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【ベビーシャッド60SP】往年の名機が売れ続けるのは、ただただ釣れるからだった。【インプレ】

投稿日:2019年9月23日 更新日:

ベビーシャッドってよく「エサ」とか、「ボウズ逃れのルアー」とかって言われるけど、なんでそんなに釣れるの?
ベビーシャッドに限らず、現在の市場でロングセラーになるルアーって確実に『釣れるルアー』だと思っています。理由は釣れるから売れ続けるってこと。今回はベビーシャッドがなぜ釣れ続けるのか?長年使い続けて見えたその【理由】をボクなりに解説します。

コンニチハ!

バス釣り大学のYoU太郎です。

ベビーシャッドってバス釣りをやっていて知らない人はいないくらい有名なシャッドですよね?

ボクはシャッド縛りで1年間釣りをしたときに真っ先に使い込んだシャッドがベビーシャッド60SPでした。

もし知らないって方がいらっしゃるとしたら、最近バス釣りを始めた若い子かな~なんて思っちゃってます…

そんな若手バス釣りビギナーに簡単に説明すると、ベビーシャッドとは、1994年に当時ラッキークラフトで働いていた加藤誠司プロが手掛けたシャッドプラグのことです。

加藤誠司プロっていうと、今では超メジャーな大手釣り具メーカーになった『株式会社ジャッカル』の代表取締役会長を務めています。1999年の創設以来、加藤プロはジャッカルの会長でありながらルアー開発の最前線に立ち、自信もトーナメントに参加し、日本のトップを走り続けている存在です。

ルアー開発では言うまでもなく、何作もの大ヒットルアーを手掛けており、ものづくりの現場でこれほど熱く見習うべき存在な人間はなかなかいません。

そんな加藤プロがジャッカル創設前に手掛け、今でも売れ続けてるベビーシャッドシリーズ。

ポイント

今回は、超ロングセラーのベビーシャッドシリーズの中でも最も使いやすい『ベビーシャッド60SP』がなぜ市場に残り続け、売れ続けているのか?長い間探求してきたので、その成果とともに解説したいと思います。

かなり使い込んで、たくさんのバスを釣っているので信憑性アリ!だと思います。

シャッドの引き出しが増えると、バス釣りの難易度が下がるのでぶっちゃけおすすめです

それでは、スタートです!

ベビーシャッドの内部構造

まずは、このベビーシャッド60SPが釣れる理由から解説していきます。

ポイント

ずばり、このベビーシャッドが釣れる理由には内部構造にあります。

世の中では、ルアーの内部構造はなるべくシンプルに、重心移動のレールですら『悪』みたいなうたい文句でルアーをPRしているメーカーもありますが、それに関してYoU太郎的には少し疑問があります。

確かにカバーの中とかでの近距離戦において、短い移動距離でバスにルアーの位置を捉えさせて正確に口を使わせるような使い方をするときは固定重心にしてルアーのアクションレスポンスを上げることが効果的です。

巻き出しのハンドルを回し始めたその一瞬でリップで水を掴み、アクションをはじめられるような高レスポンスが必要場合、ルアーの内部にレールみたいな重量を上げ、かつ重心を分散させる要素があると少しもたついたアクションになるので、内部構造が物理的に邪魔をして少し不利になります。

でもシャッドって基本的にはオープンエリアで使いますから、そこまでレスポンスにこだわる必要はないと感じています。

と、言うか、シャッドの細身な形状事態でそこそこ水流を受け流してくれる形状をしています。

なので、そもそもシャッドはハイレスポンスに仕上がりますので、そこまで神経質にならなくても人間側の技量次第でそこそこ何とかなってしまうと考えています。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、なぜベビーシャッドが釣れる内部構造なのかは、スケスケのベビーシャッドをみながら解説していきましょう。

ポイント

まず、ヘッド部の目のシールが付いた少し下にウエイトルームがあります。ボクはこれをベビーシャッドのメインウエイトととらえています。

次に、フロントフックの付け根から背中にかけて斜め後方に伸びる板で仕切られたウエイトルームがあり、そこに小さな金属ウエイトが自由に動くように配置されています。このウエイトをサブウエイトと呼んでいます。

そして一番後ろは小さなガラス玉が入ったラトルルームになっていて、結構高い音質のチャラチャラ音を奏でるような内部構造になってます。

これによってどんな効果があるのか?

結論から言います…

ポイント

ベビーシャッドはタダ巻き中、アクションの視点が複雑に変化し、ほんの少しフラ付きます。

ボクの感覚的には、低速域でほんの少しだけ左右にフラ付き始めるように感じてます。

そして、サブウエイトによる重心の変化で、タダ巻き中、アクションの視点が複雑に目まぐるしく入れ替わります。

この効果によってバスはベビーシャッドを見切ることが出来ず、思わずパクッといっちゃうわけです。

逃げ惑う小魚もバスから真っすぐ逃げたりせず、右へ左へフェイントを入れるように逃げ回るところを見たことがある方は少なくないんじゃないでしょうか?

この動きが、追尾してきたバスに最終的なスイッチを入れて、飛びつかせるキッカケを作っていると感じてます。

どのシャッドよりも優れている

YoU太郎のシャッドを使う上での基本は、バスに追尾させて口を使わせるような運用をしているんですが、このギミックは他のどのシャッドよりも優れていると感じているし、シャッドのど真ん中的な使い方で一番爆発力をもたらしてくれていると感じています。

昨今のシャッドは『巻きシャッド』というテクニック、すなわち、タダ巻きして釣れるような設計になっているとメーカーがPRしていますが、1990年代にすでに確立されていたってわけです。

現に、YoU太郎の溺愛するパブロシャッドやレベルシャッドも高速域で結構左右にフラ付くような動きを見せます。

でも、これらのシャッドもベビーシャッドほど低速域でフラ付きを起こしてはいないと思います。

そもそも、ベビーシャッドもほんの少し左右に振れるだけたまし、アクションの視点変化もほんの僅かなことなので、よーーーく観察しないとわからない程度です。

注意ポイント

しかも、バッチバチにトゥルーチューンが決まって初めて効力を発揮するようなシビアな設計です。

でも、釣り始める前にちゃんとトルゥーチューンしたくなるくらい釣れますよマジで!

タダ巻きとはいっても、本当にタダ巻いているだけでは『タダ巻き』は不完全です。

タダ巻き中、アングラーが何を感じているのか?という『タダ巻き』を語った記事もご一読ください。

タダ巻きは決してオートマチックな釣りじゃないですよ。

設計はやっぱり古い…

古いシャッドなので、やっぱり設計は古いって言わざるを得ないと思います。

低速域でフラ付き始めるので高速巻きシャッドみたいな使い方では泳ぎが壊れて狙ったコースをトレースできずに少し使いにくいかなと思います。

なにせ、サブウエイトで意図的にバランスを崩すようになっているので、高速域でボトムにヒットさせると大きく跳ね上がってしまいます。

タダ巻きで使うときは狙っている水深に対してボトムに強く当たりすぎないように、ロッドの上げ下げやラインの太さでしっかり潜行深度を調整してあげなければならないってことです。

とはいってもそこまで深く入るシャッドではないし、オカッパリからでも使いやすいと思います。

巻きシャッドで使いにくいと書きましたが、あくまでも『高速』巻きシャッドでは使い方に工夫が必要ってレベルで、その辺のコツさえつかんでしまえば基本的にはタダ巻きで釣れる超優秀なシャッドであることは間違いありません。

ベビーシャッドのダートアクション

ベビーシャッドの恐ろしく有能なところは、厳寒期に強いってことです。

厳密に言うと厳寒期の少し手前の時期。

それは、トゥイッチしたときの動きによるものです。

例えば、トゥイッチしたときのダート性能がピカイチなのはエバーグリーンのスーパースレッジとウルトラスレッジ。

それに比べてベビーシャッドのダートは水を掴みながら急ブレーキがかかるように斜め前に飛ぶような少しダルいダートをします。

ハイシーズンでのダートアクションが効くタイミングであればスレッジシリーズの方が釣れると感じていますが、左右へのダートのキレが良すぎるので最低水温間近になると少しバスが追いきれなくなるというか…

ポイント

ボクは普段かなり水の透明度が高いところで釣りをしているんですが、厳寒期にフラフラってシャッドを追尾してきたバスに対して、左右に飛ぶようなダートをさせるとバスが諦めてしまうことがあるというか…

バスの活性が低いときはスレッジシリーズのようなキレキレのダートではなく、斜め前にブルブルブルッてダートして急停止させるくらいがちょうどいいんですよね。

そんな時に活躍するのがベビーシャッド60SPです。

あ、同じモデルで50SPもあるんですが、これも斜め前にキレキレのダートをするので、もう少しあったかくなって早春を迎えた時期くらいがちょうどいいかなと思います。

ボクの釣果的に感じているのは、60SPは50SPが効く時期の少し前で力を発揮すると感じてます。

カラーラインナップは異常!笑

日本で販売されているモデルもものすごいカラーラインナップがありますが、USモデルも含めると、もはやどれがいいのやら…

YoU太郎流のカラーの選び方の基準は、普段通っているフィールドの背景に馴染むようなカラーを基準にして、そこから濁った時用と、クリアアップした時用の3タイプくらい持っているとどんなときでも対応できるし、迷わずカラーローテーションできるかと思います。

メモ

好きなカラーが見つかったら、そのカラーを基準にカラーをそろえていけばOKなんですが、なかなかこれだけカラーラインナップがあると実店舗で同じものを見つけるのは至難の業なので、 ネットで買ってしまったらいいかと思います。

クリアウォーターならライムチャートみたいに水の色に馴染むカラー。

普段から濁っているなら濁りの色の合わせつつ、存在感を出すために金黒系のフラッシングカラー。

このあたりが基準のカラーにおすすめです。

まとめ

ベビーシャッドの凄いところをまとめます。

  1. 内部構造
  2. 遅い側のスピードで美味しい動きが出せる
  3. 釣れるギミック満載
  4. シャッドが良いタイミングで一番強い!

以上です。

結局ゆっくりタダ巻きしてるだけで釣れてしまうので、今まで深く考えたことがなかったのですが、使い込むことで実はかなり深い釣れる要素が絡み合っていると感じました。

昔のルアーですが、今でも生き残っているのにはワケがあるってことですね!

ラッキークラフト

まだ使ったことがないって人は、正直それだけでバス釣りの難易度を自らあげているって思っちゃいます!笑

古いから釣れないわけじゃないのでぜひ使ってみてください!

また、ベビーシャッドだけでなく、様々なシャッドプラグを使う上で本質的なシャッドの根幹を別記事にまとめました。

さらに深いシャッドの扉を開け、別次元の釣果を叩き出すための情報ですので、気になる方はぜひご一読ください(*´ω`*)

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この記事を読んで下さった方のステキなバス釣りライフの一助になれたら幸いです。

ではではー

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  • この記事を書いた人

YoU太郎

バス釣り大学 理事長

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