シーズナルパターンノウハウ工学科

【バス釣り攻略】秋が釣れない理由とおすすめルアー3選+失敗回避法

秋になるとバスが全然釣れない…
秋になると釣れる場所が変わる…?
秋のビッグフィッシュパターンを探したい!
そんな悩みを抱えている週末アングラーは多いはずです。

秋が進行していくフィールドのブラックバスは、夏のようにカバーに固まらず、冬のようにディープに落ち着くわけでもないんです。

そのため、秋バスは広範囲に散り、回遊しながらベイトを追うため、居場所が掴みにくいのです。

だからこそ、秋バス攻略の第一歩は “探す”こと にあります。

本記事では、バス釣り大学教授の視点から 「探す」「巻く」「落とす」 を軸に、秋バスに強いルアー選びと失敗パターンの回避法を徹底解説します。

さらに、現代バス釣りで必須となった マッチ・ザ・ベイト の重要性にも触れます。

秋バスに苦戦しているあなたが、次の週末に確実な成果を出すための実践的攻略法をお届けします。

秋バスの攻略法を極めると、前シーズンのバス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです!

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秋バスは“探す”が基本

秋のバス釣りで最も多い悩みが「バスの居場所が分からない」というものです。

夏場のようにカバーに固まらず、冬のようにディープに落ち着くわけでもない。

秋は水温が安定しているため、バスはシャローからミドルレンジまで広範囲に散り、回遊しながらベイトを追い続けます。

だからこそ、秋バス攻略の第一歩は “探す”こと にあります。

探すための基本戦略は下記の通り。

  • 広範囲をテンポよくチェック
  • ベイトフィッシュの存在を確認
  • レンジを意識する

まずはこれら3つの攻略方法について掘り下げます。

広範囲をテンポよくチェック

シャッドやスピナーベイトなどの巻き物ルアーを使い、短時間で広いエリアを探ることが重要です。

週末アングラーは時間が限られるため、効率的なサーチが必須になります。

ベイトフィッシュの存在を確認

秋のブラックバスは非常にベイトへ依存します。

小魚の群れが見える場所=バスがいる可能性が高いとも言えるので、水面の波紋や鳥の動きヒントに場所を選ぶことになります。

レンジを意識する

初秋はシャロー、中秋はミドルレンジ、晩秋はディープ寄りへ移動していきます。

季節の進行度に合わせて狙うレンジを変えることが重要です。

秋のバス釣りに強いルアーの条件

秋バスに強いルアーの性能について結論から申し上げます。

  • 根掛かりしない
  • 巻ける
  • 落とせる

上記の要素を複数持ったルアーが秋のバス釣りで無双できるルアーです。

秋はバスが広範囲に散り、ベイトを追いながら回遊する季節。

効率的に探り、食わせるためには「根掛かりしにくく、巻いて探れて、落として食わせられる」ルアーが最適です。

秋バス攻略は“探す”と“食わせる”の両立が鍵となります。

根掛かりしないルアーでストレスなく素早く攻め込み、巻き物で広範囲を探り、フィールドの地形状況次第では落とすルアーでボトム方向に追わせて食わせる。

この3つを意識すれば、週末しか釣りに行けないサラリーマンでも秋のバスを確実に仕留められます。

秋に強いオススメのルアー3選

秋バス攻略はフィールドの地形条件やバスの状況に合わせて探し、的確に喰わせることがキーポイントです。

それを踏まえて、秋にオススメのルアーを3つご紹介します。

  1. スピナーベイト
  2. フットボールジグ
  3. リアクションダウンショット

この3つを使い分ければ、限られた時間の中でも秋バスを確実に仕留められます。

本項では、これらのルアーの強みと出しどころについてまとめていきます。

スピナーベイト

スピナーベイトの強みは、ウッドカバーやベジテーション系のカバーに対して根掛かりしにくく、広範囲を効率的に探れるところです。

ブレードのフラッシングによるアピール力で、広範囲に散っているバスに対してルアーの存在を知らせることができます。

使いどころとして、風が吹いている岬周りや濁りのあるシャローがあげられます。

ベイトが回遊しているタイミングで投入すると爆発力があるのでオススメです。

注意点として、岩系のボトムに対して隙間に挟まるような根係をしやすいことと、クリアアップしているとルアーのアピール力が強すぎて、バスがビビッて食べないという事が起こるので注意です。

フットボールジグ

フットボールジグの強みとして、ボトムの感知能力が高く、素早く沈下するところです。

急激に水深が深くなるような場所や、垂直護岸などでは高速フォールでバスに興味を持たせ、ボトムへ追い込むように誘うことができるし、フラットボトムではボトムバンプで食リアクションバイトを誘えます。

使いどころは、初秋のシャローで足元に高速フォールさせ、浅いレンジにいるバスに対して見切らせないようにバイトを狙ったり、晩秋のディープレンジやハードボトムをズル引きしたりできます。

垂直に潜行するクランクベイトのように使ったり、ベイトが落ち着く場所でじっくり攻めるのに最適。

また、3.5~4インチのシャッドテールワームを付けることで、巻きモノのように使うこともできます。

秋の進行度が深まるほど効果を発揮する “落として食わせる”戦略に欠かせないルアーです。

ただし、根掛かりしやすいので注意。

リアクションダウンショット

リアクションダウンショット(RDS)の強みは、ライトリグの食わせ力に加え、シェイクやリフト&フォールでリアクション効果を出せるところです。

使用するワームによって、プレッシャーが高い週末でも強いところも使いやすいポイント。

使いどころは、ベイトが散っているミドルレンジや、スレたバスが反応しにくい状況です。

秋は水温がバスの適水温に突入し、代謝が上がって脳ミソの回転も速くなるので目も良く効くし、ルアーを簡単に見切ってきます。

そんなタフコンディションで最後の切り札になるのがRDS。

RDSは、 “食わせ”と“リアクション”を両立できる万能リグで週末のプレッシャー下でも釣果を引き寄せます。

メタルバイブを使いたいけど根掛かりしてしまうような場所でも、オフセットフックを用いることで攻めやすくなるのもオススメポイント!

秋バスでやってはいけない失敗パターン

ボクの失敗経験から、あなたも「あるある!」と共感てもらいしつつ改善点を学べるよう、失敗例と対策を整理します。

  1. 夏と同じ攻め方を続けてしまう
  2. ベイトを無視してポイント選びをする
  3. ルアーを絞りすぎてしまう
  4. 週末のプレッシャーを軽視する

これらの失敗パターンについて、それぞれ掘下げながら対策について詳細をまとめていきます。

一つ目の失敗パターン

真夏のようにカバーに固執し、シャローの一点だけを攻め続けてしまうと、散った秋のバスを見失います。

なぜダメかというと、秋はバスの適水温まで水温が下がっていくシーズンです。

夏は涼しい場所を求めて条件の良い場所にバスの密度が集中していたのに対して、秋は水温低下の影響でバスが広範囲に散ることができ、回遊しながらベイトを追うため、居場所が固定されなくなります。

改善策として、巻き物ルアーで広く探り、季節の進行度に合わせてレンジを変える等があります。

二つ目の失敗パターン

バスの姿だけを探し、ベイトフィッシュの存在を確認しないと、ドツボにハマります。

ベイトフィッシュも意識しないとなぜダメかというと、秋は「ベイト=バスの居場所」となることが非常に多いからです。

自身の過ごしやすい環境が整っている場所に固執する必要がなくなるので、フィールドのどこへでもバスが行動範囲を広げることができる状況なので、バスも積極的にエサを追い求める傾向があります。

そんな時にベイトがいない場所で粘っても釣果は伸びないと言い切れます。

改善策として、水面の波紋や鳥の動きを観察し、ベイトが集まるエリアで釣りをすることを優先したほうが得策だと思います。

三つ目の失敗パターン

「秋は巻きモノだ!」とか、「全然釣れないから普段通りにセンコー2インチ沈めとこ…」みたいにワームだけ、スピナーベイトだけ、と一種類のルアーに固執すると痛い目を見ます。

なぜダメかと言うと、秋は状況変化が激しく、ルアーの使い分けが釣果を左右する。

水温が日々変化していく秋は、バスの代謝も日々変化していきます。

昨日はフットボールの14gをフォールさせるだけでよく釣れたけど、今日は全く釣れない…といった状況って、秋はよくあるんですよね。

改善策として、「探す→巻く→落とす」のローテーションを意識し、複数のルアーを準備すると安定して釣果を伸ばせると思います。

四つ目の失敗パターン

人が多い土日に同じエリアで粘り続けると釣果は伸びません。

なぜダメかと言うと、夏に比べて人間も過ごしやすい秋は釣り人も釣りに出かけます。

バスは学習能力が高いのでスレやすく、同じルアーや同じアプローチではルアーに興味を示さなくなります。

改善策としてリアクション系リグやライトリグを投入し、プレッシャー下でも食わせられる工夫をすると、他の釣り人に釣り勝つことができます!

まとめ

かつてのボクもそうだったように、「秋バスで釣れない」と感じる人の多くは、季節の変化・ベイトの存在・ルアーローテーション・週末のプレッシャーを軽視しているのかもしれません。

これらの失敗パターンを避けるだけで、釣果は大きく変わります。

実は現代のバス釣りにおいて、マッチ・ザ・ベイトを正しく理解しないのはリスクでしかありません。

秋バス攻略の基本は「探す・巻く・落とす」でした。

しかし、現代のバス釣りはそれだけでは不十分です。

特に秋のバスはベイトフィッシュに強く依存し、ルアーがベイトに合っていなければ 全く釣果が伸びない時代に突入しています。

ルアーを見慣れた令和のバスはルアーのサイズ・カラー・アクションをベイトに合わせられないと、バスは簡単にルアーを見切ってきます。

釣り人によるプレッシャーが高い週末では、マッチ・ザ・ベイトができないことは致命的な失敗につながってしまいます。

「釣れない秋」を抜け出すためには、ベイトを正しく理解し、ルアーを合わせる技術が不可欠と言い切れます。

つまり、真実のマッチ・ザ・ベイトを知らないまま釣りを続けることは、リスクそのものです。

このリスクを避けるために、別記事 「バスの生態とベイトの行動を利用したバス釣りの強化書」 を読むことオススメします!

ここで学べば、あなたの秋バス攻略は確実に進化します。

いや…バス釣りそのものが激変するはずです。

週末しか釣りに行けないサラリーマンこそ、真実のマッチ・ザ・ベイト戦略を徹底しましょう。

大学研究室からのお知らせ…

ボクの記事を最後まで読んで下さり本当にありがとうございます。

最後まで読んで下さったバス釣りに対して意識の高いあなただけに、重要なお知らせがあります。

実は、当ブログ以外に“バス釣り大学の研究室”というサイトを運営しております。

バス釣り大学というブログでは、バス釣りのノウハウやタックルのインプレッションについて情報を無料公開しておりますが、バス釣り大学の研究室では当ブログでは書けないバス釣りの『核』となる部分を記事にしています。

『コッソリ読んで、誰にも教えたくないバス釣りの強化書』を目指して更新していますので、ぜひコチラもご一読いただけると幸甚です。

よろしくお願いいたします。

ではではー

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  • この記事を書いた人

YoU太郎

バス釣り大学 理事長

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