シャッドタックル総合学科

【美味そうに巻ける】川スモール攻略で最強のシャッド専用ロッド!

シャッドって簡単に釣れるんでしょ?とりあえずオススメのシャッドロッドを教えてよ!
川スモール釣りで、シャッド専用タックルを組みたい!
川でシャッド使いたい!オススメのロッドはどれ??
川のスモールならではの、シャッド専用巻き物ロッドの選び方について、徹底解説します。

コンニチハ!バス釣り大学のYoU太郎です。

川のスモールマウスバスを釣り込んだ方なら共感して頂けると思いますが、川スモールの釣りでシャッドって超有効なんですよね。

特に川スモールはオカッパリが主戦場ですので、シャッドを扱うためにどのロッドを持って行こうか?専用にタックルを組むか?バーサタイルロッドで済ませようか?いつも悩みません?

実は、“川”というフィールドならではのシチュエーションから逆算すると、あなたの行くフィールドと適合率100%のシャッド用巻き物ロッドが、驚くほど簡単に見つかります。

実際にボクもそうやってロッドを選んでおり、ほぼ1年間出動機会が絶えないシャッド専用巻き物ロッドを選ぶことができました。

本記事では、川のスモールマウスバスならではのシチュエーションについて、抑えるべきポイントを3つ解説し、スピニングとベイトの両方のシャッド専用巻き物ロッドについてご紹介します。

記事を読み終えると、あなたは川スモールでロッド選びに迷うことなく、オカッパリで荷物を減らせ、圧倒的な機動力を得ることができます。

ぶっちゃけシャッドに命を吹き込むことができるロッドを選ぶと、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです。

川スモールにシャッド専用ロッドは必要

オカッパリからの川スモールで、シャッド専用巻き物ロッドは必須です。

なぜなら、川というフィールドは“シャッドの活躍の場”がめちゃくちゃ多いからです。

本記事では、シャッドが川で活きる活躍の場について触れながら、オカッパリというスタイルに当てはまる用ベイトロッドとスピニングロッドのシャッド専用巻物ロッドの選び方についてご紹介します。

『シャッド専用巻物ロッド』と言っても、本当に多種多様なロッドがあり、迷ってしまいますよね?

でも、“川+スモールマウスバス”というキーワードに絞って、フィールドと釣り方に特化したロッドを選ぶことで、川スモール専門のシャッド用巻き物ロッドを手にすることができると考えております。

川スモールに特化したシャッドロッドを選ぶことで、確実にあなたの釣果は伸びるので、周りの釣り人に圧倒的な差をつけることが出来ます。

この考え方が最適解かどうかはわかりませんが、実際にボク自身が“1年間シャッドだけしか使わずにバス釣りをした経験”から、あながち間違いではないと考えております。

川スモールのシチュエーションから逆算

巻き物ロッドと言っても様々なロッドがあります。

シャッドのようなトリプルフックが付いた巻き物系ハードルアーに特化してるけど、小型ジャークベイトのような、ジャーキングやトゥイッチみたいに、ロッド操作でバスを誘うことが苦手なタイプ。

また、ワームの釣りは苦手だけど、小型のハードルアー全般へのバーサタイル性の高いタイプもあります。

そして、ワームもハードルアーも何でもそつなくこなすけど、中途半端な使用感になりやすいバーサタイルロッドもあります。

今回考えなければならないのは、“川のスモールマウスバスを攻略”するためのシャッド用巻き物ロッドの選び方です。

まず、シャッドの活きる川のシチュエーションについて3つのポイントにまとめます。

  1. リップラップ
  2. ハードボトム
  3. サンドバー

これら3つのボトム質を攻略するためのタックル選びが超重要!!!

リップラップやガキガキのハードボトムは、シャッドプラグの活躍の場ではありますが、ゴミが流れ着いていたりすると、そこが喰わせどころになる反面、根掛かりのリスクが高まりまるため、根掛かりを回避するために張のあるティップが欲しくなります。

その副産物として、キレのあるダートアクションなどが出しやすいため、ロッドワーク系の釣りは得意になりますが、ショートバイトを弾きやすくもなります。

サンドバーのボトムを高速巻きして、リアクション的にバイトを獲る場合も、ティップのしなやかさは重要…

なかなか結論を出すのが難しいですね。

それでは次項では、川スモールでシャッドを使いたいベイトフィッシュパターンについて、ボクの考えを徹底的に解説し、整理していきます。

川スモールの“シャッドパターン”を整理

川のスモールマウスバスを攻略するシチュエーションや条件を3つのポイントにまとめます。

  1. メインベイトは小魚
  2. エビ・ヨシノボリも考慮
  3. “巻き”性能特化はキケン

このように、川スモール攻略でシャッドを使いたいシチュエーションを絞り込むと、星の数ほどある巻き物ロッドの中から、川スモールに特化したシャッドロッドを選ぶことができます。

しかしながらボク自身、本当はシャッドだけで2本タックルを組みたいという気持ちもあります。

シャッドオタクだからね!

でも、オカッパリで3本も4本もタックルを持ち込むなんて現実的じゃないですよね?

本項では、ボクが散々考えて絞り込んだ“シャッド用巻き物ロッド”を選ぶための3つのポイントについて徹底的に掘り下げていきます。

メインベイトは小魚

川スモールのメインベイトは、基本的に遊泳力の高い小魚になります。

どうしても無視できないエサです。

オイカワ、小型のウグイ、アユ、ハヤのような小魚は、川では無視できないメインのエサ。

このような足の速い小魚を食べるためにはどんな条件がそろってるときでしょう?

  1. ほどほどの濁り
  2. 強い流れ
  3. 高活性

いつでも食べられるわけじゃないけど、これらのエサを食べてるときに、シャッドが有効になる場面も多く、シャッドを使うときのパターンとして絶対に意識するべきです。

エビ・ヨシノボリまで考慮

泳ぎの早い小魚をいつでも食べられるわけじゃないので、これらのエサも無視できない存在です。

いつでも食べられるけど、シャッドでこれらのボトム系ベイトのパターンにハメるのには、いくつか条件が整わないと難しい…

でも、シャッドじゃないと難しいことが多いので、ボクは良く使います。

これらのエサがメインとなっている場合の具体的な条件を3つ上げます。

  1. ほどほどの濁り
  2. 弱い流れ
  3. 低活性

泳ぎの早い小魚を食べたいけど…確実に食べられるのはボトム系のエサだな…って時が出番。

結構そんな時、多くないですか?笑

だから、川スモールにシャッドは必須なんです!!

“巻き”だけはキケン

ボクは川スモールの釣りで、頭がおかしくなるほどシャッドを使ってきました。

冒頭でもチラッと触れましたが、1年間シャッドだけしか使わずに、バス釣りの探求をした時期きがあります。

そこで感じたのが、川スモールの釣りでは、“巻きシャッド”だけでは騙しきれない事が多いという事です。

やはりロッドワークを使って、キラキラッと不規則なアクションを織り交ぜてあげた方が釣果は伸びます。

これは、実体験に基づいて、ボクが体験した感覚です。

逆に、巻きシャッドと呼ばれる、クランクベイトを使うようにシャッドを使うテクニックに特化し過ぎると、釣れる川スモールの総数が減るので、個人的にはオススメしません。

キャスティングで届く範囲(近距離〜中距離)でキレキレのダートアクションが出せるティップ感を持ったロッドを選ぶことが重要です。

川スモール特化型シャッドロッドはコレ!

主に、L〜MLクラスのパリッとしてて、ワーミングもできちゃいそうな張りがあるロッドがオススメです。

ボートでたくさんタックルを用意できるならグラススピンも選択肢に入りますが、持ち込めるタックル数に限りのあるオカッパリ川スモールでは、専門ロッド過ぎてちょっとナンセンス…

そこでボクの考える、オカッパリ川スモール攻略の“核”となるシャッド用巻き物ロッドは、下記の3種類です。

  1. ハイシーズン+クリアウォーター
  2. オフシーズン+クリアウォーター
  3. 広範囲+ステインウォーター

ただし、川スモールでの注意点として、“川の急激な変化”に対応するために、低活性化したスモールの僅かなショートバイトも獲れるしなやかなタイプの存在も欠かせません。

そうなると、早巻き中のバイトも弾かないしなやかさも欲しい反面、ボトムにタッチさせずにキレキレの中層ダートアクションを演出できる強いタイプも欲しい…

ボクがリアルに使ってみて、『これだ!!』と感じた“川スモールスペシャルのシャッド用巻き物ロッド”についてご紹介します。

ハイシーズン

春〜晩秋までの、長い時間活躍するのが、バンタム267MLというシマノのロッド。

ボク個人がこのロッドを使った時に感じたのは、“シャッド神が作り上げたエクスカリバー”といっても過言ではないロッドです。

しっかりシャッドプラグをダートさせるために、ブランクス全体に張りがありつつ、曲げるとしなやかにバットまで曲がるので、パキパキのフィネスロッドのようにファイト中にバレたり、ラインブレイクする心配が少ないのが特徴。

また、長めのレングスに加えて、全体に張りがあるので、川のスモール攻略で欠かせないノーシンカーを遠投するような釣りでも活躍する事間違いなし!!!

シャッドの専門性に加えて、ワーミングの釣りへの期待値が高いので、ぶっちゃけマジでオススメ。

数少ない…というか、ほぼコレ1択なんじゃってくらい適していると思います。

オフシーズン

冬〜早春の、寒い時期に活躍するのは、ワイルドサイドWSS-ST65Lというレジットデザインのロッド。

ティップがソリッドのため、同じ弾性のチューブラーと比較して、トロッとしていて反発スピードが遅いのが特徴。

要は、キスバイトを獲るためのロッドです。

特に、ポンプリトリーブが威力を発揮する“低水温期”には絶大な信頼があります。

ポンプリトリーブを覚えると、低水温期のバイト率が激変するので試してみてください。

そして、ポンプリトリーブをするなら、ソリッドティップや、オールソリッドロッドを使うと、圧倒的にシャッドの泳ぎに表現力が生まれるのでオススメです。

レジットデザイン

ダート時に、シャッドへ命を吹き込むならバンタム267MLですが、ポンプリトリーブやタダ巻きでシャッドの美味しそうな泳ぎ引き出すならWSS-ST65Lです。

広範囲サーチ

川下流域でありがちな、リップラップや護岸沿いを永遠とシャッドでクリクリ巻いて探っていくような場合、時にはスピニングロッドでは人間側の疲労感を軽減するために、ベイトフィネスロッドを手にすることも一つの選択肢として考えられます。

ボクは、ワイルドサイドのWSC64Lというレジットデザインのロッドをオススメします。

レジットデザイン

例えば、リップラップを広範囲にシャッドで探って、そのままスモラバを落とし込みたい…とか、そんなときにはこのロッドが最適だと感じてます。

ボートだったら、スモラバ用に1本タックルを用意すれば済む話ですが、オカッパリでハードベイト用に1本専門ロッドを用意してしまうと、それだけで荷物が増えて機動力が低下します。

キッチリとフィールドに対してフォローを入れるために、ある程度汎用性のあるベイトフィネスロッドを選ぶと、圧倒的に釣果に差が出るのでオススメです!

まとめ

川スモール特化型のバーサタイルロッドについてまとめます。

ポイント

  • 川ならではの景色に合わせて選ぶ
  • シャッドの活きる場所から逆算
  • メインのエサからシャッドの使い方を逆算
  • 釣る時期からロッドを逆算
  • メインはテクニカルスピン
  • サブに特化型スピン
  • 広範囲攻めにBF

ボク自身がメインとするロッドを紹介しましたが、実際にフィールドによってはサブとしている特化型のスピニングロッドがメインになることがあったり、ベイトフィネスロッドがメインになることもあると思います。

あなたの通う川のシチュエーションや、メインパターンとなるベイトフィッシュの存在や濃度によって、ベストなものを選んでいただければと思います。

大学研究室からのお知らせ…

ボクの記事を最後まで読んで下さり本当にありがとうございます。

最後まで読んで下さったバス釣りに対して意識の高いあなただけに、重要なお知らせがあります。

実は、当ブログ以外に“バス釣り大学の研究室”というサイトを運営しております。

バス釣り大学というブログでは、バス釣りのノウハウやタックルのインプレッションについて情報を無料公開しておりますが、バス釣り大学の研究室では当ブログでは書けないバス釣りの『核』となる部分を記事にしています。

『コッソリ読んで、誰にも教えたくないバス釣りの強化書』を目指して更新していますので、ぜひコチラもご一読いただけると幸甚です。

よろしくお願いいたします。

ではではー

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  • この記事を書いた人

YoU太郎

バス釣り大学 理事長

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