コンニチハ!
バス釣り大学ののYoU太郎です。
その凄さに気付きつつもなかなかワーム本来の力を発揮させられず釣果に繋がらなくてお悩みではありませんか?
本当に何をしても“見切られて”喰わない!!
そんな時に活躍する究極の喰わせメソッドすなわち『放置』。
実際にボクは春のスポーニングタフも、真夏のクソ暑い日中も、秋の不安定な時期も、厳しい時にかぎってこのメソッドに助けられました。
そんな放置メソッドに使用するワームに求められる性能と、ボクの実績からゲキ釣れ放置対応ワームを4種類紹介します!
ぶっちゃけ“放置”が釣れることを知ると、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです。
【記事の内容】
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放置対応ワームに求められる性能
本当に渋く釣れない時、YoU太郎流の切り札的存在である『ワームの放置』。
ほとんどアクションさせず、長い時には1分くらい何もしないでソッとしておく究極の喰わせ法。
そこに求められるワームの性能とは…
【自発的に動くこと】
であると考えております。
高比重で、ボトムに置いておいても僅かな水流でフワフワ…小石に挟まっても震えながらフワフワ…
人の目には何も起きてないように見えるかもしれませんが、よく見てみるとほんの僅かに揺らめいています。
きっとバスの目から見たら私達人間が操作して誘うワームのアクションに比べてすごくナチュラルに見えているのかもしれません!
放置はカラー選びが大切
放置するワームは、基本的にこちらからアクションしないので、ボトムにたたずむその姿だけでバスを魅了し、口を使わせる釣りです。
放置って信じられるカラーじゃないと釣れるまで待ってるのしんどいんですよね。
なので、カラーによるアピール力は非常に重要な部分だと感じております。
基本的にはボトムや水の色など、周囲の環境に色を合わせてカラーを選びます。
基本的にはソリッドカラーやブラックフレーク程度の地味なカラーを選びますが、ラメの入ったカラーもよく釣れます。
欲しいカラーが手に入らず。泣く泣く自宅でイモとフラスカートをライターで溶かして接着したものです。
ご自身の行かれるフィールドのボトムの色や、水の色に馴染むようなカラーが良いかと思います。
色々なワームを放置してみた
いろいろ放置して釣れるか試しています。
ノーシンカーで放置する事を基本としてワームを選定しております。
理由は、テキサスやジカリグで放置させても釣れるっちゃ釣れるんですが、やっぱり厳しいときの最後の切り札的使い方をするので、よりナチュラルに喰わせられるノーシンカーで放置できるものをベストオブ放置ワームとして認定したいと思います。
放置に適さないワーム
ボクの考える放置メソッドではノーシンカーでの使用を考えてます。
本来であればジグヘッドやスモラバなどもよくやりますが、基本的にはノーシンカーが最も汎用性が高くて“ナチュラル”にボトムに鎮座します。
基本的にホッグ系ワームやクロー系ワームみたいなテールにボリュームがあって、意図せぬワイドな動きになってしまうようなワームは使いにくいと思います。
せっかくバスに見つけてもらっても、不自然な形でボトムに落ちていれば見切られてしまう姿を度々見ています。
エスケープツインみたいにワームが真っ直ぐ元の形状に戻ろうとするワームならまだいいんですが、ボヨンとしたボクシンググローブがついたようなクロー系ワームはいくら自発的に動くタイプであってもあまりおすすめはしません。
おすすめ放置専用ワーム
いろいろ使い比べている中で、非常に使いやすかったものを整理しました。
実績的に見ても、1パック持ってていただいても損はないものを精査したつもりです!
それぞれ特徴もあるので、自分の行くフィールドにマッチしそうな物を選んでみてください^ ^
センコー
ゲーリー素材なだけあって、ただの棒ワームですが、抜群の放置性能を有しております。
主に3インチを使っています。
フォール姿勢もいいし、ほんの僅かな水流を感じてコロコロ転がったり微振動します。
手のひらの上で見るのとは全く別物の『気持ち悪い生命感』が確実にセレクティブなバスに口を使わせます。
基本的に、細身のベイトを食べてるときや、水が綺麗で、あまりバルキーなワームだと見切られたりショートバイトが続く場合はセンコーがおすすめ!
放置10秒+1トゥィッチでするどいダートを見せ、リアクションで口を使わせる渋いクリアウォーターの放置ワームという立ち位置で運用してます。
同様にカットテールなんかもオススメです。
ファットイカ
ボトム放置ではこのワームを使うことが多く、まさにKing of god of god 放置ワームだと思ってます。
バックスライドセッティングであまり手前に寄って来ず、ネチネチネチネチ同じ場所で焦らすように使ってあげられるとても放置メソッドに適した要素を持ったワームです。
センコーなどのスティック系ワームとは違って、ノンソルトのフラがフワフワ水流によって艶かしく揺れます。
ボディはコロコロしてますので、僅かな水流によって転がって僅かなバイブレーションを生み、それがフラに伝わりさらに艶かしくバスを誘うワーム。
コロコロ微振動+フラの揺らめきによる喰わせ能力は水質を選ばず、他の放置ワームから一歩抜きん出た存在です。
高比重のボディとノンソルトのフラの融合がナイスすぎる一品です。
バギークロー
ファットイカと同じバックスライド系ワームなんでずが、こちらは細かいエビの足のようなテールが特徴的です。
ファットイカと並び、ボディのコロコロ感もすごく良く、テールがイカと違ってピリピリとアピール。
ボディはかなりバルキーですが、周りの環境に馴染むカラーをしっかり選んであげることで、より水がクリアな状況でバギークローの方がテールの存在感的に有利かなと思ってます。
KaZ太郎愛用の放置ワームでもあります。
ボクは爪のナチュラルさから、ファットイカで使用するシチュエーションよりも水に透明度がある場合で使用します。
デスアダー
ボクは4インチを使います。
プリプリボディーをロールさせながらフォールし、僅かな水流に反応してピンテールがピリピリバスを誘うクリアウォーターの放置ワーム。
バスがエサを食べたいんだけど、体力なくて動きが鈍いようなときに異常なほど反応を示すワーム。
センコーと対をなすクリアウォーターの放置ワームとして運用してます。
が、地域柄なのかわかりませんが欲しい時に欲しいカラーが店頭に並んでいないので少し残念です。
King of 放置ワーム
ボクが比較した結果、どんな水質でも使えて、喰わせ能力、耐久性、価格、入手性全ての要素を高得点でマークしたのがファットイカです。
バックスライドセッティングでの使用で移動距離を抑えて渋い状況でもバスに見切られず、拾い喰いさせてしまうワームはなかなか無い中で、非常に優秀な成績を収めたので、キングオブゴッドオブゴッド放置ワームの称号を与えようと思います。
『放置』という使い方って、実際はイレギュラーな使い方なわけです。効率がめちゃくちゃ悪いので基本的にやりたくないし、朝から「今日は気合い入れて放置するぞ~」なんて気持ちで釣り場に行くことはありません。
放置ワームに求められる性能を持っていないと『放置メソッド』で使いにくい反面、放置以外で使えないと常にBOXに入れておく価値がなくなってしまいます。
放置はイレギュラーな状況で繰り出すテクニックなのに、そのために『放置専用ワーム』を常に持ち歩くのは嫌ですよね...笑
その点、ファットイカはズル引きにもバックスライドでカバー打ちにも使えるサーチ力も高いワームです。
さらに、ボディとフラでカラーをそろえていたり、あえてフラを目立つカラーにしていたりと、ラインナップも豊富なのもゴッド放置ワームに選ばれた理由の一つです。
上記で紹介した『放置対応ワーム』達も全て基本は別の使い方があります。その中で、『放置』という特殊な使い方でもしっかり釣果を約束してくれるワーム達です。
放置ワームのデメリット
放置ワーム全般に言えることなんですが、全て素材感重視で作られているため、非常に【脆い】という性質と隣り合わせです。
センコーなんか1匹釣ったらどっかに飛んで行ってしまったり、裂けて使えなくなってしまったりします。
バギークローなんか、あんなにバルキーなボディなのにかなり脆いですよね...
これら放置で釣れるワームはめちゃくちゃ釣れるんですが、それだけ素材感に拘った諸刃の剣です。
1本当たりの単価が100円を超えるワームもある中で、これは非常に経済的ではないと言えます。
でも、ファットイカだけは違います。
ファットイカをバックスライドセッティングでフックを取り付けると、一番裂けやすいラインアイ付近にノンソルトのフラ部がきますので、あまり裂けません。
さらに、バギークローのようにワームに上下の向きが無いため、どの角度を上に使っても姿勢を崩すこともありません。
つまり、バギークローはワームの12時と6時の位置にしかオフセットフックをセットできないんですが、ファットイカは12時、3時、6時、9時の4方向からオフセットフックをセットできます。
なので、ワームが痛んできたら少しライターで溶かして補修してあげ、針穴をズラしてセットしてあげればどの角度からでもセッティング可能です。
確かにファットイカは1パック1000円を超える値段で市販されています。しかし、ファットイカだけは1本を何度も補修しながら使いまわせる非常にエコで経済的なワームと言えます。
買う時の注意点
上の項でも少し触れましたが、カラー選びが結構重要です。
King of god of god 放置ワームであるファットイカで例に挙げると、私の行くフィールドではやっぱりグリーンパンプキン系のボディにチャート系のフラが付いているものが非常に好反応を示すのですが、なかなか売っていません。
何度か放置ワームを試していると、必ずフィールドごとに【お気に入りカラー】的なカラーが現れます。
ショップに行って気に入ったカラーがあれば大人買いをおすすめしますが、なければ妥協するかネットで買うしかありません。
放置という、ワーム任せ・バス任せの釣りなので、精神力を使う釣りです。信じられるカラーでないと2分間何もせず放置してるだけなんて苦行はルアー釣りでは地獄の時間に感じるでしょう。
さらにそのキャストで無反応なら虚しいことこの上ありませんよ...
投げる前にできることは全てやり、完全に信じて待てる状態を作ることをおすすめします。
まとめ
どれがいいか悩み中ならショップで実物を見て決めた方が無難ですが、好きなカラーがあるならネットで買ってしまった方が手っ取り早いと思います。
というか、バス釣り業界は年に1回、1年分を生産→出荷して、次の生産は来年です...ってことが多く、気に入ったカラーが欲しいときに買えない事が多々あります。
こんなワームの性能に頼りきった釣りだからこそ、投げる直前まで自分で最善を尽くしたいと思うのはみな同じかなと。
まとめと美味しいカラーのすすめ
まとめとして、ボクが愛用しているファットイカのカラーをご紹介します。
商品のリンクも一緒に貼っておきますので、ネットで購入する場合はご参考にしてみてください。
このワーム達を使って、ボウズという恐怖から解き放たれてみませんか?
パンプキンペッパーチャートリュースペッパー
ボディがボトムに馴染むけど、フラは膨張色でアピールするので、少し濁りが入ってくるとこういう色が効果的です。そういう意味で、センコーと使い分けてます。
とりあえず迷ったらこのワームのこのカラーを3パックくらい買っておけば1シーズンは余裕で過ごせるかと思います。
オーソドックスに一番使用頻度が高いカラーです。
グリーンパンプキンペッパー
上記のチャートのフラが目立ちすぎてると感じるくらい水の透明度が高ければイタズラにラメのギラギラをフックまないグリパンブラックペッパーがオススメです。
水の色を見ながらグリパンチャートフラのカラーと使い分けます。
シナモンブルーフレーク
KaZ太郎が川のスモール狙いでイチオシしているカラーなので載せておきます。
KaZ太郎曰く、太陽の向きを考えつつ、岩盤のエグレにある日陰にバックスライドで入れていき、そこで放置するときに一番釣れる色だって言ってました。
実際にボクもよく使うし、めちゃくちゃ釣れるカラーです。
なくなる前に!自分の使う分は!!自分で確保だよ!!!です。
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ではではー