コンニチハ!
バス釣り大学のYoU太郎です。
「お前のロッド、超安モンじゃん!笑」と、SNSでマントを取られてショボーンとしてませんか?
今回は、高価なタックルと安価なタックルで、釣果にどういった影響を及ぼすのか検証してみました。
実際に検証することで、めちゃくちゃ面白い結果が得られたのでブログ記事に報告書として残します。
この記事では、7,500円のタックルを使った釣り歴約15年のボクと、7.5万円のタックルを使った初心者のMiZ太郎さんの、どちらが多くの川スモールをキャッチできるのか検証します。
記事を読み終えると、今後はタックルの価格を他人と比較して悩むことはなくなるし、高価なタックルが釣り人にどういった影響を与えるのかを知ることができます。
ぶっちゃけどんなタックルでも釣れるようになると、バス釣りの難易度が少し下がるのでオススメです!
【記事の内容】
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【技術or価格】どっちが大事?
実際に、バスが釣れる要素って腕の差なのか、タックルが良いと釣りやすいことってあるのか…って気になりません?
そこで、ボクはタックルの価格が釣果にどういった影響を及ぼすのか、しっかり検証してきました。
経験値や技術がモノを言う趣味なのか?それとも、極端な話バスの釣果をお金で買うことができるのか?
その真相に迫ります。
高級タックル持ってると何が起こる?
よく、SNSでみかけるのが「他人のタックルをバカにする人」です。
おそらく、そこそこバス釣り経験した人が、ちょっと良いタックルをそろえたタイミングで、バス釣り初心者の方が持ているエントリータックルを見てマウントを取りたいんでしょう…
そんなんされたら初心者さんは嫌な気持ちになっちゃいますよね。
ボクは、マウントを取られた初心者さんを救済したい一心で、この企画を友人のMiZさんと実行しました。
みなさんも、数千円のスピニングタックルと、ステライグジストといった世界最高級クラスのリールやロッドが釣果に影響を及ぼすのか見たくないですか?
安心してください。ちゃんと検証しましたヨ!
タックルセッティングとルール
それでは簡単に使用したタックルと、検証ルールについてまとめます。
ある程度条件を同じにして、タックルの性能差が釣果に影響を及ぼすのかシッカリ検証していきたいと思います。
検証した状況ですが、ボクたちは朝イチから釣りをしてて、検証開始時点で2人合計50尾程度は釣ってました。
そんな中、日中の12時〜12時半の30分間を検証時間とします。
それぞれ使用したタックルの内訳について、ご紹介していきます。
YoU太郎タックル
総額7,500円程度のタックルです。
- ロッド:約2,000円6.0ft ML(メーカー不明)
- リール:約5,500円(ダイワ)
- ライン:Bass X 5lb(フロロ)
MiZさんが普段使っているタックルを借りて検証です…
これをボクが使ってチャレンジします。
MiZ太郎タックル
総額7.5万円程度のタックルです。
- ロッド:GA-61SUL-ST(RADE JAPAN)
- リール:16バンキッシュC2500SHG(シマノ)
- ライン:スーパーライトPE0.3号(TORAY)
- リーダー:Vハード4lb(サンライン)
ボクがいつも使っているタックルをMiZさんに貸して検証です。
前項で「ステラが…」と書いておきながら、ボクはそのような超ラグジュアリーなリールを持ってません。
ボクの手持ちで一番高価なリールをMiZさんに貸すためのタックルに組み込みました。
ルールと条件
50m程度のストレッチを使い、川スモールの釣りで検証します。
30分で2流しして、その合計釣果数をカウントしていきます。
二人ともどのポイントで釣れるかと、釣れる可能性が高い釣り方は朝イチからこの場所でやってるので熟知してます。
初心者のNiZさんととボクとでは、バスを探して喰わせる技術の差がでてしまうので、二人して釣り方が煮詰まった状態で検証を開始します。
また、使用するルアーも1種類に固定し、同じセッティングのものを使用しました。
- リグ:ノーシンカー
- ワーム:ワイルドゴビー(ノイケ)
- フック:ホビット#4
それではどんな検証結果だったのか?次の項にまとめていきます。
検証結果発表
検証時の様子とともに、どのような検証結果が得られたのかご報告いたします。
まず、一つのストレッチを二人で流します。
ボクがジャンケンに勝ってしまったため、ボクが先行して流し、MiZさんが後を追う形で流してきます。
二流し目はMiZさんが先行して流し、ボクが追って流すという検証方法を取りました。
結果
- YoU:3尾
- MiZ:1尾
おそらく1時間やったらもう少し開きが出てたと思います。
実際に、ボクたちがタックルを持ち替えて検証した際、それぞれのタックルに感じたインプレッションと、なぜボクの方が釣果が伸びたのかについて、ボクなりの考があるのでまとめます。
特に、「伸びた理由」に関しては、多くのバス釣り初心者さんが“雑”にやってしまっていることだと思うので、参考にしていただけると幸甚に存じます。
YoU太郎インプレッション
普段自分が使っているタックルと今回使った7,500円タックルを比較すると、操作感がかなり違った。
基本的に7,500円タックルは、パラボリックに曲がることに加えて、グリップに力が込めやすくて軽いウエイトでも投げやすい。
でも、ティップがあまり仕事をしてくれないから、リグが水中でどういう姿勢なのか?とか、ボトムの小石に引掛けてハングオフさせるような細かい誘いをかけることが非常に難しい…
フロロlbクラスのラインの重量を操作して、リグを動かすような繊細なことができないから、どこで喰ってくるかわからない。
全体的にしなやかなテーパーと素材、ガイドセッティングなので感度的なものは低いと言わざるを得ない。
30分使っただけでも、重たすぎて腱鞘炎になりそうでした。
だから、喰ったかどうかラインの動きで見るしかなかった…
MiZ太郎インプレッション
リールのハンドルにガタがない。
あと、超小さいノーシンカーの飛距離がエグイ。
釣果に差が出た理由
一番重要なボクの釣果が僅かに伸びた理由について、二流し目にMiZさんの後ろを釣ってて気になったことをまとめます。
- 歩き方
- キャスト位置
- 着水音
- 流すスピード
まず、MiZさんの歩き方はザバザバ不用意に水しぶきを上げて歩いて行ってしまうので、おそらく魚が警戒してしまっていたと思います。
また、キャスト位置を見てると、あと少し対岸に近いところに落とせたら喰ってただろうな…というのが度々あった。
1mに満たない着水位置の差で、この釣果がわかれていると思います。
さらに、フェザリング(サミング的なやつ)によってペチョンとやさしく着水させられるボクと比較すると、水面にズボッと突き刺さるように着水させてしまうことが多いMiZさんのキャスト。
特にシャローでは、こういった着水音のコントロールが釣果を左右します。
最後に、流すスピードが圧倒的に遅いなと感じました。
あくまでルアーフィッシングだから、同じ場所に何回も投入してしまうと、バスは散ってしまうことが多い。
エサ釣は何度も同じ場所にエサを落として、それで魚を集めたりするようですが、それとは考え方が違うんです。
だから広くいろんな場所に投げる方が効率良く釣れる。
そうやて釣れる確信が持てる場所を探して、粘るべき場所で粘る選択ができると圧倒的に釣果が伸びるってことです。
こういった技術的な面で、釣果に差が付いたのかなと思いながら検証しておりました。
原因はタックル!
おそらくMiZさんが今回使った7.5万円タックルを自分で購入して、使い込んでいたら結果がだいぶ違ってたと思います。
ボクもいろいろなタックルを使ってきましたが、特にロッドは高価になればなるほど使いやすいわけじゃないんですよね。
今回MiZさんが使ったタックルは、ソリッドティップでかなり穂先が曲がるタイプで、バットがカチッと強い。
感度が良い分無駄に動かしてしまったり、慣れないラインシステムでキャストコントロールもイマイチだったと思います。
使い込んで使い慣れないと、使いこなすのにコツが必要なのが高価なロッドだと思います。
また、特にスピニングリールの場合は、値段の差で性能が大きく変わる要素って少ないし、バス釣りであればリール自体の剛性もそこまで求められません。
ボクは高価になったらドラグ性能が上がり、軽くなるくらいだと思ってます。
もちろん高価なスピニングリールの方がライントラブルは減りますが、ステラもたまにライントラブル起こしますよね…笑
そう思うとバスよりもっと引きの強い大物を狙っているのでなければ、交通事故的に釣れたときのために備えるためのドラグ性能(保険)になってしまうと思いませんか?
扱い方次第である程度なんとかなっちゃうってのがボクの考えです。
逆に、扱えないのなら高価なタックルは足枷になってしまう可能性があるから、マジで注意が必要ってのが結論です。
MiZさんはズル引きとか、タダ巻きとか、そういった基本動作はボクより上手にできるんですよ。
だからこそ、今のMiZさんの釣を後ろで見てて、もう少し好みに合ったタックルを手に入れたら釣果が爆伸びすると思いました!!
まとめ
タックルの価格がバスの釣果に影響を及ぼすのか検証した結果をまとめます。
ポイント
- 安価なタックルでもカウントが稼げた
- 金で釣果は買えない
- 道具を扱えないなら無駄
- 扱えるなら釣果爆伸び
結局は、バスを探す能力があることが大前提で、ルアーに命を宿す道具を使いこなす技術が大切なのかなと。
キャスティングができない釣り未経験者がステラ持ってても意味ないし…
船舶免許持ってない人が、ランクルでバスボート牽引してても「バスプロのマネージャーの人ですか?」って感じじゃないですか。
つまり、たいして釣れてない人が、他人のタックルにマウントを取ってるのを見ると「あ、ヘタクソなのに釣り具だけ立派な人だ」と思われる危険性があるという事です。
マウントをとったつもりが、実はカゲでクスクス笑われないように気を付けたいものです。
次回は「バスアングラーがハイエンドタックルを求める理由」にフォーカスを当てて検証していきます。
へばまずー
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ではではー