コンニチハ!バス釣り大学のYoU太郎です。
バス釣りをしていて『どこにバスがいるんだろ?』と、お悩みではありませんか?
実はブラックバスの探し方って、“季節の進行とバスの行動パターン”を知っていると、驚くほど簡単に居場所を特定することができます。
実際にボクも、季節の行動パターンからバスの居場所を逆算するようになって、確実に釣果が伸びるようになりました。
本記事では、季節の進行によって移り変わるブラックバスの行動パターンについて、4つのパターンをご紹介し、季節からの逆算でも居場所が特定できないような難しい状況でもバスを探し出すことができる特別な方法についても解説します。
本記事を読み終わると、あなたの行く釣り場で確実に“他の人より早く”バスの居場所を探し出すことができるようになります。
ぶっちゃけ季節ごとのパターンを覚えておくと、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです。
【記事の内容】
季節ごとにバスの釣り方が変わる
バスの年間行動パターンを知ることから、バス釣りは始まると考えてください。
そして、これらバスの行動は、季節によってある程度パターン化しているので、基本をサクッと覚えてしまいましょう。
基本を覚えても釣れない時があります。
そんな時は、『基本とのズレ』を紐解くことで、バスの居場所を探る精度が上がります。
逆に言うと、季節ごとの行動パターンを覚えておかないと、季節の行動にズレが生じたことに気付けないし、対応できないということになります。
そうすると釣れる魚の数が激減してしまうので注意です。
記事の後半では、“例外”についても触れているので、是非参考にしてください。
春夏秋冬のパターンを知る
バス釣りで季節ごとの行動パターンを利用してバスの居場所を探そうとしたときに、ボクは“冬”から考えると捉えやすいと考えております。
- 冬
- 春
- 夏
- 秋
この順番で行動パターンについて掘り下げていきます。
簡単に覚えられるので、サクッと読み進めてください。
冬
一年の中で最も水温が低い季節です。
この季節のバスは、基本的に越冬するような場所に集まります。
どんな場所かというと、バスだけでなく多くの生物が集まるような場所。
完全に水の流れが止まってしまっているような場所は、水温が上がりやすくて居心地がよさそうに思えますが、実は少し流れがあるけど水流が直接魚に影響を与えないような地形の変化みたいな場所の方がよかったりします。
“水温が安定している”というのがキーポイントで、居心地の良い場所を探せるかどうかが大切になります。
“基本的に”と書いたのは理由があり、中には体力のある大型のバスは冬の厳しい状況でもエサを食べにエサ場へ異動する“勇者”もいます。
特に大型のメスバスは、春の産卵に向けて卵をつくらないといけないため、冬でもチャンスがあれば積極的に食べるという考えです。
とはいえ、代謝の低い冬場では消化しきれずにお腹の中で腐ってしまい、病気になってしまうので、毎日バクバク食べているいうわけではなく、何かしらのキッカケで食に出かけます。
冬に居心地がいい場所は、多くの生物を集めます。
そこから1年の行動パターンが始まると考えると、スタートがわかりやすいと思うので“冬から”スタートだと考えております。
春
バレンタインデーを迎えるころになると、少しずつ日照時間も伸びて、バスも水中に春を感じ始めます。
その頃はまだまだ冬っぽい動きではありますが、少しずつ行動パターンが“産卵”に向けて変化してきます。
桜が咲くころになると水温も上がり始め、徐々に“プリスポーン”と呼ばれる『たくさん食べて体力をつける時期』になります。
そして、産卵できる水温になるとオスが産卵場所に産卵床をつくり、メスを呼び込みます。
この辺の時期は『ミッドスポーン』なんて呼ばれて少し釣りにくい時期になります。
産卵を終えて、産後の動けない状態を『ポストスポーン』と言い、こういったスポーニングの順番と、1匹のバスがどれくらいの日数で各スポーニング工程を過ごしていくのかを知らないと、この時期にバスを釣ることが難しいと思います。
ある程度動けるレベルまで回復すると、徐々にエサを食べ始めます。
この頃を『アフタースポーン』と呼んだりします。
これらの工程は、人によって呼び方が違いますが、バスの行動パターンに違いはありません。
ボクが4記事にまとめたので、全て読み込んだら『今年の産卵日』を予測することもできます。
水温の変化を読み解き、産卵日を予測することができれば、春を掌握したようなもんです。
掌握できれば、1年で最もデカバスに近づけるシーズンなので、ボコボコに釣れます。
夏
産卵シーズンを終え、水温が爆上がりする頃、水中にも夏が訪れます。
産卵はバスにとって1年のメインイベントと考えると、夏以降は『来年も産卵するために生き抜くぞ!』と思い始める季節。
水温が高まれば、バスもツラいので日影や流れの当たる涼しい場所を求めます。
子バスは元気に1日の中でたくさんエサを追いかけまわしてパクパク食べますが、デカいバスになるほどローライトの時間帯でエサを食べます。
それは、バスもバス以外の生物も代謝が上がり早く動けるため、暗くて視界の効きにくいタイミングで狩りの成功率を高める為です。
実際に、常に濁っているフィールドは、意外と日中にも食べてると感じてます。
まぁでも、この時期に朝マズメや夕マズメによく釣れるのはそういうことです。
秋
夏の高水温期を乗り越え、バスの敵水温に入るころ秋となります。
いろいろな水深へ動き回ることができるため、バスが探しにくい季節になります。
また、ある程度水深のある水域では、朝晩の冷え込みによって表水温が冷やされて表層の冷たくなった水が徐々に深い場所に循環する『ターンオーバー』が起こるようなフィールドもあります。
確かに『荒食い』というタイミングもありま、巻き物と呼ばれるルアーが活躍する場面もありますが、急激に変化する水温に適応できなければ、著しく活性が低下して巻物を追いきれない時もあります。
臨機応変に釣りができる人が、着実に釣果を伸ばせる難しい季節です。
そして、徐々に水温が下がり、冬を迎える…
そんな1年の行動パターンです。
季節を追っても釣れない時は?
上項では非常にザックリと季節ごとの行動パターンについて掘り下げました。
しかし、この行動パターンに沿って行動できない時もあります。
例えば、夏場に台風の前線などの影響で長雨が降ったりすると、水温変化が大きかったりします。
すると、そのタイミングだけはバスの活性が下がってしまい、バスが流れや日影を嫌ってしまう場合もあります。
このように、例外時に釣れない原因は『釣りに行くその日』にしか着目していないからです。
釣行日までの釣り場の天候などの影響によって、水中で起こっていることを予想して、バスの体に起こる異変に気付いてあげることが、バスの居場所を探し出して釣り方をアジャストさせるための重要な要素です。
そうやってシトシト長雨が続いた後の週末に、流れ込みに向かって2時間ペンシルベイトを投げ込んでいる人の横で、スモラバをディープに送り込み2桁程爆釣して見せたことがあります。
季節ごとの爆釣ルアー
それでは本記事を最後まで読んでくださり、季節毎に移り変わる基本の行動パターンを覚え、バスの生態と日々の変化を読み解く力を身に着けた人にだけ、各季節ごとに爆釣するルアーの代表をご紹介します。
何のルアーが釣れるのか?釣れるルアーの使い方は?そうやって、SNSやWebで“釣れるルアーを探す”ことは、バスの生態を知らないとほぼ無意味といっても過言ではありません。
そういうことを知っている人は、これらのご紹介するルアーを基本に、いろいろなルアーを使い分けて釣り方をアジャストすることが出来ると思いますので、参考にしてみてください。
同じルアーでも季節毎に使い方が変わりますので、バスの生態を読みながら使い分けてみてください。
冬
- シャッド
- メタルバイブ
- ダウンショット
- スモラバ
- ミドスト
春
- ラバージグ+大きいトレーラー
- ジグヘッドワッキー
- I字系ルアー
- ダウンショット
- スピナーベイト
- クランクベイト
- シャッド
- 羽根モノ
夏
- 羽根モノ
- ポッパー
- ノーシンカー
- ネコリグ
- スモラバ
- ペンシルベイト
- シンキングプロップ
- シャッド
- ラバージグ
- ダウンショット
- ミドスト
秋
- スピナーベイト
- シンキングプロップ
- バイブレーション
- ラバージグ
- クランクベイト
- スモラバ
- ダウンショット
- ノーシンカー
- シャッド
一年を通して使うルアー
どうでしょう?
1年を通して、使うルアーって幅広いし、種類に違いがないことがわかるかと思います。
そうなってくると、あなた自身がどのルアーをどうやって使うかが超重要になってくるんです。
そのためには、フィールドのことを知り、バスの生態を知っていなければなりません
あなたがいくらYouTubeでルアーの使い方について調べたり、メ〇ルカリで転売ヤーから破格の値段でルアーを購入しても、これらこのことを理解してないと、ぶっちゃけ無駄になっちゃいます。
まとめ
季節毎のバスの行動パターンについてまとめます。
ポイント
- 年間行動パターンを覚える
- サクッと覚えられる
- 例外もある
- 冬春夏秋の順番
- 日々の変化を追う
季節毎のオススメルアーを見て頂いて、ほとんどどの季節も同じだと思いませんでしたか?
どの季節でも釣れる可能性があるってことなんです。
そのためには、バスの生態に加えて“より精度の高い”ルアーの使い方を身に着けることがめちゃくちゃ重要。
逆に言うと、バスの生態を知らないのにルアーの使い方をいくら調べても、本来の力を発揮させるのは難しい。
でも、少しでもバスの生態を知っていれば、あなたの知っている知識が一気に開眼するはずです。
バスの生態を知る→ルアーの使い方を知る→現場で実践
この繰り返しが、あなたのバス釣りを激変させます!
大学研究室からのお知らせ…
最後まで読んで下さったバス釣りに対して意識の高いあなただけに、重要なお知らせがあります。
実は、当ブログ以外に“バス釣り大学の研究室”というサイトを運営しております。
バス釣り大学というブログでは、バス釣りのノウハウやタックルのインプレッションについて情報を無料公開しておりますが、バス釣り大学の研究室では当ブログでは書けないバス釣りの『核』となる部分を記事にしています。
『コッソリ読んで、誰にも教えたくないバス釣りの強化書』を目指して更新していますので、ぜひコチラもご一読いただけると幸甚です。
ではではー