




20ルビアスを購入しようとご検討中ですか?
ボクは15年程度シマノユーザーでしたが、20ルビアスFCLT2500Sでダイワデビューして、ボクの愛してやまないシマノリールと比較しつつ実釣で使い込んできました。
使った結果、20ルビアスは“買うべきリール”だと思います!
本記事では、最新のルビアスについて“買いポイント”を3点ご紹介し、『どんな人が買ったら幸せになれるか?』についてお話しします。
記事を読み終えると、リール導入に関するお悩みが解決して、気持ちよく新しいリールを手にすることができます。
ぶっちゃけ性能の良いリールを手に入れると、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです!
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【記事の内容】
20ルビアス最大の強み

特にシマノにこだわりがあるわけではなく、使用感が変わるのが恐くてなかなかリールメーカーごとスイッチすることができませんでした…
そんなボクがリールを導入する必要ができる(新しく竿を買う)度に、Webで各社のリールのスペックを眺めていると、どうもダイワのリールに惹かれる事に気付きました。
そこで早速20ルビアスFCLT2500Sを購入して、手持ちのシマノリールと比較した結果、めちゃくちゃルビアス最高!だったので、まずはルビアスというリールの“強み”についてまとめます。
- 飛距離
- 巻き心地
- 軽量感
実釣で使う前に、仕事前の早朝の時間を利用して試し投げして、この3点についてボクの持っているリールよりも明らかにアドバンテージがあったので、次の項で掘り下げていきます。
20ルビアスのアドバンテージ
20ルビアスの優れた部分を整理すると、『どんな人が20ルビアスを使ったら幸せになれるか?』が見えてくると思います。
20ルビアスはザイオンモノコックボディで、非常にタフな作りでありながら、FCモデルでは155gというフラッグシップ並の軽量化が図られています。


軽いだけじゃない!20ルビアスの優れた3つのポイントについて、掘り下げていきます。
飛距離


軽い力で遠くまで飛べば、フェザーリングで飛距離を調節することができます。
ダイワのスプールエッジは、昔からシマノに比べてラインの放出抵抗が少ないと評判が良く、実際に投げ比べた結果も、ボクの手持ちのシマノリールより数m遠くまで飛ばすことができました。
- シャッド
- i字系
- ノーシンカー
上記のような、1日中キャスティングを繰り返すような釣りや、遠くまで飛ばしたいリグに関して、飛距離の面で圧倒的なアドバンテージがあると言えます。
巻き心地
正直、Web上でインプレッションサイトなどを見ていて、あまり期待していませんでした。
開封して、ハンドルを回して『巻き心地はちょっと重いかな』って感じた程です。
しかし、実釣で使ってみるとダイワっぽくないというか、とてもシルキーな巻き心地。
一定速度でハンドルを回して使うようなルアーにはドンピシャでハマると感じてます。
ボクはバス釣りで使うことを前提にしております。たしかに、エリアトラウトなどで超軽量スプーンで、スプーンの振れをハンドルの回転で感じながら巻くような感度はないかもしれませんが、それ以上にシルキーな巻き心地によって、集中して巻き巻き使えると思います。
軽量感
最終的には、『やっぱり軽いって良いわ』ってなりました。
軽量感って使うルアーによるとは思いますが、大概軽い方が釣りの動作がやりやすいんじゃないでしょうか?
20ルビアスは巻き心地がシルキーで、巻き感度はあまり良くないと感じますが、ボクはリーリングのハンドルの重さの変化だけで水中をイメージするわけではないので全く気になりませんでした。
ボクが巻き物を使う時に重視するのな、ロッドを持ってる手に伝わる重さの変化と、ティップの振れ幅の変化、ラインの動きで水中をイメージし、i字系ルアーやシャッドの前アタリを感じます。
ヴァンキッシュも持ってますが、ぶっちゃけシマノのフラッグシップでも“ハンドルの重さの変化だけ”で前アタリを感じることって、ボクはできないしやらない…
逆に、圧倒的に総重量が軽くなったリールだからこそ、タックルを総合的に“感度が良くなる”と感じました。
そういう意味で、20ルビアスを使った巻き物はとても感度が良いと評価しました。
巻きの感覚だけで前アタリを感じることはできませんでしたが、川の見えない層にある流れの渦をシャッドで感じることが容易にできるし、i字系ルアーの挙動の変化すら感じることができます。
ちなみに、ロッドティップの変化や手元に伝わる感触で、シッカリ前アタリも感じましたよ!
ちゃんと釣ってますし!笑
20ルビアスを買うべき人
総合的に感じた事は、バス釣り用に20ルビアスを検討している人全てにオススメできると思いました。
ボクは、シャッドなどの小型ハードルアーや、虫系のノーシンカー用ロッドに合わせたいと思ってます。
ドラグ性能に関して、シマノとは少し性質が異なると感じましたが、安心感のあるやりとりができるので、心配なし!
むしろ、ヴァンキッシュはトロッと粘る安心感がありますが、ルビアスは“出るときに出て、止まる時は止まる”ので、これはこれで安心感があります。
しかし、イグジスト、ステラ、ヴァンキッシュと比較すると、細かいフィーリング的な部分で劣ることもあります。
まぁ価格的に“性能差”ないとフラッグシップ機の意味なくなっちゃうからね。
でも、ぶっちゃけリールメーカーからサポートを受けてない人も、トーナメントで使ってることが多く、そういう実績からも『信頼度高』なリールです。
ボートに乗るから、デッキにタックルを並べるためにたくさんリールが必要なら、イグジスト1台買う値段で2台買えちゃうからね…
ボクのオススメは、無難に20ルビアスを選んで、こだわりのある得意な釣りは高級機を導入するとバランス良くタックル編成できると思います。
20ルビアスを買うべきでない人
リールの自重が軽すぎるので、ミドストみたいな断続的にロッドを振るような釣りにはちょっと微妙かもです。
しかし、合わせるロッドによっては全然アリ!だし、FC(フィネスカスタム)でなければ180g程度の自重があるので、選択肢に入るかなと思います。
でも、180gって自重だと、ぶっちゃけ20ルビアスを選ぶ理由がかなり薄れると思うんですよね…
- タフボディ
- 軽量感
- 飛距離
ボク的には、この3つのうち2つが合わない人はあまり必要性を感じることが無いと思うので、20ルビアスを強くオススメしないと思います。
でも、この3つの特徴って、ぶっちゃけ昨今のリールに求められる3大要素みたいなもんなので、合わない人はいないんじゃないかな…


しいて言えば、こんな人には向かないかもですね!笑
20ルビアス実釣を終えて…
実際に釣りをしてみて感じたのは、やはりキャスティングの飛距離と軽量感からくる感度の良さは、圧倒的なアドバンテージがあると思います。

今回20ルビアスを使ってみて、全てダイワにスイッチしたくなるような魅力があると思いました。
今後、もっとデカいバスと対峙して、ドラグの使用感を確かめていこうと思います。
ボクがスピニングリールを買う時に気にするのは、ドラグ性能なんです。
シマノのドラグの出方に慣れてしまっているので、実際にはダイワのリールに完全スイッチするのには、やはり抵抗があります。
でも、2000番台の20ルビアスを導入して、2.5lbフロロラインで川のデカいスモールをキャッチできたら…

それだけダイワのリールかっこいいっすもん!
ちなみに、ボクの務める会社で釣りをする人は全てダイワ…で、全員一致でダイワの方がカッコイイ!と推してるので、やはり外観のデザイン性はダイワのほうが勝ってるのかな…なんて思いました。笑
実釣タックルデータ
今回、実釣で使ったタックルデータを載せておきます。
比較のため、17コンプレックスCi4+とロッドを入れ替えながら使いました。
若干ラインの違い等ありますが、使用感の参考になればと思います。
ちなみに、飛距離などをシマノリールと比較した試投レビューとは別セッティングで使用してます。
【H3】リールセッティング
ルビアスのタックルは、キャスティング性能が高い事から、飛距離優先のためPE0.4号と組み合わせました。
また、コンプレックスは普段通りのオールマイティなシャロー攻略セッティングを意識してます。
川の流れを利用したドリフトをメインに考えて、浮力のあるタイプのPEを選択してます。
20ルビアスFCLT2500S
- PE0.4号+フロロ5LB
17コンプレックスCi4+2500HGS F6
- PE0.6号+フロロ5LB
フロロラインを5LBにしているのは、i字系ワームのフッキングをカツーンと決めるためです。
個人的に、4LB以下だとバレることがあったので、今はよほど見切られるような状況じゃない限り5LB以上を使います。
ロッドと使用ルアー
使用したロッドは、下記に示します。
- WSS-ST65L
- WSS-ST64L+
どちらも、レジットデザインのワイルドサイドシリーズで、桧原湖のスモールマウスバスを獲るために誕生したモノです。
WSS-ST65L
- i字系ワーム
- i字系プラグ
- シンキングプロップ
- センコー3ノーシンカー
WSS-ST64L+
- 小型ペンシル
- 小型ミノー
- 虫トップ
- スモラバ
この2本で、リールを変えながら20ルビアスの使用感を楽しみました。
とにかく気持ちよく投げられるリールという印象で、細PEとの相性抜群って感じです。
ノーマルギアは巻き心地が良いので、i字系ルアー〜シャッド〜タイニークランクなどを代表とする、軽量の巻物と相性が良いと感じており、ハイギアは軽量感を生かして小型ミノーやトップウォーターなどの操作系ルアーが扱いやすく、ライトリグ全般とも相性が良いと思います。
マジで軽くて快適すぎるんですが、軽さが仇になってしまう“リールの自重を活かす”ような釣りに使う時は注意が必要です。
例えば、リールの自重を活かしてキャストアキュラシーを上げる釣りや、ロッドを振るミドストのような釣りには相性が良くないと言えばよくないかもです。
まぁ、これは考え方次第で、タックルを軽くまとめた方が投げやすい人もいるし、ミドストやりやすいと思う人もいるので…一概には言えませんが、ボクは別の選択肢を選ぶかな?って思ってます。
まとめ
20ルビアスの実釣りインプレッションをまとめます。
ポイント
- 飛距離×巻き心地×軽量=強み
- タフ+軽量+飛距離=活かしたい
- 軽いだけじゃない
- 結局巻き感度は悪くない
- シマノ→ダイワ…悪くない
今後は、もっとたくさん魚を掛けて、ドラグ性能を確かめつつ、巻き心地の変化などを見極めていきたいと思います。
少し感じたのが、シマノのミドルクラス以上のスピニングリールに付いてる“ラピッドファイアドラグ”との使用感が全く違うので少し戸惑いました。
ボクが2500番台のリールで扱うライン(4LB以上)に対して、ドラグ性能はそこまでシビアに考えなくていいでしょ!と思ってましたが、意外なところでシマノのドラグの評価が上がった感じです。
自分自身が対応できるようになれば、ぶっちゃけ全てダイワに入れ替えを検討してしまうくらい、魅力溢れるリールでした!
せめて、10釣行くらいみっちり使い込んで判断していきたいと思います。
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