シーズナルパターンノウハウ工学科

冬のバス釣り攻略法を知らないのは危険!週末の努力がすべて水の泡…

冬のバス釣りで最大の落とし穴は――ベイトフィッシュを見誤ることです。

水温が下がるこの季節、バスは無駄なエネルギーを使わず、限られた餌に依存して生き残ります。

つまり「どのベイトが残っているか」を知らずにルアーを投げても、ほぼ空振りに終わるのです。

しかも冬は、夏や秋のように豊富なベイトが存在しません。消えるベイトもいれば、深場に落ちて群れで固まるベイトもいる。

バスはそのわずかな餌に強烈にリンクし、居場所も捕食タイミングもすべてベイト次第で決まります。

ここで正しいパターンを理解できなければ、あなたの週末釣行は「寒さに耐えるだけの修行」で終わるでしょう。

逆に、冬特有のベイトフィッシュを読み解ければ、短い時合いを逃さず価値ある一匹に辿り着けます。

この記事では、冬に残るベイトの種類と動きを徹底解説します。

そして最後には、さらに深掘りした別記事 「冬のマッチザベイト」 へと繋がります。

そこまで読まなければ、冬バス攻略の本質を見失う危険があります。

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冬のバス釣り攻略とアングラーの覚悟

冬のバス釣りは、他の季節とはまったく異なる「特別な戦い」です。

水温が低下するとバスの代謝は著しく落ち、動きが鈍くなるだけでなく、そもそも栄養補給の必要性が減少します。つまり、バスは「食べる理由」がほとんどなくなるのです。

この状況下では、アングラーが期待できる捕食のタイミングは一日の中で極僅か。

数時間の釣行でその瞬間が訪れるかどうかは運次第であり、訪れたとしても一瞬で終わることもあります。

 

だからこそ、冬のバス釣りは「釣れる時間は極端に短い」という前提を受け入れる覚悟が必要です。

夏や秋のようにアグレッシブにルアーを動かしても反応は得られにくく、むしろスローな誘いや緩急メリハリをつけた釣りが有効で、非常に観察力が重要になります。

水温の変化、風の向き、日射の強弱など、わずかな環境の変化を見逃さずに「今が時合いだ」と判断できるかどうかが勝負の分かれ目です。

つまり冬のバス釣りは、単なる技術勝負ではなく「心構えの釣り」。

  1. 釣れない時間を受け入れる忍耐
  2. 一瞬のチャンスを逃さない集中力
  3. 環境変化を読み取る観察力

この三つを持ち合わせたアングラーだけが、寒さの中で価値ある一匹に出会えるのです。

冬のバスは、アングラーを試す存在とも思えます。

冬バスの居場所

冬のバス釣りで最大の課題は「バスがどこにいるのか」を見極めることです。

低水温期のバスは無駄なエネルギーを使わず、居心地の良い環境に留まる傾向があります。つまり、夏や秋のように広範囲を回遊することは少なく、限られた条件の場所に集中しているのです。

そのため、アングラーは「水温」「酸素」「移動のしやすさ」といった要素を軸に、冬バスが好むスポットを探し出す必要があります。居場所を正しく理解できれば、短い時合いを逃さずに攻略する確率が格段に高まります。

水温が上がりやすい場所

冬のバスは基本的に水温が安定しているディープに定位しますが、日射や流れによって水温がわずかに上昇するエリアに差してくることがあります。

日射の影響

南向きに口を開けたワンドは午後に水温が上がりやすく、バスが一時的にシャローへ差す可能性があります。

流れの影響

川筋やインレットから流れ込む水が暖かい場合、周辺の水温が上がりやすく、バスが集まりやすい。

移動の容易さ

ディープから近いシャローやブレイクラインは、バスが短時間で移動できるため好まれる。

水温の変化が少ない場所

冬は急激な水温変化を嫌うため、安定した環境を選びます。

岩盤・ハードボトム

熱を保持しやすく、周囲より水温が安定する。

ディープフラット

深場の平坦なエリアは水温変化が少なく、バスが群れで定位しやすい。

ブレイクの下

急深の地形変化の下側は水温が安定しやすく、冬の定番スポット。

酸素が供給される場所

低水温期は水温変化がない場所が好まれますが、そのような場所は水が動かないため水中の酸素量が減少しやすく、水温が安定しつつ酸素供給のあるエリアはバスにとって居心地が良い環境になります。

流れ込み(インレット)

新鮮な水が供給されるため酸素量が多く、冬でも生命感が残る。

インレットのド真ん中ではなく、インレットの流れが弱まる場所にある水深変化などが狙い目。

風の当たる岬やオープンウォーター

風による水の攪拌で酸素が供給されやすい。

ただし、ザブザブ波風が当たっているとバスも避難して移動してしまうので、避難できるカバーがあったりすると狙い目。

水草周辺

枯れ始めた水草は酸素消費があるが、残存するグリーンの水草は酸素供給源となり得る。

冬の実践的な狙い方

午前中はディープ中心がオススメ!

最低水温をマークする早朝から、水温が上がり始めるまではバスもボトムにベッタリしている可能性があるので、水温が安定している深場をじっくり攻める。

午後はシャロー差しをチェックしてワンチャン狙い!

日射で水温が上がるタイミングにバスが動く可能性がある。

流れ込みは常に要チェック!

冬でも生命感が残りやすく、ベイトも集まりやすい。

ポイント

冬のバス釣り大革命

冬場主攻略の基本ルアー

冬のバス釣りでは、居場所を見極めることと同じくらい重要なのが「ルアー選び」です。

低水温期のバスは動きが鈍く、捕食の必要性も低いため、夏や秋のように派手なアプローチでは反応を得にくくなります。そこで求められるのは、スローに見せる工夫やリアクションで口を使わせる戦略です。

冬に効果的なルアーは大きく分けて「メタル系」「フィネス系」「シャッドプラグ」の三種類。それぞれが異なる状況に強みを持ち、季節の進行や水温の変化に応じて使い分けることで、寒さの中でも価値ある一匹に近づけます。

メタル系ルアー

メタル系ルアーの特徴として冬の初頭に特に強く、冷え込みで動きが鈍ったバスに「リアクションバイト」を誘発できることが挙げられます。

メタル系ルアーの代表例はメタルバイブやメタルジグがあります。

使い方は基本的にショートキャストで狙いを絞って、リフト&フォールで縦方向の動きを演出し、ボトム付近で反射的に口を使わせることを狙います。

狙いどころは、ディープフラットやブレイクの下。

群れでボトムに定位するバスに効果的です。

メタルジグは不規則なフォールのため、リアクション効果が高い反面、水温低下が進むとバスがメタルジグに追いつけなくてミスバイトが多発するようになります。

そうなったらメタルバイブの出番です。

フィネス系リグ

冬の定番であり、低活性バスに「じっくり見せて食わせる」アプローチも、緩急メリハリの効いた「リアクションでパッと食わせる」アプローチも可能。

ヘビーダウンショット

深場のボトムを感じることができ、じっくり一点に留めて誘えるため、ディープ攻略に最適。

シンカーを重くすることでボトムを感じる感度が増し、何かにリグを引っ掛けて長時間バスに見せられる。

また、メタル系ルアーのようにリフト&フォールで使用することもできるため、トリプルフックやダブルフックがついたメタル系ルアーでは根掛かりしてしまう場所で、オフセットフックで組んだヘビーダウンショットを使ってあげると、メタル系ルアーのようにリアクションバイトを引出せる可能性が高まる。

ノーシンカー

ナチュラルなフォールで食わせ能力が高い。

シャロー差しや水温が上がったタイミングで有効。

バスが集結するディープにゆっくり落とし込んで、放置して喰わせることも可能。

時間がかかることがデメリットだけど、食わせる力が非常に強いので無視できないリグ。

スモラバ

小型シルエットでプレッシャーに強く、ボトムでのスローな誘いに効果的。

トレーラーを組み合わせて微妙な動きを演出するとさらに効果的。

ダウンショット同様に、何かに引っ掛けて誘い続けることもできる。

ラバーが岩の隙間に入り込まないようガードの役割を果たしてくれて根掛かりしにくく、バスの弱った吸い込む力でもフワッと吸い込まれてくれるので非常に頼れる冬のオススメルアーです。

シャッドプラグ

シャッドは水温が上昇してレンジを上げたバスに強いルアー。

ナチュラルな泳ぎで食わせ能力が高い。

スローリトリーブで自然な動きを演出。

サスペンドタイプを使えばレンジをキープしながらデッドスローに引っ張ってこれる。

午後の日射で水温が上がったシャローやブレイク上が狙いどころ。

必ずしもハイシーズンのようにプリプリ泳がせる必要はなく、バスのレンジに入れることが重要で、ジワッと横方向に移動させるだけで反応したりする。

ワームではフッキングしないような、体が硬直して口が開きにくくなってしまったバスも、トリプルフックが絡めとる様にしてくれるところがオススメポイント!

実践的なルアー選択の考え方

初冬(11月〜12月初旬)

メタル系でリアクション重視。

真冬(12月中旬〜2月)

フィネス系でスローに誘う。

冬の後半(12月・3月)

日射や水温上昇がある日はシャッドで食わせる。

冬のベイトフィッシュパターン

寒さの中でバスを探す鍵は、冬のベイトフィッシュを理解するということです。

つまり、冬のバス釣りで最も大切なのは「バスが何を食べているか」を把握すること。

水温低下によりベイトフィッシュの種類や行動は大きく変化し、バスの居場所や捕食タイミングに直結します。

ベイトを理解することが冬バス攻略の第一歩なのです。

冬特有のベイトフィッシュ

ワカサギや小型魚類

ディープに群れで定位し、バスもそれにリンクする。

小型ブルーギルや稚魚

シャローから姿を消し、堆積した落ち葉の下に隠れていたりする。

そういう稚ギルを狙っているバスはシャローを非常に意識している。

エビ類や底生生物

ハードボトムや岩盤周辺でジッとして生き残り、バスの貴重な餌となる。

ザリガニのような甲殻類系ベイトは、穴を掘って冬眠し、完全に姿を消す場合もある。

ハイシーズンとの違い

夏〜秋はベイトが非常に豊富で、バスにとって食べやすい状態の生物が狙ってばてられる。

そのため、エサを狙って広範囲を回遊するバスが多い。

冬はベイトが減り、ディープや生活環境が安定した環境にバスもエサとなる生物も集中。

バスはベイト群れに依存し、ベイトの群れを見つけることが釣果の鍵となる。

冬に消えるベイト

表層系ベイト(虫や小魚)は姿を消すため、そのようなトップウォーターのベイトフィッシュパターンの安定感は皆無です。

シャロー依存のベイトは水温低下や水生植物の減少で居場所を失い、冬眠等で姿を消してシャロー攻略は限定的となります。

水のクリアアップと共に生命感が薄れていくのが冬のベイトフィッシュの行動です。

冬のバス釣りは「ベイトフィッシュを探す釣り」と言っても過言ではありません。

ベイトがいる場所=バスがいる場所。冬特有のベイトパターンを理解することで、寒さの中でも確実に釣果へ近づけます。

さらに一歩踏み込んだ「冬のマッチザベイト攻略法」があります。

この別記事では↓↓↓

  • 冬に残るベイトごとの具体的なルアー選択
  • サイズ・カラー・アクションの最適化
  • 実際のフィールドでの応用例

を詳しく解説しています。

👉 詳しくは 冬のマッチザベイト記事 をご覧ください。

 

まとめ

冬のバス釣りは「ベイトフィッシュを探す釣り」と言い切れるほど、ベイトの存在がすべての鍵を握ります。

  • 水温低下で消えるベイトもあれば、ディープに群れで固まるベイトもいる。
  • バスはその限られた餌に強くリンクし、居場所も捕食タイミングもベイト次第で決まる。
  • だからこそ、冬は「どのベイトが残っているか」を理解し、それに合わせた戦略を組み立てることが必須です。

もしこの視点を持たずに冬バスに挑めば、ボク達アングラーは冬の寒さに震えるだけで一日が終了してしまう危険性があります。笑

逆に、ベイトパターンを正しく読み解けば、短い時合いを逃さず価値ある一匹に辿り着けるでしょう。

そして次のステップは――「冬のマッチザベイト」。

ここでは冬に残るベイトごとに、最適なルアー選択・サイズ・カラー・アクションを徹底解説します。冬バス攻略の本質を掴むためには、必ずチェックしておきたい内容です。

👉 続きは別記事 バスの生態とベイトの行動を利用したバス釣りの強化書 で詳しく解説しています。

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ボクの記事を最後まで読んで下さり本当にありがとうございます。

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よろしくお願いいたします。

ではではー

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  • この記事を書いた人

よう太郎

バス釣り大学 理事長

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