ハイシーズン使い込む
ハイシーズンにたくさん練習しましょう!
オススメは梅雨入りくらいから秋中盤くらいです。
とにかく魚がアグレッシブに動ける時にたくさん投げて釣って下さい。
冬でもスピナーベイトで釣れます。
ただ、確率的にすごく難しいという話です。
冬場の活性に対してスピナーベイトではスピードが早すぎる事が多いから非常にタイミングとピンポイントを見抜く目がないと難しく心が折れてしまいます。
スピナーベイトで釣った事がない方はまずはハイシーズンにたくさん投げ込んで、どんな時にどうやって使ったらスピナーベイトで釣れるのかという成功体験をたくさん経験してください。
これは普段から通われてるフィールドの癖があるので簡単に説明するのは難しいです。
どんな障害物があって普段水がどれ程の透明度なのが、水深とかベイトの種類なとか、フィールドの癖みたいなのをよく観察しながら巻いてみて欲しいです(・Д・)
その中で…
ポイント
- どんな時にスピナーベイトで釣れたのか?
- またはチェイスがあったのか?
- いつもより透明度はどうだった?
- 流れはいつもより早かった?遅かった?
- どの位置からどんな所に投げた?
いろいろ観察するべきポイントがあります。
キョロキョロしながらなるべくその時の状況を鮮明に記憶しておいた方が次に繋がると思います。
また、反応が無かったとしても、どんな状況だと反応が無かったのか?という事がわかるかと思います。
ただ単に釣れなかっただけではなく、釣れなかったら釣れなかったなりに観察すべきポイントがあります。
釣れない時にどうやったらスピナーベイトで絞り出せるかとかは応用なのです。
スピナーベイトで釣れる状況がなんとなく掴めてきたら自ずと閃きがあるかと思います。
まずは、釣れるシーズンにスピナーベイトで釣れる状況をつかむ事!
つまりは!
そう言う事ですよ!
第2の習慣:風・流れ・濁りを見逃さない
じゃ、スピナーベイトで釣れる状況ってどんなんでしょうか?
YoU太郎が普段スピナーベイトを巻いた方がいいなと簡単に判断するような状況はいくつかあります。
ポイント
- 普段より流れが早い時
- 普段より濁ってる時
- 風が吹き出した時
『普段より』と言うのがとても大切です。
普段から流れが早い場合は更に流れが早くなったりした時です。
そして、風が吹けば水面の水を風上から風下に向かって流します。
つまり風が流れを生みます。
最も意識するべき要素は濁りです。
これらの要素はスピナーベイトで釣る上でとても大切だと考えてます。
ボクは普段からどれくらいの水深までボトムが見えてるのかなと言うところを気にしており、少しでも濁ってると感じたらスピナーベイトを投入していきます。
カラーについて少しだけ…
普段から濁ってるようなフィールドなら最初からスピナーベイトでいっちゃうときが多いですが、そんなフィールドが更に濁ったりしたらブレードシルバーからゴールドにしたり、スカートにチャートが入ってるものを選んだらします。
普段から濁りがキツイようならスピナーベイトのラインナップ中にあるチャートやパールホワイトなどの目立つカラーを揃えていったらいいかと思います。
また、クリアなフィールドならクローム〜シルバー
茶色系の濁りならゴールド
白っちゃけた濁りならマジックで真っ黒に塗ったりもいいですね!
この3色を基本とし、普段の水質によってスカートのカラーを揃えていったらいいかなと思います。
また、ベタ塗り系カラーブレードやメッキ系カラーブレードもありますが、カラーブレードはブレードのレスポンスも変わってしまいカラー選択をより複雑にしてしまいますのでまずは上記の三原色からお選びいただくと良いかと思います!
スカートのカラーに関しては、水に馴染むけどぼやーっとシルエットが見えるようなカラーを基本に揃えてみて下さい。
あまりラインナップしてるモデルは無いですが、グリパン系は泥系の底質のポイントでボトムクロールしたりするとよく釣れた経験があります。
カラーに関しては人それぞれ考え方や理論があります。
ご自身の理論を確立して、信頼できるカラーを揃える!
サンデーアングラーならばここまで出来たら十二分に釣果が付いてくるはずです!
ボクは背景や水の色とスカートの色が馴染むけど見える程度に合わせる?ですかね…感覚なので説明が難しい…
今回はここまでに留めておきますので、自身で通ってるフィールドのアタリカラーを研究してみるのも楽しいかもしれません。
また、ベイトフィッシュに合わせてそのベイトフィッシュカラーを選ぶのもありだと思います。
まずは信じて投げられればという事です。
第3の習慣:必携
当然、スピナーベイトで釣ろうと思うなら常にバッグには数タイプのスピナーベイトは常備されてますよね?笑
できれば、上記でも少し触れましたが3タイプのブレードカラー。
いや、せめてゴールドとシルバーの2タイプ。
そして、いろんなメーカーのスピナーベイトの3/8ozをたくさん集めるというよりも、同じメーカーの物でいいのでヘッド重量の違うものを数種類持ってた方がいいかと思います。
オカッパリからなら1/4oz、3/8oz!1/2ozは常備したい所。
ボートからなら1/4ozの代わりに3/4ozがあった方が便利です。
ボートで1/4ozが不必要で3/4ozしか使わないってことじゃないですよ?
使用頻度的に3/4ozを持っていたほうが便利なことが多いってことです。
逆にオカッパリであんまり重いウエイトのスピナーベイトは使いにくいのでご注意ください。
スカートカラーよりもヘッドサイズを揃えた方が釣果に繋がった経験が多いです。
また、シングルブレードのスピナーベイトってかなり使いやすく、ボクはとても好きなんですけど最近は売ってないしそもそもラインナップされてませんよね…
後々必要性を感じてきたらタンデムブレードやダブルウォローの上側のブレードを付けてる金具をニッパーで切ってシングルブレードにできますのでとりあえずはいらないかなと思います。
わざわざシングルブレードを買わなくてもとりあえずダブルブレードの物で大丈夫です。
ただし、スピナーベイトで釣れるようになると勝手にチューンしたくなるので注意です。笑
第4の習慣:目に見えるレンジを引く
とにかくスピナーベイトが目に見えるレンジを巻いて見てください。
ポイント
- 完全に見える水深
- 少し見えにくくなる水深
- ギリギリ見える水深
こういった具合にリールを巻くスピードやウエイトを使い分けて泳層を微調整する感覚を目に見える水深で練習します。
目に見える水深でやることで簡単にレンジ調整を覚えることができると言うとことと、魚の目は通常”上”を見やすい位置に付いているからです。
バスは上を見上げることは容易にできますので、目に見える浅いレンジを引いてあげれば魚の視界に入る可能性が上がるからと考えてます。
しかも、下から見上げたスピナーベイトは意外なほどにナチュラルな存在です。
手のひらに乗せたスピナーベイトはくの字に曲がったワイヤーやブレードによって偽物感満載ですが、スイミング中のスピナーベイトを下から見上げると揺らめくスカートによってブレード、ワイヤー、フックは隠されており、ブレードによる振動でスカートが揺らめきベイトフィッシュに見間違います。
ボトムクロールとかは応用。
特にスピナーベイトで中層を刻んで狙うのは難しいです。
逆にこれが出来たらかなりスピナーベイトをかなり使いこなせてると思います。
目に見えるレンジを巻く事で何が良いかと言うと、スピードの調整が勝手に出来る事です。
このスピナーベイトは自分のリールをこれくらいのスピード巻くとレンジをキープできると言う事が体感的にわかるのがとても大事です。
ポイント
☆目に見えるレンジを丁寧に引いてくる。
☆少しブレードが水面を割る程度の表層を引いてくる。
☆スピナーベイトが見えなくなりそうなギリギリを引いてくる。
目に見えるレンジを引くと言ってもこれだけレンジコントロールが必要になります。後々少しずつレンジを刻むようになっていきますが、まずはこれが出来るようになったら好ましいです。
難しいと感じますか?難しいです。釣れなさそうと疑心暗鬼でスピナーベイトを投げてる状態でこれをやるのはメンタル的にも不可能に近いし、集中できませんよね?
なので、その状況での水の色で目に見えるレンジを引いてくる。これだけ考えてやってみてください。スピードも気にせず、その時結んでいるスピナーベイトが水面に飛び出すことなく、だいたい同じレンジをキープできるよう巻く。
竿先をブラさずに巻く。
一定のリズムで巻く。
ライトリグを丁寧に操るのとはジャンルが違いますが、それくらいの集中力でスピナーベイトのブレードの振動をディップで感じながら丁寧にやってみてください。
まとめ
本当は1記事でまとめるはずだったのですが、つい力が入ってしまいました…
それではスピナーベイトを使いこなすための7つの習慣【前編】をまとめます。
ポイント
- 第1の習慣:ハイシーズンに使い込む
- 第2の習慣:風・流れ・濁りを見逃さない
- 第3の習慣:必携
- 第4の習慣:目に見えるレンジを引く
スピナーベイトは間違いなく釣れる!釣りをする時間に対してかなり効率的に魚を拾っていけるタイプのルアーですので、ぜひサンデーアングラーにこそ価値があるルアーだと思ってます!
臆せずしっかり使いこなせるようになってマジもんのスッパー目指しましょうぜ!!
?バス釣り大学って?
ポイント
- バス釣りの始め方
- 釣れる!と確信できたタックルのインプレ
- バス釣りのノウハウ
- バランスを考えたタックルの組み方
この記事を読んで下さった方のステキなバス釣りライフの一助になれたら幸いです。
ではではー