コンニチハ!
バス釣り大学のYoU太郎です。
この記事を読んでくださっているという方は、おそらくWSS-ST64L+が気になっていたり、虫パターン用ロッドが欲しいと思ってたりすると思います。
ちょっと気になってるけど、実際に買うまで踏み切ることができるでしょうか?
しかしながら近年では、Lパワーくらいのソリッドティップを採用したライトリグへのバーサタイル性が高いロッドが定番化しており、WSS-ST64L+もスペック的には同等の性能を持ち合わせていると考えられます。
本記事では、ボクが実際に実釣において感じた使用感についてWSS-ST64L +のライトリグへの適性について徹底的にインプレッションし、他社のバーサタイルソリッドスピンとの比較についても触れて行きます。
記事を読み終えると、虫パターン専用ロッドの購入について迷っていたあなたが、WSS-ST64L+を手にするか否か結論を出すことができます。
どちらにせよ、“虫パターン”を制することができると、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです。
【記事の内容】
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WSS-ST64L+は絶対買いだ!
虫系ルアーやワームなんかは専用設計されているはずなので、虫パターンでは圧倒的なポテンシャルを発揮するのはボクがブログ記事にしなくてもみなさん周知の事実です。
レジットデザインさんのYouTubeで高梨洋平プロが実釣されてる動画がありますので、とりあえずそちらを見ていただけたら虫専用の拘りが一瞬で分かると思います。
虫専用なので、虫ルアーには使いやすいというのはすぐにわかると思いますので、本記事では『虫以外』での虫Kingロッドのポテンシャルについて詳細に書いていこうと思います。
ボクが使ってみて驚いたのが、スモラバやネコ・ワッキーを使った時の快適さと釣果です。
スモラバやネコが扱いやすいと言うことは、必然的にダウンショットやノーシンカーなどにも高次元な適応力があると言えます。
ボク達ブロガーがいくら『使いやすい』と記事にしたところで、実際に釣れてなかったらなんの説得力もありません。
しかしながら、虫パターン以外でも間違いなくそのポテンシャルを発揮し、確実な釣果も残しています。
確かにボクがバス釣りが鬼上手いかといったら微妙ですが、まぁまぁ釣れているのであながちボクのインプレッションには信憑性があるかと思います。
WSS-ST64L+と他社比較
購入当初、ボクはある悩みを抱えておりました。
本記事を執筆している2021年7月現在ですが、こういったロッドを実はかなり前から求めてました。
当時、レイドジャパンのグラディエーターアンチシリーズの中でフィクサーというオールラウンドフィネススピンのソリッドティップがラインナップされてるということを知り、早速ショップに触りに行きました。
また、購入に踏み切った現在に至るまで、数多くのバーサタイルソリッドスピンを実際に手に取って感触を確かめてきたので、WSS-ST64L +とどう違うのか?
レジットデザイン
- WSS-ST63ML
- WSS-ST65L
シマノ
- グロリアス263L-S
ダイワ
- スティーズファイアフラッシュ
- リベリオン64L /MLXS-ST
- ブレイゾンS64l-ST
レイドジャパン
- アンチGA-61ULS-ST
この他にもちょこちょこ触ったり、実際にお借りして使ってみたりしましたので、WSS-ST64L +との比較について掘り下げてお話しします。
WSS-ST63ML
ワイルドサイドのパワーフィネス竿です。
結構ティップにパワーがあり、カバー際でネコリグなどを使うことを前提にしている感じが持っただけでヒシヒシと伝わってきます。
カバー対策として非常に有効なロッドですが、ボクの求めていたロッドの用途としては少し強過ぎてしまうかなと思いました。
半パワー強いだけかと思いきや、触っただけでバット付近のムチムチな感じとティップの強さの違いを感じました。
WSS-ST65L
半パワー柔らかいST-65Lですが、ベリーセクションが長く取られていることから、ソリッドティップを感じさせない全体のしなやかさがあります。
遠くまで投げて、そこから大きなストロークで巻き合わせを決めるようなキャロロッドです。
ソリッドティップですが、かなり綺麗に曲がるのでシャッドなどのハードプラグやi 字系ルアーへの適性も高く、そういう広い意味でオールラウンドに使えるロッドです。
両者とも虫パターンをこなせるようになってます。
ティップ感は似ているんですがWSS-ST64L +は、もっとティップとベリーが別々に仕事をするようなテイストになっているので、かなり味付けは違うと感じております。
グロリアス263L-S
めちゃくちゃパリッとしている競技用ロッドって感じです。
パリッとした質感はWSS-ST64L +も負けてませんが、263L-Sのティップ感はWSS-ST64L+のそれよりももう少し繊細です。
超軽量高感度スピンって感じです。
WSS-ST64L+がオーバーハング周辺での虫パターンに特化させているとしたら、263L-Sは葦周辺まででのライトリグに特化しているように感じます。
両者を比較すると、263L-Sはほんの少し繊細な印象を受けるので、虫パターン+PEでのライトパワーフィネスのような使い方を想定していないようでしたらコチラのタイプが良いかと思います。
ファイアフラッシュ
持った瞬間にグロリアス263L-Sと同様に、めちゃくちゃ軽くてパリッとした質感を感じました。
強さ感としては、今回比較しているなかで最もWSS-ST64L+に近いと感じた一振りです。
曲がり方も、操作感も1番近いと思いますし、実は最後までファイアフラッシュとWSS-ST64L +で購入を悩んでいました。
ボク個人的にWSS-ST64L +を購入した決定打はPEラインへの適合です。
川のスモールやリザーバーでのボートフィッシングを想定した場合、ドリフトやオーバーハングへ攻め込む場面を考慮してWSS-ST64L +に決定した次第です。
ファイアフラッシュはどちらかというとフロロに特化してガイドセッティングを組んでるように感じたことと、何より値段が…
64L /MLXS-ST
リベリオンのこのモデルは最もWSS-ST64L +に近い番手だと思いましたが、実際に触ってみるとティップが僅かにソフトです。
どちらかというとグロリアス263L-Sに近しく、全体的にグロリアスよりダルイ印象を受けました。
ダルいといっても、ほんの僅かです。
ちょっと気になったのは、グロリアスやスティーズと持ち比べたときのティップのゴソゴソ感というか…
グロリアス263L-Sはティップまで1本のロッドという仕上がりで、本当に素晴らしいんですが、こっちはもう少し雑味の残る感じ。
どちらにせよ、持ち比べないとレベル。
しかしながら、値段を考えるとめちゃくちゃ良いロッドです!
S64l-ST
全体的にしなやかで、どちらかというとWSS-ST65Lに近いテイストです。
シャッドなどの巻物も投げやすく、扱いやすいと思います。
結構まろやかに曲がるので、ソリッドティップだけどオールラウンドでなんでも扱いたいって方にはコチラがコスパも高くてオススメです。
GA-61ULS-ST
個人的に最も購入したかった一振りで、ファイアフラッシュ共に最後まで候補にありました。
パワー表記はULなんですが、WSS-ST64L +と同等か、ほんの僅かに強いティップ感です。
恐らく抵抗の少ないワームなら5.5gくらいのウエイトでダウンショットを超快適に扱うことができると思います。
今でも“なぜコチラにしなかったのか?”と聞かれても答えられないくらい良きロッドです。
デメリットはココだけ!
ぶっちゃけロッドの性格をよく調べてから買えば、WSS-ST64L +にバスロッドとしてのデメリットらしいデメリットはないんですが、強いてあげるなら下記のことが言えます。
巻物への対応力は低い
これだけソフトなティップセクションとハードなバットを持ったロッドなので当然です。
虫プラグや表層放置プラグなんかは非常に相性がいいんですが、シャッドみたいに撒き続けるような釣りには少しティップがヘコヘコとモタれてしまいます。
また、シャッドシェイプワームをジグヘッドで使うようなミドストの釣りには、ロッド全体がパリッとしてティップもトロンとしているため、ちょっと苦手です。
ただし、スモラバやジグヘッドワッキーなどの非常にゆったりと水を絡ませながら行うスイミングなんかは相性バッチリです。
メリットは多岐にわたる!
このロッドの最大のメリットはハードルアーへの対応力については少し低いものの、ライトリグのようなワーミングの釣りへの適応力は最高クラスです。
写真のように、スピニングで使いたいライトリグをほぼ全て網羅してます。
WSS-ST64L+
- 1.3g前後のスモラバ
- 1.3g前後のネコリグ
- 1.3d前後のダウンショット
- 3インチ前後のノーシンカー
- 虫系ルアー全般
つまり、オカッパリでライトリグのために数本ロッドを用意することが困難な場合や、ボートフィッシングでもライトリグタックルの充実度を上げる最高の一振りだと言えます。
何より、極小ワームのノーシンカーリグが狙った場所にパシパシ落とせるので、サイトフィッシングでもはや最強なんじゃないかと思います。
クリアウォーターで釣りをする人なら、持っていて絶対損にならないし、もしかしたら持っていないこと自体“ハンデキャップを背負った状態”で釣りをしているのと同意なんじゃないかって思います。
WSS-ST64L+は日本の釣り場に必須!
デメリットの項で、巻物への適正が低いとお話ししました。
しかし、昨今のハイプレッシャー化が進む日本のフィールドで、巻物が通用する日って一年の中で一体何日あるか考えたことはありますか?
その中で、多くの釣り場でメインで使うべきは『ライトリグ』だと強く感じています。
巻物が通用するのは“大きな変化が起こった時”というのが一つの条件です。
- 雨による増水
- 濁りの発生
- 強風
- 急な天候変化
しかし、このような大きな変化の“時”を捉えることが、あなたは1年間に何日ありますか?
雨の中釣りに出かけるくらい熱量を持ってバス釣りと向き合ってますか?
急な天候変化みたいなタイミングを捉えると、スピナーベイトのような強い巻物の釣りが威力を発揮しますが、ダラダラと晴れて無風の状況は逆にライトリグじゃないと喰わせられないことの方が多い。
タフな時に巻物で喰わせる技術もありますが、タフな状況こそ圧倒的にライトリグが強い。
フィネスのポイント
- 晴れが続く。
- 雨が続く。
- 暑い日が続く。
- 寒い日が続く。
ザックリ言うと。こんな時にライトリグが威力を発揮します。
そう言う状況で、キャスト→誘い→ランディングまで全ての動作で“バスをキャッチするまでの効率”が極めて高いWSS-ST64L+を超絶オススメする理由なんです。
持ってない=ハンデキャップ
もはや、WSS-ST64L+を持っていないこと自体ハンディキャップを背負って釣りをしているといっても過言ではないと上項でもお話しました。
このようなロッドが流行るというのは、現在のハイプレッシャー化したフィールドで必要性が高いということを多くの釣り人も感じていることです。
- レイクスモールマウス
- リバーバスフィッシング
- クリアレイク+ウィード
- クリア+オカッパリ
- クリア+バス釣り全般
- クリア+ハイプレッシャー
上のような状況って、現在の日本では結構多いんじゃないでしょうか?
ライトリグもハードベイトもなんでも扱えるバーサタイルロッドはもはや原始時代のバーサタイルです。
現在は、こういった状況の中の“ド真ん中”でライトリグをバーサタイルに使っていくのが最先端なんじゃないかなと感じてます。
実際に使って体感したから言い切ります。
隣の原始人に圧倒的な釣果の差を見せつけるには、導入必至のロッドだと言えますネ(*'▽'*)
そういった“何でもできるバーサタイルな”ロッドも非常に便利ですが、ボクは少し尖ったバーサタイルのロッドの方がよく釣れるので、個人的な好みっていうのもあります。
1本での用途が多すぎる
大昔の“ソリッドティップ”って、極めて繊細でしなやかなティップを持ち合わせた超フィネスロッドでした。
それが、一昔前までは“ソリッドティップだけどなんでもできる”というバーサタイルフィネススピンが流行りましたが、現在は時代のニーズに合わせて、さらにブラッシュアップされた“ソリッドティップのライトリグバーサタイルスピン”というのがし主流になりつつあります。
注意
- ライトリグのバーサタイル性
- カバー周りで怯まないパワー
- PEラインへの適合
こういった様々な状況に切り込んでいけるWSS-ST64L+は、マジであなたのバス釣り感を一段上に引き上げてくれると思います。
売り切れ続出なので、ある時に買わないと次の生産まで待つ羽目になりますので、ネットでチャチャっと買っちゃうことをオススメします。
個人的にはAmazonなら送料なども合わせると結構安いと思うので、在庫状況を含めて要チェックをオススメします!
まとめ
WSS-ST64L+のインプレッションについてまとめます。
ポイント
- 虫専用はさすがに勿体無い
- ライトリグバーサタイル最高
- 巻物系はちょっと苦手
- 日本のバスフィッシングに必須
- もはや持っていないのはハンデ
- レジットは売り切れ続出
ぶっちゃけ、ワイルドサイドって3万円前後のい実売価格なので、お父さんのお小遣いでもギリ届く範囲だと思います。
大手メーカーのフラッグっシップモデルに近い感覚をこの値段で手に入れることができる数少ないメーカーなので、ボクはめちゃくちゃ気に入って使ってます。
虫専用ロッドという、一見ニッチなパターンのロッドですが、持ってみたら恐らくボクがこんなに推しているのがわかると思います。
1秒でも早く、読者であるあなたにも一度試してみて欲しいと思ったので、使い込み期間は短いですがインプレッション記事を作成させていただきました。
大学研究室からのお知らせ…
最後まで読んで下さったバス釣りに対して意識の高いあなただけに、重要なお知らせがあります。
実は、当ブログ以外に“バス釣り大学の研究室”というサイトを運営しております。
バス釣り大学というブログでは、バス釣りのノウハウやタックルのインプレッションについて情報を無料公開しておりますが、バス釣り大学の研究室では当ブログでは書けないバス釣りの『核』となる部分を記事にしています。
『コッソリ読んで、誰にも教えたくないバス釣りの強化書』を目指して更新していますので、ぜひコチラもご一読いただけると幸甚です。
ではではー